電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

世界文学全集は今どうなっているのか

2006年02月06日 22時59分38秒 | 読書
『オリバー・ツイスト』『大いなる遺産』とディケンズ作品を読んできて、また『デイヴィッド・コパーフィールド』を読みたくなった。私の手許には、高校生の頃に入手した集英社のコンパクトな世界文学全集で中野好夫訳のものがあったのだが、お嫁に行った娘が上巻をどこかへやってしまったらしく、下巻だけが残っている。こうなると余計に読みたくなるのが人情というか、私の習性。さすがにブックオフにも世界文学全集というのはそうはありませんで、今はどうなっているのでしょうね、河出書房グリーン版とか、集英社の世界の文学とか。
書棚の場所ふさぎになっているのか、それともリタイアしたシルバー世代が、再び徐々に読み始めているのか。新しい世界文学全集が企画され、多くの世代の人々にじわじわと売れることはもうないのでしょうか。
仕方がないので、岩波文庫の新訳を注文しました。さて、いつ届くだろう。
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