板谷 徹先生が沖縄芸大で研究されていた女踊ですが、村芝居の中の形態からオリジナルの姿を求める研究でもあったと推定できますが、近代の名優、親泊興照さんや宮城能造さんの踊りを見ても女踊りがいかに現在の様式とかけ離れていたか、映像からもわかります。
これはスケッチですが、女立ちでも、現代との差異は明らかですね。
金城美枝 . . . 本文を読む
辺野古の浜でカヌー隊を激励2
自然に身体が腕や指が足が揺れる。三線の音色と共に歌い踊ってきたウチナーの心がここに!わたしもまた宙に両手を波のように揺らす。全身を宙にゆだねて踊ろう!辺野古、辺野古、ああ辺野古、古からジュゴンと共に歴史をたどってきた辺野古、戦争の爪痕を潜り抜けてきた辺野古、修羅を生き延びてきた辺野古、そしてまた、辺野古は身震いしている。ジュゴンが逃げる辺野古にしてはいけない! . . . 本文を読む
身体だが、爆音で委縮する身体がありえる。不安を掻き立てられると、人間の身体は委縮していくのである。嘉手納周辺では、流産が多いと、以前産科婦人科の看護婦さんから聞いたことがある。人間の心を、身体を、異物の音が匂いが、光が歪めていく可能性は大きいと考えている。ここ2・3年間のかつてなかった軍用へりの騒音は、「ああまたか」と、苛立ちと不安をかきたてられたままである。時代の大きな変化(軍用ヘリや戦闘機の低空飛行の多さ)が身近な居住空間を侵食している。それがずっと続いている。 . . . 本文を読む
Rupal Patel: Synthetic voices, as unique as fingerprints
何百万人もの人々が話せない。それがコンピューター装置で話せるようになっている。声をDONATEするという考えに驚いた。Unique vocal identity! Voice is customized.
世界中のspeech disordered people can get . . . 本文を読む
≪新報の8月11日の社説は軍事介入をやめよである。目の前で虐殺が繰り返されている映像が流れている。イラクの女性国会議員の悲痛な叫びも流れている。その中で人道的援助を即急にすべきで、USはそれに対処しているとも言える。オバマの人道的姿勢だと言えよう。山岳地帯で少数民族が追い詰められ厳しい生きる闘いを強いられている時、USの対応をただ批判はできない。イラク人女性議員によると、彼らは死にかかっており、イ . . . 本文を読む
≪手が生き生きと宙を舞う。琉球弧の祭祀芸能・民俗芸能の中軸の女性たち!≫
こうした民俗芸能、祭祀芸能の力にいつも驚嘆するのはなぜだろう。この亜熱帯の太平洋の一部をなす島々の命の根にあるのはそうした歌舞を中心とする祭祀芸能なのだと、うなずくばかりである。そうした島々、村々の祭祀芸能・民俗芸能に身を浸すことによって(主体として)、浄化されまた明日へ . . . 本文を読む
(『土方巽 絶後の身体』日本放送出版界、2008年)
2010年、ミュンヘンの国際学会で、モーツアルトの生家のある街までのツアーバスの中で乗り合わせた稲田さんのことが気になっていて、彼女が物した博論をまとめた著書を紐解きたいと思いつつ時が経ってしまった。制度としての身体という言葉が印象に残っていて、沖縄(人)の身体や身体性とはどうなのだろう、と考えるきっ . . . 本文を読む