電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

常用製品でないボールペンの使用感

2023年09月19日 06時00分35秒 | 手帳文具書斎
このところ、販促景品にボールペンをもらうことがあり、常用するパワータンクやジェットストリーム等以外の製品を試し書きし、また実際に使ってみて、あるものは感心し、またあるものは私の好みや事情とは反する方向性だと再確認することになりました。

具体的には、次のようなものです。



  • マツダの12ヶ月定期点検?だか車検?時にもらった「Be a driver.」ロゴの入ったマツダカラーの赤いペン。ゼブラの Surari 黒 0.7mm … 金属軸がしっかりしていて適度な重さもあり、インクも書きなれるとスムーズに追従する。今のところ鼻詰まり治療のための服薬や鼻洗浄等の記録ノートにはさんで使っているが、クリップがしっかりしているため、落とす心配がない。
  • 農協からもらった殺菌剤「ベンレート」の販促ペン、ぺんてるのエナージェル、黒の0.5mm … あまり細い線幅のペンは敬遠してきているが、これは線幅が少し太めの 0.5mm で、老眼でも見やすく、また書き味も筆記抵抗が少なめで書きやすい。ただし、軸はいかにも安っぽい。
  • 農協からもらった殺虫剤「ダコニール」の販促ペン、三菱の UniBall One の黒 0.3mm … これは軸やクリップ等のデザインはお洒落ですが、老眼には不向きな細すぎる線幅で、しかもカリカリとした書き味は PowerTank 1.0mm を愛用する自分の好みとはまるで逆。

というものでした。



また、亡母の使っていたペン類を整理したら、何本か使えるものが出てきました。とくに、Pilot の V-BALL は水性インクのはずですが、どうも書き味が水性インクとは違い、ゲルインクのように感じます。0.7mm という線幅のせいかとも思いましたが、念のため芯をルーペでのぞいてみたら、



ZEBRA JF-0.7 JAPAN 1503

と表記されています。私の記憶からは抜け落ちていましたが、どうもインクが切れた時に、ゼブラのSarasa シリーズの替え芯を入れてあげたものらしい。インクが残り少ないのですが、かなり書きやすいです。ゼブラのサラサ・シリーズの軸は、古くなるとかなりみすぼらしくなりますが、V-BALL の外観は、今はすでに廃番となっている製品とは思えないほど真新しくしっかりしています。これは、同じサラサの青の替え芯 0.7mm を入れてやればまだまだ使えそうです。しかもこの青色は、脳天気な明るい青色ではなくて、ブルーブラックとも違う落ち着いた青色です。常用する PowerTank 黒 1.0mm と Jetstream 黒 0.7mm/1.0mm に加え、ZEBRA の Sarasa 青 0.7mm 芯を入れた V-BALL 軸も常用ペンのリストに入りそうです。

また、初代 Juice 0.5mm BB を使い切りましたので、Juice Up! を購入してきたのですが、0.4mm という線幅はやっぱり私には細すぎる。軸のデザインは初代よりずっと良いので、芯を他社の 0.7mm のものと交換して使おうかと画策。残念ながら、替え芯の末尾に回転ノック用の特殊な切れ込みが入っていて、他社リフィルとの交換はできないみたい。



もう一つ、やはりZEBRAのサラサですが、気まぐれで購入した金色1.0mmが、インクの顔料が沈殿したらしく、途中で書けなくなります。せっかく目立つ軸なので、JF-0.5 芯の「セピアブラック」を入れてみました。こういう道楽は、案外楽しいものです。

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