電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

リビングのデスクコーナーと音楽再生環境

2016年06月02日 06時02分12秒 | 料理住居衣服
完成間近な母屋のリフォームですが、奥の客間と仏間を残し、台所と茶の間と客間を一つにまとめてリビング・ダイニング・キッチンとしたために、だいぶ広めの部屋ができました。その一角にデスクを置き、ちょっとしたデスクコーナーを設けて、日中はそこに滞在できるように計画しています。すると問題になるのは、音楽再生環境です。当然のことながら、リビングでも静かに音楽を流し、聴くことができるようにしたいところです。




で、手許にあるもので試してみました。

  • 10cmフルレンジスピーカ、フステクスFE-103を自作のバスレフ・ボックス(8L)に入れた小型スピーカを鴨居の隙間に上げた場合

  • 12cmフルレンジスピーカ、フォステクスFF-125Nを少し大きめの自作バスレフ・ボックス(12L)に入れた小型スピーカを鴨居の隙間に上げた場合

  • いずれも、パイオニアのDVDプレイヤーとプリメインアンプA-UK3で鳴らすことにします。

かなりライブな部屋ですが、FE-103の場合、小音量ではどちらかというと低音の量感が不足し、高音域が刺激的に聞こえます。スピーカーをセットした鴨居の背面が一間以上がらんと空いていますので、バッフル効果はごく小さくなってしまいますから、あるていどはやむを得ません。キッチンで料理を作る妻には、「うるさい」と不評でした。



FF-125Nの場合、スピーカボックスが鴨居の隙間にあつらえたようにピタリと収まります。低音の量感はややアップし、高音の質もずっと伸びやかで刺激的な音は少なく、響きも穏やかです。壺井一歩編曲、宮下祥子さんのギター演奏によるCD「Gift」(*1)が実にこころよく響きます。こちらのスピーカは、妻にも好評でした。



スピーカボックスの奥行きの関係で、時計の設置場所や方法を工夫しなければいけませんが、まずはこれでしばらく使ってみましょう。

(*1):壺井一歩さんの音楽~「電網郊外散歩道」2012年5月

昨晩は、老母のベッドやらテレビやらを蔵から新しい部屋に移動し、段差のない生活に変わりました。うまく慣れてくれるとよいのですが。

コメント (5)