コロナ禍に加えて最近の人手不足で、飲食店は急激に電子化されているようです。注文はタブレットのメニューから選ぶ形だったり、入店時にあらかじめ選んでから着席する形の店もあります。配膳ロボットが運んでくるのも珍しくなくなりました。
写真は、2006年6月、前年秋の直腸がんの手術の後、11月に退院してきた亡父が高所作業台車でリンゴの摘果をしている様子(*1)ですが、もし亡父が存命であれば、おそらくはこの急激な変化には相当に驚いたことでしょう。大正生まれの亡父と昭和生まれと自慢する亡母は、時折、夫婦で飲食店に出かけることもあったようですが、たぶん大正・昭和生まれのコンビだけではタブレットで注文はできないでしょうし、運んできてくれた料理を受け取って「OK」ボタンを押すことにも気づかないのではなかろうか。それを思うと、飲食店の、あるいは社会全体の急速な電子化・ロボット化で、ある年代以上の高齢者には、「取り残され感」があるのかもしれません。
(*1): 老父、すっかり元気になる〜「電網郊外散歩道」2006年6月
写真は、2006年6月、前年秋の直腸がんの手術の後、11月に退院してきた亡父が高所作業台車でリンゴの摘果をしている様子(*1)ですが、もし亡父が存命であれば、おそらくはこの急激な変化には相当に驚いたことでしょう。大正生まれの亡父と昭和生まれと自慢する亡母は、時折、夫婦で飲食店に出かけることもあったようですが、たぶん大正・昭和生まれのコンビだけではタブレットで注文はできないでしょうし、運んできてくれた料理を受け取って「OK」ボタンを押すことにも気づかないのではなかろうか。それを思うと、飲食店の、あるいは社会全体の急速な電子化・ロボット化で、ある年代以上の高齢者には、「取り残され感」があるのかもしれません。
(*1): 老父、すっかり元気になる〜「電網郊外散歩道」2006年6月
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