ペコズキッチン(洋食、カフェ/伊勢佐木町)
*横浜発祥、歴史と共に歩み続ける旧不二家 伊勢佐木町店
1910(明治43)年、洋菓子店として横浜元町で創業した不二家。
伊勢佐木町の店舗はその12年後に出店された2号店です。
明治、大正、昭和、平成と、移る時代の中で変わらずに愛され続ける老舗ブランド。
横浜の歴史を見守り続けた伊勢佐木町の松坂屋が閉館する10/26、最後の訪問を前に此方でひと休み。
PEKO's Kichenなんて名前になっていて驚いた!
ずいぶんとご無沙汰だったからなぁ。
イマドキのお子様はどうなのかわかりませんが、私が幼少の頃の「食の思い出」は不二家なしには語れません。
初ホールケーキ(もちろん苺生クリーム)、初チョコレート、初パフェ、初コカコーラ、初レストランで外食…。
いわば物心ついてから口にしたものの半分は「不二家で初めて」だったのではないかと思います。
こちらがオリジナル
創業当時(大正時代)のままの復刻版「ストロベリーパフェ」。
昭和に時代が移り、私が初めて食べた時のいちごパフェもたしかにこのスタイルでした。
ブログネタ的には此方をオーダーして「あの頃の思い出が蘇る」とかやった方がオイシイのでしょうが、最近のお気に入りヴァージョンはやっぱり「ミルキーソフトストロベリーパフェ」!
生クリーム、バニラアイスの代わりにミルキー味のソフトクリームをたっぷり使用して作るいちごのパフェなのだ
(お値段はオリジナルと同じ660円)
マジで「ペロリと」いけてしまいます。
ミルキー大好きだ~!
発明した人(初代社長-林右衛門さま)は
ネ申
この年になっても、このパフェのためだけに不二家を訪れてしまうことが年に数回はある―と告白しておこう。
個人的なツボは、
バ ナ ナ も 入 っ て い る この一言に尽きる!
パフェ、お誕生日ケーキのイメージは、完全に初体験だった此方のもので刷り込まれ、年を取ってもっと美味しいものを知ってからもなお、決して忘れることが出来ない「ルーツ」として定着しています。
人間初めて食べたものの味って特別なのね。
ちなみに、戦後日本に上陸したとされる「コカコーラ」、不二家のメニューには創業当時から載っていたそうです。
ペコちゃんグッズの販売も
この後、松坂屋のお好み食堂で夕飯を食べる予定にもかかわらず、パフェなんか食べてしまった私(汗)。
順番逆にすりゃよかった…
■PEKO's Kichen 横浜センター店
□11:00-22:00
□無休
□横浜市中区伊勢佐木町1-6-2
□045-251-2105