電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

昨日は実によく働いたので

2024年10月19日 06時00分15秒 | 週末農業・定年農業
昨日は、午前中は晴天に恵まれ、午後は曇り空で暑くもなし寒くもなし、農作業日和でした。朝から実によく働きました。主な作業内容は;

  • ウコギや玉椿など隣家との境界となる生垣の剪定 電動ヘッジトリマーが大活躍。買ってよかった。

    無駄に広い田舎家なので、生垣も奥の方はまだ剪定が終わっていません。

  • 果樹園内に亡父が植えたツツジ、サツキなどの剪定

  • 剪定枝の焼却と焼却灰の肥料化
  • リンゴ「紅将軍」に防鳥ネットを張る

残念ながら里芋の試し堀りまではできませんでしたが、焼却灰に土をかぶせて一晩かけて徐々に消火し、ぬくもりがなくなった時点で灰と土を混ぜ、これを果樹の根元に散布します。堆肥など窒素分主体の有機肥料とは異なり、カリウム等の無機質を補充することができます。畑のものは畑に返すのが本当で、産業廃棄物として処理場等で焼却するのはエコとは言えません。



リンゴ「紅将軍」は、「ふじ」の早生種という位置づけで主として自家用に栽培していますが、今年はサクランボの収穫作業が終わった頃に、桃の摘果と一緒に実施していたためか、大玉が多くわりに出来が良いようです。これを鳥にねらわれてはかなわないと、早々に防鳥ネットで対策したものです。11月の収穫の頃は、どんなでき具合になっているでしょうか。



さて今日は? 午前中はまだ曇り空のようですが、午後からは雨模様となる予報です。摘果不足でならせ過ぎの柿の収穫も気になりますが、一度耕運機で耕して苦土石灰を入れている玉ネギ畑をもう一度耕耘し、タマネギ苗用のマルチを張って植え付けの準備をして、それから注文していたタマネギ苗を取りに行くほうが先でしょう。たぶん、それくらいで終わるかなあ。雨が降ったら骨休めに音楽三昧とすることにして、まずは午前中、しっかり働きましょう。

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ウコギ等の生垣の剪定にヘッジトリマーを購入

2024年10月17日 06時00分41秒 | 週末農業・定年農業
朝方に雨が降ったようで、畑には恵の雨だったと思われる日、猫砂を買いにホームセンターに出かけました。ついでに生垣の剪定に使うヘッジトリマー(hedge trimmer)、いわゆる剪定バリカンを見てきたところ、交流電源で使える良さそうな製品を見つけ、購入して来ました。京セラの HT-3521 という刈り幅 35cm のものです。10,700円。へぇ〜、京セラって、こんなジャンルの製品も作ってるんだ。



さっそく説明書を眺めます。ふむふむ、チェーンソーを扱うのとはまた違った注意点があるようで、これでウコギや玉椿などの生垣の剪定が少しは楽になるかな。延長ケーブルは亡父が揃えた電源ドラムがあるので、かなりの距離まで大丈夫ですし、母屋や作業小屋のあちこちに屋外コンセントがあるので電源の問題はほぼ心配ないはず。電池の製品だと取り回しは楽ですが、無駄に広い田舎家の長〜い生垣にはたぶん不向きだろうなあ。



今日はまずまずのお天気のようですので、里芋の試し掘りとあわせて、生垣の剪定を予定に入れておきましょう。

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「秘伝豆」を収穫する

2024年10月15日 06時00分46秒 | 週末農業・定年農業
亡父が休耕田を畑にして野菜を作っていた畑、管理できずに荒らしてしまっていましたが、数年前になんとか復活させて、里芋、ジャガイモ、サツマイモ、かぼちゃ、トウモロコシ、大豆などを作っています。元は2枚分の田んぼですので、かなりの広さがあり、とても全部の面積を使い切ることはできません。おおよそ四等分してそのうち三区画を使って作物を割り当て、毎年、植える作物を順に交代する形で連作障害を防ぎながら使っています。

今回は、「秘伝豆」を収穫しました。枝豆としては晩生種にあたるのでしょうか、味が濃くて香り高い品種です。3列植えたうちの1列をまず収穫して軽トラックで運びます。写真は収穫し終わった畝の様子です。



自宅の作業小屋の南側に収穫した束を降ろし、日当たりの良い軒先に腰を下ろして、妻が枝豆にする分をもいでいきます。面倒で根気のいる仕事ですが、これをやらないと食べられません(^o^)/



晴天に恵まれた翌日も、残りの2畝を引っこ抜き、軽トラックで運びました。少し離れた畑から自宅まで収穫物を運び込むのに、軽トラックは大活躍です。農作業の頼れる相棒という感じです。



収穫したうちの一束。豆から芽が出たときは柔らかな草ですが、収穫時期になると木化してだいぶ固くなります。よっこいしょと運ぶのに便利なように、5〜6本を一束にして運びます。




虫食いは捨て、粒の大きな出来の良いものだけを選び、枝豆の大好きな孫たちに送ります。残った分はたくさん茹でて食べるほか、ジップロックに入れて冷凍保存します。冷凍の「秘伝豆」は、緑が少なくなる冬場にパスタに入れるなど、たいへん重宝します。

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白菜に追肥と土寄せをしただけでくたびれる

2024年10月11日 06時00分03秒 | 週末農業・定年農業
先日、雨降りの合間を縫って、9月18日に苗を植えた白菜に追肥と土寄せを行いました。本当は2週間、14日くらいで与えるのが良いのでしょうが、ちょいとずれて18日目となりました。ずいぶん大きくなったのもあれば、虫食いでやられたものもあります。例年は70株も植えていましたが、今年は減らして半分にしましたので、作業量としてはだいぶ楽なはず。そのはずなのですが、畝の肩を少し崩して肥料を撒き、クワで土と肥料を混ぜてヨイショと土寄せをします。畝の数も長さも大したことはないのですが、やっぱりくたびれます。まだ間引いてもいない「おでん大根」の畝のほうは、くたびれたのでまた今度(^o^)/

ひどい風邪を引いて10日間も寝込んだせいで、かなり筋力が衰えているということなのでしょう。回復までには少々時間がかかりそうです。焦らず気長に体を動かすことといたします。

【追記】
それにつけても、救援に入った広島で入市被曝し、原爆症で何度も消化器系のガンを発症して計7回の手術を受け、そのたびに再起した亡父の生き方を思い出します。農作業を楽しみ、果樹園で作ったサクランボや桃、リンゴなど果物を親戚や友人知人に送って喜ばれるのが何よりの楽しみだったようで、今はよく理解できます。風邪ひきくらいでへこたれてはいられません(^o^)/

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リンゴ「紅つがる」を収穫する

2024年10月01日 06時00分28秒 | 週末農業・定年農業
今年も9月のリンゴ「紅つがる」の収穫時期となりました。風邪を引いて寝込んでしまい、実際の収穫開始はだいぶ遅くなってしまったようです。大玉の実はほぼ樹上完熟で、エステル様の香りが美味しそうです。小玉は熟するにはまだこれからのようで、出荷するわけでなし、おいおいに収穫していけばよいと腹をくくりました。



ご覧のとおり、光が当たるところは赤く色づいています。でも、葉っぱの影になって光があたらないところはぜんぜん赤くない。これは、紫外線を含む直射日光に対する反応ですので、要するに邪魔な葉っぱを取ってやれば赤くなるわけです。



で、葉摘みなどの手をかけないものだから、着色がまだらで「出荷できるレベルでない」。味は香り高く美味しいのですが、要するに見栄えが悪いのです。この原因は明らかで、



枝の混み過ぎ、剪定が下手(^o^)/

もっと枝をスカスカにして、葉っぱの隙間から光が入るようにして、さらに反射シートをしいてやればなお良い、ということなのでしょう。残念ながらわが家の労働力では、早春の時期にはサクランボの剪定に追われ、初夏の時期にはサクランボの収穫と出荷に大忙し、晩夏〜初秋の時期は桃の収穫と出荷に追われ、リンゴの世話まではとても手が回らないというのが正直なところです。

したがって、わが家ではリンゴは出荷せず、自家用と割り切っています。まあ、葉っぱが多いので光合成量は充分、糖度はかなり高いです。皮を剥いてしまえば味も香りも一級品と自画自賛(^o^)/ 収穫量が多すぎるところは今年も孫や親戚・友人のところへ送ってあげることにしましょう。

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少しずつ農作業に復帰〜白菜の苗を植え付ける

2024年09月20日 06時00分38秒 | 週末農業・定年農業
長引いた風邪で寝ていたせいでだいぶ筋力の衰えを感じるこの頃、少しずつ農作業に復帰するように努めています。まずは待ったなしの白菜苗の植え付けから。

実は風邪を引く前、9月1日に白菜を植え付ける予定の区画を耕耘し、苦土石灰を散布して準備していました。幸いに、まだ草ボウボウに荒れてはいませんでしたので、18日に再び耕運機で耕耘して植え付ける準備を済ませました。畝立てはまだですが、このくらいの作業だとなんとかこなせるようです。

白菜苗の方は、行きつけの農家の店ではもう売り切れていましたので、妻があちこち探し回って、早生種と中生種の苗を計40本ほど探してきてくれました。で、私がまたごろりと横になって休んでいる間に、妻が全部を植え付けてくれました。本当は畝間隔60〜70cmくらい、株間は40cmくらいでしょうが、なんだか畝間隔が狭いみたいだなあ。でも、やってもらって文句は言えません。ありがたい。



その晩、少しですが雨も降ったので、なんとか息づいてくれたようです。植え付けがだいぶ遅くなってしまったけれど、なんとか成長してうまく結球してくれるといいなあ。冬の間、白菜がふんだんに食べられないのは悲しい。タイミングを失して白菜を植えそこなった昨年の二の舞にならないように、今年はなんとかかんとかつじつまを合わせたといったところです。





ちなみに、今年あちこちで流行したらしい「ヤブ蚊対策オニヤンマ」ですが、帽子の頭につけても顔にプーンと寄ってくるし、結局は虫除けスプレーと蚊取り線香が一番と、早々に飾りになってしまいました。まあ、あまりヤブ蚊が身近でない都会ぐらしの人たちの、一種の都市伝説だったのだな(^o^)/

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晩生種の桃「青空むすめ」を初出荷する

2024年09月05日 06時00分09秒 | 週末農業・定年農業
三年前に植えた晩生種の桃「青空むすめ」が収穫期となりましたので、涼しい朝のうちにと収穫し、選果のうえ初出荷をしました。植えた2本とも無事に育ち、思い切った摘果も功を奏して、かなりの大玉が収穫できました。試食してみて、食味も良好です。12玉と13玉、16玉と18玉の計4箱を初出荷しましたが、「あかつき」のときもそうだったように、出荷量も数年でかなり増えることでしょう。同じ品種をたくさん植えると、労働力の負担が一時期にどっと集中して大変になるのですが、早生種、中生種、晩生種と少しずつ植えておくと、負担の分散が図れます。疲労の回復を図るという意味では、大事な品種構成です。




ところで、今年の桃の出荷が終わりましたので、総括をしてみました。出荷金額はまだ農協で精算が終わっていませんが、「あかつき」「川中島白桃」「美晴白桃」「青空むすめ」4つの品種の合計で、出荷量は目標値を超えました。うち大玉が50%、中玉が44%、小玉が6%でした。摘果はまずまずの結果だったようです。逆に、従事日数は昨年よりも4日減って、計18日となりました。これは、妻の協力のおかげです。全体的に、サクランボは散々なできでしたが、桃は良好な結果と言えそうです。あとは農協から精算伝票が届き、入金と照合する作業が残っています。

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苗木を植えて三年目、晩生種の桃「青空むすめ」を初収穫の予定

2024年09月03日 06時00分16秒 | 週末農業・定年農業
9月に入り、「川中島白桃」と「美晴白桃」の収穫と出荷も終了しました。少しの合間を見て、農作業は野菜畑の耕耘と白菜の植え付けの準備をしたところです。もう一つ、三年前に苗木を植えた晩生種の桃「青空むすめ」を試しにもいで食べてみました。うん、もう十分に食べられる。収穫適期は9月中旬とされている品種ですが、今年は例年よりも5日以上早く進んでいますので、9月上旬でも十分に収穫可能と判断してよさそうです。

というわけで、今日からお天気の模様を見ながら収穫と出荷を行う予定。といっても、3年目の若木が2本だけですので、収量もごく少なく、あっという間に終わりそうです。

そういえば、「青空むすめ」という品種名のゴム印をまだ用意していませんでしたので、昨日、農協に行ってみましたが、「あかつき」や「川中島白桃」などはあるのに新品種「青空むすめ」のゴム印は置いてない! すでに普及した品種のゴム印ばかり置いて期待の新品種のものが置いてないんじゃダメなんじゃないの(^o^)/ 仕方がないので「農家の店トマト」に行ったら、珍しい品種のゴム印までずらりと並んでいました。550円。このあたり、以前も同じようなことがありましたが、農協の実に大雑把な性格というか、経営指導の部門では新品種を推奨しているのに購買部門ではそこまで徹底されていない、そんな大企業的体質が現れているように感じます。

しかし、9月になっても桃が食べられるというのは驚きです。もうすぐリンゴの季節ですが、我が家の9月のリンゴ「紅つがる」にスムーズにバトンタッチできそうです。

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川中島白桃の収穫と出荷が進む

2024年08月24日 06時00分04秒 | 週末農業・定年農業
猛烈な暑さが続いていますが、幸いにここしばらく雨が降りませんでしたので、川中島白桃の収穫と出荷が順調に進んでいます。毎朝、まだ涼しい5時半頃に軽トラックで少し離れた園地に向かい、7時ころまで収穫します。目視で大玉から順に収穫していますが、そろそろ中玉に移行してきており、量的には一番多くなるところです。



自宅に戻り、シャワーで汗を流して朝食と休憩、その後は作業小屋で開け放した北窓からの自然な風を受けながら選果作業を行います。病虫害を受けた実は畑に捨ててきますが、ここでは擦り傷や着色不良など欠点のあるものをはじいていきます。そして大きさごとに箱詰めして出荷の準備を行い、軽トラックに積んで午前中に農協に出荷します。




一昨日は 100kg、昨日は 80kg と、品種名や等級等を押印するにも梱包するにも、何度も持ち上げたり降ろしたりする動作がつきもので、連日の作業に腰が痛くなります。

出荷箱数ですでに前年実績の半分は越しました。台風の影響は心配ですが、もう少し、ここが踏ん張りどころでしょう。幸いに今日は農協の集荷がお休み。良い骨休めになりそうです。



写真は、数日間追熟させて柔らかめの食べ頃になった川中島白桃を剥いて塩水をくぐらせ、氷を足してサイダーをかけたもの。さっぱりして実に美味しいです。

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川中島白桃の集荷が休みなので畑でジャガイモ掘り

2024年08月21日 06時00分43秒 | 週末農業・定年農業
昨日、火曜日は農協の集荷がお休みの日でしたので、川中島白桃の収穫もお休み。これはあらかじめ織り込み済みでしたので、朝仕事に荒らしている野菜畑に行き、一つずつ作業をしました。

  • 秘伝豆の周りの草取り とりあえず歩ける程度にはしておきたい。
  • ジャガイモの収穫 草刈りをして「男爵」を掘り上げ、日中は日に当てて乾かす。
  • ジャガイモの運搬 夕方に乾いた「男爵」をコンテナで自宅まで運び、作業小屋前に広げてさらに乾かす。

秘伝豆の収穫はまだですので、管理作業ができるように、周囲の草取りを済ませました。



ジャガイモの畝の周囲に繁茂した草を刈り、すっかり枯れたジャガイモの茎をたよりに「男爵」イモを掘り上げました。



今年は追肥も土寄せもできましたので、出来は良好です。




クワでスッパリと切ってしまったイモもありましたが、コンテナ1個分を乾かして運搬。次は「キタアカリ」です。今日は朝仕事で川中島白桃の収穫と出荷の予定ですので、掘り上げるのは夕方になりそうです。日中はリビングで涼しく昼寝をして、体力の回復を図ります。

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川中島白桃の収穫と出荷開始~色と味の関係

2024年08月20日 06時00分48秒 | 週末農業・定年農業
いよいよ川中島白桃の収穫と出荷が始まりました。例年は8月24~25日頃から収穫を始めていたのですが、今年は5~6日は早いです。特に、住宅地の中で気温がやや高い自宅裏の果樹園は生育が早く、少し離れたもう一つの園地の方は気温が低めのため生育が遅いという傾向があり、まず自宅裏の桃を収穫し、終わったらもう一つの園地に移動するというやり方をとっています。写真はそのもう一つの園地の方ですが、光がよく当たる東側で、しかも反射シートの効果もあって赤く色づき、着色が良好です。



では、味は糖度が高く美味しくなっているかというと、実は必ずしもそうとは限らないのです。味を決める要素の一つは糖度であり、これは光合成量によります。多くの葉の光合成が一つの実に集中するほど実は大きくなり、味は甘くなります。まだ緑色というのは論外ですが、ある程度色づいたものであれば、一般に大型の実は甘く、小玉はそれほどでもないというのが現実でしょう。



この写真は、おそらく12玉か13玉くらいの大玉ですが、このあたりだとまずは美味しくなってきています。



しかしながら、見た目は赤いのに小玉の桃はまだまだほんとの甘さになっていません。反射シートで人工的に紫外線等を反射させ、赤い色素の生合成を促しているだけで、まだまだ光合成量は中途半端です。22玉くらいの小玉の桃は、おそらく価格もこなれてくる8月下旬~末頃になると味が乗ってくるのではないかと思います。

そんなわけで、まずは大玉の桃から収穫を始めて順次出荷していき、最盛期には主力の15玉や16玉といったものを収穫し、しだいに20玉や22玉などの小玉へと移行していきます。このあたりの作戦は、できるだけ美味しい桃を出荷しつつ価格も維持したいという、桃農家としての経験によるものでしょうか。

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川中島白桃の収穫前防除と草ボウボウの畑から枝豆を収穫

2024年08月18日 06時00分52秒 | 週末農業・定年農業
昨日は、台風一過の晴天を見越して早朝から川中島白桃の収穫前防除を行いました。朝4時頃は小雨がぱらつくお天気でしたが、予想通りに5時ころには雨も上がって良いお天気になりました。今年はサクランボ同様に収穫適期が前倒しになっているようで、いつもは8月25日頃から始まる収穫適期がもう始まっているようです。使用するのはお茶や落葉果実に用いられている「オンリーワン」が主体。今回の散布で、8月下旬から9月上旬の収穫期を、灰星病等の発生なくなんとか乗り切りたいものです。9月中旬の晩生種の収穫期には、もう一度防除する必要があります。

朝4時半〜7時までかかって防除し、機器とタンクの洗浄と後片付けをした後、まだ暑さが堪えないうちにと、こんどは乗用草刈機で草刈りを実施しました。さすがに直射日光がじりじり照りつける8時過ぎには我慢できずに撤退しましたが、ほぼ目標の草刈りを終了できました。分譲地の工事をしている作業員の人たちも、いつの間に草刈りをしたのだろうとびっくりしていることでしょう(^o^)/



日中は涼しいリビングでシューマンやグリーグのピアノ協奏曲を聴きながらこっくりこっくり居眠りをし、のんびりと過ごしました。夕方からは荒らしてしまっている野菜畑に出かけて、枝豆「湯上がり娘」を全部収穫しました。トウモロコシも湯上がり娘の収穫も終わりましたので、当面はジャガイモの収穫を残すのみです。朝仕事で桃の収穫と選果・出荷をして、夕方からジャガイモの収穫をする心づもりです。なんだか桃の収穫期が早まったせいで、作業がみな同時期に集中してしまったみたいです。温暖化の迷惑野郎!と声を大にして言いたいところですが、あまり効き目はないでしょうなあ。むしろ、具体的にどう対応するかが大事。

【業務連絡】
我が家の「川中島白桃」をご希望の方は、サクランボのご注文の際のメールアドレス(@niftyのほう)に、送り先の郵便番号と住所、電話番号、送り主の郵便番号と住所、電話番号、数量(箱数) をお知らせください。16玉〜18玉、5kg、お値段は今年も2,000円(送料別)、クロネコ便です。発送は今月下旬となります。

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川中島白桃の樹の周りに反射シートを敷く

2024年08月11日 06時00分42秒 | 週末農業・定年農業
8月も中旬に入り、川中島今白桃の摘果もほぼ終わって、銀色の反射シートを敷いてみました。木漏れ日の照り返しを有効利用して赤く色づくようにするにはよい方法だとは思いつつ、実は今まで反射シートを敷いたことはありませんでした。過日、作業小屋の片付けをしていたら、亡父が使っていた反射シートが大量に保管されているのを発見、せっかくあるのだから使ってみようと試しに「あかつき」の樹の周りに敷いてみたら、けっこう効果があるようです。太陽光がよく当たる東~南側はともかく、日が当たりにくい北側や、混み合った枝の中のほうなどは光が届きにくい。そこへ木漏れ日を反射させて不足する太陽光を補ってやろうという発想のようです。



南側はすでに赤く色づいていますが、北側はこういうふうにまだまだ緑色です。反射シートの効果で、色づきが早まると予想されます。加えて、アルミ繊維の反射シートは遮光性が高く、草の伸びを抑制する効果も期待できそうです。



ついでに、ほったらかしのリンゴ「紅つがる」の摘果を行いました。「紅つがる」は9月中下旬に美味しく食べられる早生種のリンゴです。10月下旬~11月に収穫する「紅将軍」のほうは、サクランボの収穫前に摘果していたのですが、こちらは全く手つかずの状態でしたので、一部にならせすぎで枝折れが発声しています。思い切って実を落とし、すかすかにしました。




リンゴは、思い切って枝を切った樹のほうがよい実がついているみたい。おっかなびっくりではなく、思い切って剪定・整枝を行った方がよい結果が出ているようです。

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農作業のヤブ蚊対策

2024年08月10日 06時00分34秒 | 週末農業・定年農業
夏の農作業には、ヤブ蚊対策が必須です。水田に隣接する畑地は航空防除のせいかヤブ蚊は少なめですが、そうでない畑や果樹園ではヤブ蚊対策に頭をひねります。以前は、「お出かけカトリス」などを使っていましたが、最近はぶら下げるタイプの蚊取り線香を愛用しています。普通サイズの蚊取り線香に火をつけて使い、終わったら適当なところでポキっと折って残りの火が消えるのを待つというスタイルです。



最近、これに加わったのがオニヤンマの模型です。オニヤンマを恐れてヤブ蚊が逃げていくという触れ込みですが、実際にヤブ蚊の視力はどれほどのものなのかは不明ですし、姿が見えなければヤブ蚊が寄ってくるのだろうかと実は半信半疑です。効果の程はどうも怪しいと思いながら、実際に試してみようと思って購入してみました。帽子につけると枝に引っかかってなんだか邪魔っけですが、効果があるのかどうか実際に体験してみないとわからないと、しばらく実験台になって見る予定。まあ、流行のアクセサリーと思えばいいのかも。さて、実際の効果の程はどうか。

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毎日やることがあるという有難さ

2024年08月09日 06時00分16秒 | 週末農業・定年農業
夏、暑さを避けて朝晩の涼しい時間帯に畑に出ます。今の時期の農作業は、

  • ジャガイモ、カボチャの収穫 急がなければいけない
  • 里芋、秘伝豆等の草取り
  • りんご、プルーン、柿の摘果 枝折れ防止の意味でも早急に
  • 川中島白桃に防鳥ネット、反射シートを張る 収穫2週間前=8月10日頃か
  • 野菜畑の耕うんと白菜など秋野菜植え付けのための準備 8月15〜16日頃

などでしょうか。

以前、川中島白桃の収穫にかまけて白菜苗の植え付けを忘れてしまい、白菜の収穫ができなかったことがありました。あの年は、晩秋〜冬の野菜がなくて困ったものでした。今年は忘れずに準備しなければ。この時期、桃の集荷は火曜日と土曜日が休みになりますので、この日を野菜の作業日にするのが良いだろうと考えています。



完全リタイアしてフリーになると、しばらくは自由さを満喫できますが、半年もすれば退屈してきます。何か地域社会での役割でもあれば別ですが、何もないと本当にすることがありません。半日くらいは趣味に時間をつぶせますが、あと半日が長いです。ダラダラしていると体がなまってくるのが感じられます。

退職後、農作業が面白いです。お天気しだいで努力が水の泡になってしまったり、嫌になってしまうこともありますが、毎日何かしらやることがあるというのはほんとに有難いものです。

写真は2019年8月末のもので、白菜苗を植え付けたところです。

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