文具のようなものでは、チープさを楽しむということがあります。プラスチック製のカラフルな筆記具や、さほど良くもない紙質のノートを、ざっくりと使いこなす若者たちを見ると、チープさを屈託なく楽しんでいるように見えます。

私のような中高年世代は、モノが豊かでない時代に育ちましたので、良質なものを厳選して、という流儀に共感し、使い捨てるやり方にはどこか馴染めないものを感じます。その一方で、安物や粗悪品を軽蔑する反面、ブランドに弱いという傾向もあるかもしれません。チープさを楽しむという面では、若者たちよりもずっと下手なのかもしれないと感じます。


私のような中高年世代は、モノが豊かでない時代に育ちましたので、良質なものを厳選して、という流儀に共感し、使い捨てるやり方にはどこか馴染めないものを感じます。その一方で、安物や粗悪品を軽蔑する反面、ブランドに弱いという傾向もあるかもしれません。チープさを楽しむという面では、若者たちよりもずっと下手なのかもしれないと感じます。
