まるやまてい(フランス料理/鎌倉)
閉店しました
3/26 Fri.
*祝・創業30周年
すでにこのブログにも繰り返し登場している鎌倉の老舗フレンチ
丸山亭 が、今年めでたく30周年を迎え、3/16~3/28の期間限定で30th特別メニューが提供されました。
税・サ込みで6,000円ポッキリ!
その上シャンパン1杯プレゼント!
さらにチーズ、ワインは特別価格で提供!
とくれば見逃すわけにいきません(爆)。
さっそく都内在住のグル友かおりんを誘い、いそいそと出かけてまいりました。
おトクなフェアだけに大人気で、即予約を入れたにもかかわらず、土日はすでに満員御礼。
3/26(金)を指定した私たちはギリギリセーフ!という人気ぶりでした。
Menu 30th Anniversaire
グラスシャンパン
予約時間は19時。
当日私は会社を定時で上がって直行。
かおりんとはお店(現地集合)で合流しました。
お祝いメニューにつき、シャンパンが「1杯サービス」という粋な計らい。
ありがたくいただきました
アミューズ・グール
ひと口のお楽しみ。
カナッペに乗っているのはスモークサーモン。
オープンサンドのように手でつまみます。
サワークリームのあしらい方もおシャレです。
いよいよディナースタート!
冷前菜
オードブル盛り合わせ
フォアグラと鴨の燻製のゼリー寄せ 2種類のムール貝のマリネ
こってり濃厚なフォアグラ、さっぱり風味のムール貝、対照的な味覚が一皿で楽しめる心憎い演出です。
グラスワイン
2種オードブルの絶妙のコンビネーションにシャンパンが進み、グラスはあっという間に空! 白ワインをグラスでいただくことに。
チョイスはオーナーの渡部さんにおまかせ(ブルゴーニュ産)。
パン
ガーリックバターを塗ってトーストしたバゲット。
香ばしい香りが食欲を刺激します。
当日は「とっておき」の古酒ワインも破格値(17,600円!)で提供され、私とかおりんは散々迷った挙句、ポティネ・アンポーの「ヴォルネイ・サントノ 1976」をオーダー。
ディナースタート前に抜栓し、メインのお肉料理の頃に程よく開くことを期待しつつ、白ワインをちびちびと楽しみました。
温前菜
シェフ特製 小エビを乗せたカニクリームコロッケは揚げたてアツアツ。
小エビはコロッケの中にいました。トマトソースが絶妙のマッチング。
魚料理
メバルの春野菜添え ブールブランソース
旬のメバルを酸味の効いたブールブランソースで。
タラの芽、ホワイトアスパラガス、菜の花、春野菜が彩りを添える季節感溢れる一皿。
お待ちかねの「ヴォルネイ・サントノ`76」がキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
ボトルに付いた澱を見て!
肉料理
ニュージーランド産鹿肉のロースト ブルーベリーソース
ブルーベリーソースでいただく鹿は初めて。
まろやかな酸味はこの日の古酒ワインともドンピシャ!
チーズ(1,800円)
ブルゴーニュの銘酒をより愉しむため、たっぷりと盛り合せていただきました。
全6種、バラエティに富んだチョイスが嬉しい
ドライフルーツはアプリコット。
最後に古酒の「澱」だけを飲みました(右のグラス)。
これがボルドーワインなら渋くてとても飲めないそうです。
デザート
テーマは「春」
薔薇のヨーグルトムース、木苺のゼリーのケーキ仕立て、桜のシャーベット添え。
コーヒー
食後酒(650円)
素晴らしいお料理、稀少なワイン、何かとありがたいサービスで存分に楽しませていただいて、支払いは1人約17,000円。
満員御礼も頷けるというものです。
40周年、50周年を目指し、ますますのご繁盛をお祈りします!
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いただいたお酒について
パニエ セレクション・ブリュット
1899年に設立されたパニエ社は、ランスの西「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」にあり、2階からなる地下30メートルの地下カーヴを所有しています。伝統的なシャンパンのアッサンブラージュ(ブレンド製法)と数々の近代的手法により、価値あるシャンパンを生み出し、毎年世界の大きなコンクールで受賞しています。
輝くような濃い黄金色、繊細に立ち上る気泡が華やかな席にぴったり。熟したパイナップルの甘酸っぱい香りの中に、ハーブのような爽やかさも感じられます。すっきりとした辛口ですが、ふくよかでコクがあり、余韻も十分に楽しめます。上品な酸味とたっぷりのミネラル感は日本料理とも合いそうです。産地:シャンパーニュ/フランス
生産者:パニエ社
品種:シャルドネ40%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ30%
■Domaine Potinet-Ampeau Volney-Santenots 1976
ドメーヌ ポティネ アンポー ヴォルネイ サントノ
ポティネ アンポーといえば、数多くの古酒をストックし、十分に熟成させたワインを飲み頃になった段階で出荷する希少な造り手です。1937年、第二次世界大戦中に15歳から当主を務め、引退まで 59ヴィンテージを造り続けたブルゴーニュきっての名伯楽ポティネ氏が、自社畑の古樹の葡萄から毎年少量ずつ丁寧に造った貴重なオールドワインのうちの1本です。
ヴォルネイ・サントノはムルソー地区で造られる人気一級畑の赤ワインで、「壜の中で極めて長く良さを持ち続ける」と言われています。開栓直後の色は古酒とは思えない明るいガーネット、34年の時を経て空気に触れた熟成のアロマが立ち上り、期待度は一気にUP。これが「枯れたピノ」の魅力なのか、芳醇で濃厚なオトナの香りです。
柔らかくまろやかな口当たり、タンニンが豊富で余韻も長く、若いワインのような勢いはないものの、想像に反してかなり野性的な味わいでした。産地:ムルソー(ブルゴーニュ)/フランス
生産者:ドメーヌ ポティネ・アンポー
品種:ピノ・ノワール100%
■MILLTON essencia chardoney
ミルトン エッセンシア シャルドネ
サービスでいただきました(2人で1杯)。
1984年に、ニュージーランドで初めて商業用オーガニック・ワイナリーとして認証された「ザ・ミルトン・ヴィンヤード」の貴腐ワイン。ソーテルヌのような濃厚さはありませんが、甘さがスッキリしているのでとても飲みやすい。
The Millton Vineyard
ザ・ミルトン・ヴィンヤード
ギズボーン(ニュージーランド)のジェームズ&アニー・ミルトンが1984年に設立したワイナリー。ドイツやフランスの有名なワイナリーを渡り歩いてワイン造りの基礎知識を学び、研究を重ね、現在20ヘクタールの土地で有機栽培の葡萄のみを使い、年間12,000ケースのワインを造り出しています。1993年にインターナショナル・オーガニック・ワインでトロフィーを受賞して以来、数々の賞を受賞しています。
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■丸山亭
□11:30~14:30(L.O) 17:00~20:30(L.O)
□月曜定休(祝日の場合は翌日)
□鎌倉市御成町14-1 □0467-24-2452
※前回の丸山亭は
こちら