電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ゴボウ、大根、ひき肉を使った「ふすべ餅」を作ってみる

2021年12月05日 06時00分50秒 | 料理住居衣服
例によって、お昼の料理を作ることになりました。妻に「またパスタ?」と言われないように、切り餅を使って少し変わったものを作ろうと、ブログ「お野菜を食べよん!」(*1,2)等で紹介されていた宮城県や岩手県の郷土料理「ふすべ餅」に挑戦。本来はドジョウなどを使ったらしいです。あ、一緒に並んでいるのは朝食の残り半分です(^o^)/

ゴボウをすりおろして大根おろしとまぜ、炒めたひき肉と合わせて調味料で味付け、やわらかい餅の上にのせて供するというものです。



切り餅はオーブンレンジで焼いて熱湯をくぐらせ、柔らかくしたもの。なお、「ふすべ餅」の見た目を改善するために、カツオブシを散らした上にわさび菜をのせ、唐辛子をかけて供しましたが、こうすると田舎風の郷土料理というよりは少し現代風な雰囲気が出るのではなかろうか(^o^)/
味は美味しく、ただ餅を焼いて大根おろしで食べるだけではなくて、こういう食べ方もあるんだと感心しました。

やってみて初めてわかりましたが、ゴボウをすりおろすときにどうしても黒っぽく変色してしまいます。なんだか焦げ茶色で、食べてみると抜群に美味しいのに見た目はあまり美味しそうに見えない。妻と老母と、どうすれば見た目も改善できるだろうかとディスカッションしました(^o^)/
その結果、ゴボウを細かいささがきにして5分ほど水にさらし、アク(*3)を抜いて大根おろしと混ぜればよいのではないかということに落ち着きました。大根おろしだけだとささがきゴボウが違和感があるかもしれませんが、ひき肉のそぼろが固体感がありますので大丈夫ではなかろうか。試してみる価値がありそうです。

いや、やっぱり根が理系の実験屋なものですから料理も化学実験のようになりまして(^o^)/

(*1): ふすべもち♪〜ブログ「お野菜を食べよん!」
(*2): お正月料理ふすべ餅〜cookpadより
(*3): アクの成分はポリフェノールだそうです。

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