電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

日曜日はよく働いた〜桃の剪定がようやく一段落

2022年04月11日 06時00分42秒 | 週末農業・定年農業
日曜日は良いお天気に恵まれ、絶好の農作業日和となりました。早朝から地区の道路愛護デーに参加、朝食後は自宅の雪囲い資材を片付け、少し離れた園地に移動して桃の剪定作業の続きです。本来であれば、樹が休眠状態のもっと早い時期に行うべき作業ですが、なにせサクランボの剪定や防除などに時間が取られ、四月になってようやく桃の剪定に取り掛かったような状況です。サクランボの剪定はだいぶできるようになりましたが、桃の剪定は資料を見ながら脚立を登り降りして樹全体を眺め、どこを切ろうかと考えながらの作業です。




桃の枝の様子は、今はこんな具合で、すでに芽がふくらみ、先端の葉芽も緑色の顔をのぞかせています。開花ももうすぐといったところでしょうか。徒長枝といって、徒(いたずら)に上に長く伸びる枝は切り取ってしまいます。徒長枝でなくても、混み合った箇所や収穫などの作業に邪魔になる枝も切り取ってしまいます。考え方としては、枝の伸びる方向には手を付けず、脇道にそれようとする枝は短くすることと、垂直に立ち上がった枝は間引く、というような感じです。太い枝を切ったときは、切り跡に癒合促進剤のトップジン・ペーストを塗布します。



なんとか大きなところは整理して薄くしましたが、まだまだ細かい枝が多すぎるようです。午前、午後と働いてくたびれましたので、とりあえずの作業はここまで。何箇所かに分けて剪定枝を片付けて、まとめて焼却することにします。枝の色が赤っぽいのは徒長枝で、白いのは普通の枝です。




ちなみに、サクランボの様子はこんな感じ。比べると剪定のしかたが一貫しています。花芽もだいぶふくらんで来ました。今月中下旬には開花するものと予想しています。





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