電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

LPレコードが加わって〜簡易デスクトップPCオーディオの現況

2021年09月18日 06時00分14秒 | クラシック音楽
自室(書斎)には、作り付けの書棚に埋め込んだ年代物のスピーカ、ヤマハの NS-650 を中心としたステレオ装置で音楽と映像とをともに楽しめるようになっていますが、実際はいちいち立って行くのが面倒なのと、再生している音楽ソースに関する情報がパソコンのディスプレイに表示され、たいへん読みやすいために、日常的には簡易なデスクトップPCオーディオが中心になっています(*1)。

先日、安価な小型レコードプレーヤー DENON DP-29F を書斎デスクの回りに設置し、ミニコンポのアンプ ONKYO CR-555 に接続したところたいへん具合が良い件を記事にしたばかり(*2)です。もともと13年前の単身赴任時代に生活の潤いのために購入(*3)したミニコンポ ONKYO FR XN7TX に付属の小型スピーカですので、再生能力などオーディオ的に難しいことを言えばきりがないわけですが、再生帯域を欲張らず自然な再生音を聴かせてくれますので、スピーカの位置を耳の高さに揃えることに注意し、あとは割り切ってしまえば日常的に愉しむには充分なものです。その後、自宅に戻り、いろいろ変遷がありましたが、現在のような形の簡易なデスクトップ PC-audio となっています。念のため、この簡易デスクトップPC-audioの現況と接続状況を系統図にして記録しておきましょう。なお、4桁の数字は機器の購入年です。



もっぱら聴くのは、デスクトップ・パソコン(Ubuntu Linux)でリッピングしたCD(ogg Forbis 形式) やダウンロードした mp3 や flac 形式の音楽ファイル、それに一部 Windows でリッピングした wma 形式の音楽ファイルが中心ですが、その他にも「らじる★らじる」で NHK-FM 放送を聴くことができます。これも、ネット経由で曲名や演奏家名、使用しているCD等の型番もわかるため、たいへん便利です。これにLPレコードが加わるわけですが、若い頃に集めたポピュラー系のレコードなどは、CDで入手できるのかどうかすらわかりませんし、だいいちわざわざ買い直す元気もありません。そんなわけで、クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィル、マルタ・アルゲリッチのピアノでラヴェルのピアノ協奏曲を聴いた後で、今田勝トリオ+2による「グリーン・キャタピラー」(tbm-39)に手をのばしたりするのです。



(*1): デスクトップ・オーディオと自室内のオーディオ〜「電網郊外散歩道」2016年1月
(*2): 安価なレコードプレーヤーがもたらす楽しみ〜「電網郊外散歩道」2021年9月
(*3): 単身赴任用に、ONKYOのミニコンポを購入〜「電網郊外散歩道」2008年7月

コメント