梅雨が明けた地方も多いようですが、当地、山形はまだこれからが本番です。梅雨期は草の伸び方がすごい。あっという間に草ボウボウになってしまいます。特に今の時期は母の三回忌と父の十七回忌が近づいていますので、雨が降れば家の中を片付け障子を張り替え、雨が上がればせっせと庭や畑の草取りに精を出しています。
そういえば、草取りについて父に教わったことがありました。
特にスギナの抜き方は有用で、一度荒らしてしまった畑の場合は、どうしても畝にスギナが出てしまいますので、このツンツン作戦でひげ根を切りながら地下茎を長く除去することが大切になります。
手水鉢に植えられた睡蓮が一輪、花をつけました。アマガエルがのんびりと葉の下に隠れています。東北南部の梅雨末期は集中豪雨になることが多いのですが、どうもここ数日が峠になりそうな雲行きです。
そういえば、草取りについて父に教わったことがありました。
- 雑草の中で目の敵にして草取りをしなければいけないのは、メヒシバ、ツユクサ、スギナなどだ。
- メヒシバは繁殖力が強く、茎の分岐から根を降ろすので、大きくなると抜くのが厄介になる。できるだけ小さいうちに抜く。
- ツユクサ、スギナは地下茎が残るとまた生えてくる。どちらも地下茎を残さないように除去する。
- スギナは、ただ引っ張ると途中で切れて地下茎が残ってしまう。緑の下の茶色い部分を持ち、ツンツンツンと断続的に引っぱると、地下茎がついてくるので、できるだけ長くなるように抜く。
特にスギナの抜き方は有用で、一度荒らしてしまった畑の場合は、どうしても畝にスギナが出てしまいますので、このツンツン作戦でひげ根を切りながら地下茎を長く除去することが大切になります。
手水鉢に植えられた睡蓮が一輪、花をつけました。アマガエルがのんびりと葉の下に隠れています。東北南部の梅雨末期は集中豪雨になることが多いのですが、どうもここ数日が峠になりそうな雲行きです。
うちの実家(2018年秋から完全に空き家)ですが、通勤草刈りをするようになって10年近くになります。
繁茂する雑草ですが、種類の構成も密度もだいぶ変わってきておりますね。
真夏になると当初はスベリヒユやカヤツリグサがビッシリだったのが、
ここ数年はメヒシバやエノコログサなどイネ科がメインになりました。とにかく生育旺盛でしつこいですね。
草刈り機の刃に絡まり、どうしようもないです。
それでも救いになっているのは、スギナがまだ蔓延っていない点でしょうか。
これからもご指導よろしくお願いします。
面積が広いところは機械力で、野菜の畝のように繊細な作業は手仕事でと分けていますが、かがんで同じ姿勢を続けると腰が痛いやら暑いやら、早朝でないととてもできません。
メヒシバやエノコログサなどへの植生転換は、種子産生量の多さによるものと思います。小さな種子を大量につけるのは、海産魚類の生き残り戦略に似て脅威です。魚類の卵はほとんど食われますが種子の場合ははびこる一方のようで、思わずため息です(^o^)/