志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

夏休み、大学に籠って深夜までいるのだが、昼間の米軍機の騒音に苛立つ!

2014-08-21 16:33:11 | 身体・身体論・身体性

                                                  (五階から海を見る、夕日)

以前、制度的身体、時代による身体(制/性)の変容について、舞踏の土方研究者とお話しして、身体(論)、身体の変革などに関心をもっているのだが、もちろん、環境による身体の形状だけではなく身体そのものの五感も、脳(意識・知覚)と共に変わらなかったり変容したり、するに違いない。ひねもす資料を読み、PCの前で言葉を紡いでいると、そのために首が痛くなったり、肩がこったりするのはやむ得ないとしても、私が気になるのは、建物の頭上を毎回爆音を響かせて通り過ぎる米軍飛行物体である。哨戒機だけではなく、オスプレイではない、従来のヘリも飛んでいる。平然と飛んでいる。朝は,はるか上空から金属音が響いていた。島に人が住んでいることを意に介さないように、140万人が住む琉球の島々を我が庭として、演習しているのである。住んでいる人間の人権が考慮されているようにも、思えない。大学はなぜ抗議しないのだろうか?世界の人権宣言に照らしても、米軍や自衛隊がやっていることは、住民の生活の妨害である。大勢の人間が住む街の上空を低空飛行したり、はるかかなたでは金属音をかなり立てて演習である。それを日米安保条約や地位協定が是としているならば、自らの国内の住民の福利や安寧に全く関与していないことになり、無視していることになる。最大多数の最大幸福のために、琉球弧の人々は犠牲になれのスタンスである。

身体だが、爆音で委縮する身体がありえる。不安を掻き立てられると、人間の身体は委縮していくのである。嘉手納周辺では、流産が多いと、以前産科婦人科の看護婦さんから聞いたことがある。人間の心を、身体を、異物の音が匂いが、光が歪めていく可能性は大きいと考えている。ここ2・3年間のかつてなかった軍用へりの騒音は、「ああまたか」と、苛立ちと不安をかきたてられたままである。時代の大きな変化(軍用ヘリや戦闘機の低空飛行の多さ)が身近な居住空間を侵食している。それがずっと続いている。那覇市の中心部ではないけれど、国場川上空はヘリの通路だ。なぜ海岸や海上を通過しないのだろうか?沖縄の島は小さい。少しでも住民生活に配慮するならば、米軍も自衛隊も平然と街上空を、低空飛行しないはずだね。つまり彼らは沖縄島の住民の生活に無頓着で無視していいと考えているのである。オスプレイもそうだね。夜中の飛行も含め、沖縄の人々の人権無視の状況が続いている。この環境・状況は異常なのである。この異常さに慣れてはいけない。この生活圏の侵害を抗議したい!心が、身体が、歪められていく。空から強圧してくる物体にー。

午後7時頃の夕空


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