電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

収穫の秋〜サトイモを掘り出す

2024年10月30日 06時00分46秒 | 週末農業・定年農業
先日、晴天続きをねらって里芋を掘り出しました。亡父が休耕田を畑にしていたのを復活させ、ジャガイモ、トウモロコシ、サツマイモ、秘伝豆とともに植えていたサトイモ、品種は「どだれ」という野暮ったい名前ですが、食べてみるとこれがやわらかくねばりがあって実に美味しいサトイモです。草取りがおろそかになり、草の中から掘り出すような格好になってしまいましたが、今年は追肥・土寄せもなんとかやれていますので、生育の状況は良好のようです。サトイモは英語名が taro ですが、要するに古くから栽培されているタロイモの一種です。したがってルーツは南方系ですから、乾燥には弱いけれど夏の暑さには強いはず。



葉は根元から鎌でスパッと切り取り、茎の部分は別に乾かして「芋がら」用に取り置きます。残った株は周囲の土を取り去り、根を切ってよっこいしょと掘り起こします。



けっこう重たいのですが、これを抱えあげてドスンと下に落とすと小芋がバラバラになりますので、これを繰り返してイモを集め、株の周囲に寄せておきます。



サトイモ掘りは晴れた日の午前中に行い、日中の日差しで天日乾燥します。



こうすると、土が乾いて取れてきます。うん、なかなか立派なサトイモです。

草むらの中からカボチャも発見(^o^)/



コンテナに集めて軽トラックで自宅まで運びます。



あとは、作業小屋の南側の軒下に広げて乾かします。今年はかなり豊作だなあ。



徹底して乾かせば、冬まで保存できます。食べたい時には、洗って土を落とし、ガリガリと皮を剥いて料理に使います。地もののサトイモはやっぱり美味しいです。これから寒くなると、牛肉とネギとこんにゃくとキノコ等を醤油味で煮た「山形芋煮」が美味しくなる季節です。


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