電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母の胃ガン、病理診断の結果が出る

2006年02月14日 20時16分28秒 | 健康
先に老父と同じ主治医に執刀してもらい、胃ガンの摘出手術を受けた老母、経過はたいへん順調で、もう全がゆを食べられるようになった。病院の中を、さかんに歩き回っているようだ。しかし、心配なのは転移の有無である。

病理診断の結果が出たということで、主治医の説明を受けてきた。結論から言うと、無罪放免である。診断は、胃癌の中でも低分化型印環細胞癌と呼ばれる種類のもので、肉眼で観察したときの印象と同様に、広がっていくたちの悪いタイプだという。しかし、発見が早く、病期はIA期にとどまったために、脈管浸潤、リンパ管浸潤ともになし、すこし腫れているということで心配したリンパ節転移もなし、根治切除できたとの判断であった。したがって、抗癌剤などの追加治療もなく、五年生存率は95%以上とのことである。もういつ退院してもよいとのこと、スケジュールをにらみながら退院の日取りを考える必要がある。

やれやれ、ほんとによかった。老父に続き、老母も助けてもらったことになる。執刀してもらった主治医に、心から感謝してきたところだ。
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