電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

人間ドックで便利だったもの

2018年06月26日 20時03分25秒 | 健康
2012年7月以来、6年ぶり(*1)となった人間ドックでは、かなりゆったりとした時間の流れで、むしろゆっくり休養することができました。その中で便利だったのは、なんといっても老眼鏡と本、備忘録ノートと万年筆でしょう。忘れて不便だったものとしては、ポケットティッシュあたりでしょうか。ふだんからテレビを見る習慣はないので、ベッドに横になり、アーム式の読書灯をつけてじっくりと本を読みました。もっとも、あまりテーマが重いものや暗いものはふさわしくないと思い、ごく軽めのものを選びました。持参したのは、

  • 片岡義男『なにを買ったの? 文房具。』(東京書籍)
  • 香月美夜『本好きの下克上』第4部第III巻(TOブックス)

の二冊です。二日間で読み終え、ちょうど良い分量でした。



仕事に追われていた若い頃は、自分が病気になることなど全く考えもせず、ノートパソコンを持ち込んで、なんだかんだと仕事をしていたこともありました。さすがに今はそういうことはやりません。病院のベッドに横になり、老眼鏡をかけて本を読んでいると、やがてこの状況が日常になる日が来るのだろうなと感じます。できるならば、今回も人間ドックだけで無罪放免となり、ふだんの日常生活をそのまま継続したいところです。

(*1):机のありがた味〜「電網郊外散歩道」2012年7月
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