ナンシー・Chang!のおいし~生活

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光会でいただいたワイン/100328

2010-06-26 14:51:43 | お酒のお話


*3/28の光会@エリゼ光でいただいたワイン(とポン酒)をご紹介

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丸藤葡萄酒工業株式会社
創業120周年記念 ルバイヤート(四行詩)


初代社長、大村治作氏が自宅の庭に小さな葡萄酒醸造場を開設したのが1890(明治23)年5月のこと。以来120年、個性ある日本のワイン造りにチャレンジし続けています。「ルバイヤート」120周年を記念して特別に醸造されたこの白ワインは、2008年に収穫された優良な甲州ぶどうのみをを使用、タンク醗酵の後、樽で6ヶ月熟成させ、厚みと温かみのある辛口のワインに仕上げられています。
上品な樽の香りとフレッシュな果実味がマッチし、口に含むと柔らかな酸味がいっぱいに広がります。スッキリとした飲み口ながら十分な複雑味も感じられ、甲州ぶどう本来の香りや味わいを堪能できる1本。お魚メインのフレンチにはピッタリです。

産地:山梨県/日本
生産者:丸藤葡萄酒工業株式会社
品種:甲州100%

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天青 千峰 朝しぼり 純米吟醸

「新鮮な海の幸には日本酒が一番!」ということで、久々の天青が登場。
3/11(木)に搾りたての無濾過生原酒(純米吟醸)であります。酒米の王様「山田錦」を50%まで磨き上げ、80年前の丹沢山系伏流水で丁寧に仕込んだ純米吟醸で、1年に1回の限定出荷酒。プチプチとした微発泡感、開封してからの味の変化が楽しめます。

産地:茅ヶ崎(神奈川県)
蔵元:熊澤酒造株式会社
酒類:純米吟醸 無濾過生原酒
原料米:山田錦

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Domaine Troterau Vieilles Vignes QUINCY
ドメーヌ トロテロー ヴィエイユ ヴィーニュ カンシー

なんと貴腐寸前の状態になった樹齢50~100年のソーヴィニヨン・ブランで造られています!
ロワール地方「カンシー」はサンセールの西のはずれ。ワインを扱うプロでも咄嗟にはどこにあるのか思い出せないというマイナー産地ですが、14世紀頃からシトー派の修道院がこの地でワイン造りを始め、 1936年にはフランス2番目のAOC資格を取得した歴史あるアペラシオンでもあります。そのカンシーNo.1の造り手、トロテローが手掛けるこのワイン、糖度の高い葡萄を使いながらもキリッと辛口に仕上げられています。しかも生産は「製造条件が揃った年のみ」というこだわりの銘酒です。
色は淡いレモンイエロー。蜜がたっぷりの林檎や、砂糖を焦がしたような甘く香ばしい香りの中に、ハーブ系のすっきりドライなニュアンスが感じられ、口に含むと凝縮した果実味が一気に溢れ出します。酸と糖度の絶妙のバランスには驚愕するばかり。石灰質土壌の特性を反映させてかミネラル感もたっぷり、噛めそうなほどふくよかでしっかりしたテイストに、ソーヴィニヨン・ブランのイメージが覆りました! あまり冷やさず、ゆっくりと味わいの変化を楽しみたいワインです。

産地:カンシー(ロワール)/フランス
生産者:ドメーヌ トロテロー
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

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Domaine de la Poullete
Bourgogone Rouge La Corvee au Pretre

ドメーヌ ド ラ ブレット ブルゴーニュ ルージュ
ラ コルヴェ オー プレートル

あのロマネ・コンティで有名な「ヴォーヌ・ロマネ村」の葡萄だけで造られる、気高きACブルゴーニュ。耳馴染みのないドメーヌですが、ラ・ブレットの歴史はおよそ300年にも及び、ルイ15世時代に畑を所有している記録が残るほどの老舗で、代々官僚や受勲者の妻たちによって受け継がれてきました。
色は透明感のある鮮やかなチェリー・レッド。淡い色調とは対照的な、ギュッと果実味が凝縮された濃厚な味わいと、長く続く余韻が特徴的です。ピノ由来のタンニンがしっかりしているので、アタックはやや強めですが、酸は比較的柔らか。全体的なバランスが素晴らしく、さすがはヴォーヌ・ロマネの葡萄100%と唸らせる気品を感じさせます。ストロベリ、チェリー、フランボアーズなどの赤果実の甘酸っぱさに、ハーブやスパイスの要素が加わり、程よい酸味とミネラル感が全体を引き締めている感じ。グラスから立ち上る薔薇の花を思わせる上品なアロマにはうっとり。

産地:ブルゴーニュ/フランス
生産者:ドメーヌ ド ラ ブレット
品種:ピノ・ノワール100%

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今回の光会は、国産ワインあり、日本酒ありと、バラエティに富んだセレクトでした。
初めての試みでクイズも催され、天青の「千峰」を除く3つのワインの葡萄品種を当てるという趣向。
しかし意外なことに、20人近く集まったグルメな常連さんたちの中で、全問正解者は1人もいませんでした。
てか、全員が3番目に登場した白ワイン「QUINCY」に翻弄されてしまった様子。
私も「ソーヴィニヨン・ブラン」か「ヴィオニエ」かで大いに悩みました。“蜜林檎のような甘い香り”にコロリと騙されて後者を選んでしまったのですが。。ううむ、貴腐葡萄おそるべし。。。

正解者が1人もいなかったこと、第2候補が当たりだったことで、とりあえず私が賞品をGetしてしまいました(嬉)。

エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-681-1068
※↑のワインと一緒にいただいたお料理はこちら(↓)
エリゼ光/100328 前編 後編
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エリゼ光/100328 -後編-

2010-06-26 13:42:12 | 横浜・湘南のレストラン
   
前編より続く)

*いよいよメイン料理の登場です!

メイン
長井漁港産鮮魚の岩塩焼き。
お魚はアコウダイだったかな? 岩塩には桜の風味付けがしてありました。


左上:春キャベツのチップス、右上:手長エビのポアレ
群馬の高橋さんが収穫したアスパラガス添え。
下:ほんのり桜の香りが移ったプリプリの白身と秦野産の金柑ソース。
春を感じさせる一皿です。


カンシー      ラ・コルヴェ・オー・プレートル

メイン料理に合わせてセレクトされたトロテローの「カンシー」と、ディナーの余韻を楽しむように続けて供されたラ・ブレットの「ブルゴーニュ・ルージュ」。どちらも素晴らしいワインでした!
貴腐葡萄を使って辛口に仕上げたカンシー、ヴォーヌ・ロマネの葡萄だけで造られる気高きAC.ブルゴーニュ。
フランスワインの奥深さに圧倒されました。

デザート
問題:これはなんというデザートでしょう?

お待ちかね!のデザートは4種からチョイスします。
苺からオレンジへとシフトする季節柄、先シーズンから引き続き三浦半島「山田園」の苺をふんだんに使ったデザート2種の他、ゴールデンオレンジと清見オレンジの新メニューが登場していました。
まだ1人いちご祭りが終わっていない私は、当然ストロベリデザートを選びました。
(答え:山田さんが収穫した苺で作った シュークリームの冷たいグラタン仕立て 、天使に仕える苺の妖精を添えて)


天使

苺の妖精たち

相変わらずメルヘンちっくな盛り付けで楽しませてくれます。
それにしても、このデザートは明るい場所で見たかったですね~。
店内はかなり照明を落としているしお皿は黒、苺が濃い赤なので、暗い場所では写真がキレイに撮れません。。。
お皿にはお花の透かし模様が入っていてとても美しいのです。
シューはグラタン(カスタードクリーム)に埋もれています(笑)。
シュークリームの逆バージョンという発想が実に斬新です!
苺もゴロゴロ入っていて大満足!!
妖精さんたちは食べるのがチョトかわいそうでした。

あ、オレンジデザートからも一品。


青山さんが収穫したゴールデンオレンジのパピヨン仕立て、ベイクドチーズケーキと共に

隣りの席の男性のオーダーなのですが、「ぜひブログに載せてやって!」と撮影を許可して下さいました。
アーティスティックな演出に感動していた様子。
パピヨン、、、蝶々。ううむ。。そうでしょうねぇ。。。



食後酒をサービスしていただきました。金柑で作ったリモンチェロみたいな感じ?
コーヒーで〆て、宴は終了です。

このゴージャスなお料理が、バイ・ザ・グラスのワイン付きで7,000円ポッキリ!!
まったくなんとありがたいイベントなのでしょう。



宴が終わり、お店を出ると外人墓地越しにみなとみらいの夜景が美しく煌めいていました。
時刻は21:49。
スタートが17:30だから、4時間以上も楽しませていただいたことになるのね。
六川シェフをはじめスタッフの方々の「美味しい料理を食べていただきたい」という熱意には頭が下がります。



季節がちょうど桜の満開に重なったため、見尻坂の大木が見頃でした。
この後、JR石川町から京浜東北線に乗り横浜へ。
今思い出しても思わず顔がニヤけてしまうくらい「おいし~イベント」でありました。
いただいたお酒については「お酒のお話」のカテゴリーで別記事を作成します。

エリゼ光
□11:30~15:00(L.O 14:30)17:30~22:30(L.O 20:30)
□水曜定休
□横浜市中区山手246 カーネルコーナー2F
□045-621-4890
※前回の光会は こちら
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エリゼ光/100328 -前編-

2010-06-26 11:34:23 | 横浜・湘南のレストラン


3/28 Sun.
*2010年2度目の光会へ!

1月に続き、横浜山手のナチュラルフレンチ エリゼ光 が定期的に開催しているお食事イベント 光会 に行ってきました。
今回は1人での参加です。
普段着で肩ひじ張らずに「美味しい料理(とワイン)を楽しもう!という、ごくシンプルなコンセプトのもと、常連さんを中心に毎回20名ほどのグルメが集います。



お店の前に到着した時、まだ外人墓地の門が開いていました。



螺旋階段には薔薇の花が(造花ですが。。。)

毎回同様3ヶ月遅れの紹介となってしまいましたが、今回のテーマは「旬のお魚」。
春の三浦半島の新鮮な魚介類をメインに、エリゼならではのナチュラルフレンチと厳選されたワインとのコラボレーションを存分に楽しみました。
意外なところでは、3種類のワインの他に天青の「千峰」がラインアップ(純米吟醸の朝しぼり)していましたよ。
ご存知、茅ヶ崎が誇る湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」の銘酒です。
エリゼ×天青のコラボイベントはもう3年も前のことなのね。

すっかりお馴染みのゴージャスな店内w

赤薔薇の間

テーブルセッティング ルバイヤート 創業120周年記念ワイン
1杯目のワインは、日本が世界に誇る丸藤葡萄酒@山梨の「ルバイヤート」。今年で創業120周年を迎えることを記念して造られた特別な1本です。上品な樽香とフレッシュな果実味がマッチし、柔らかな酸味が心地良い辛口の白(国産品種「甲州」100%)。


アミューズ
A.高梨さん手作りの切干大根のスープ、B.蛤の磯焼き 生青海苔のソース(クリックすると中身をご覧いただけます)、C.近海モノのトコブシ
大根の甘さ、蛤のデカさ、鮑と言われても騙されそうなプリップリのトコブシ。いつもながら贅沢なアミューズです。



これは蜘蛛蟹! 長井漁港産です。
相模湾にはこんな蟹が棲息しているのですね。
この後温前菜として登場します。

パン
自家製のライ麦パンと「生きているバター」エシレ。

前菜
まるでデザートのような斬新な盛り付けで登場です。




上:3色ニンジンと長井漁港産シーフード、小田原の青山さんが収穫した「はるかオレンジ」のサラダと共に
下:高梨さんが収穫した3色ニンジンで作ったムース

温前菜
先ほどまで生きていた蜘蛛蟹さんがア・ラ・ヴァプールで大変身。
いかつい姿からは想像できないほど、身が甘くやさしいお味でビックリ!
秦野で収穫された山菜と共に、蟹味噌、フキノトウ2種類のソースでいただきました。


天青「千峰」          若布パン

2杯目はワインではなくポン酒が登場!
ここで「千峰」の朝しぼりがきました~。
3/11(木)に搾りたての無濾過生原酒(純米吟醸)であります。
やっぱり新鮮な海の幸には日本酒が合うんだね。
和食、フレンチ、イタリアン、料理のカテゴリーはもはや関係ありません。
しかし、若布を練り込んだパンにまで合うとは意外でビックリ!

予想通り、画像が多すぎて制限文字数を超えてしまいました。。。
メイン、デザートについては、すぐ後の記事「エリゼ光 -後編-」でご紹介します。
   
後編に続く)
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