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第67回岸田戯曲賞の候補に「ライカムで待っとく」が最終候補作品になっているのは嬉しい!選考は3月17日らしい!

2023-02-06 13:13:54 | 沖縄演劇
日本復帰50年目の2022年だった。【復帰「0」年の沖縄】だった。その年に作品が書かれ上演されたことは、記念すべき快挙だった。知念正真さんが1978年に「人類館」で岸田戯曲賞を受賞して以来、沖縄在住の新たな岸田賞受賞作家が誕生することは、日本の演劇界の思潮、動向を見据える上でも画期的だと言える。日本国家の負の痕跡が沖縄に集中している事実が若い劇作家によって新たに捉えかえされたインパクトは大きい。
第67回岸田國士戯曲賞最終候補作品決定
 第67回岸田國士戯曲賞の選考会が、2023年3月17日・金曜日、午後5時より、東京神保町・學士會館にて行なわれます。なお同賞は、本年度より、公益財団法人 一ツ橋綜合財団の後援を受け、「白水社主催・公益財団法人 一ツ橋綜合財団後援」の体制にて運営されます。
選考委員は岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、本谷有希子、矢内原美邦の各氏(五十音順、敬称略)です。
本年度の最終候補作品は下記の9作品となっております。
株式会社 白水社 岸田國士戯曲賞事務局
第67回岸田國士戯曲賞最終候補作品一覧(作者五十音順、敬称略)

石原燃『彼女たちの断片』(『夢を見る 性をめぐる三つの物語』所収、アジュマブックス)
上田久美子『バイオーム』(上演台本)
加藤拓也『ドードーが落下する』(上演台本)
金山寿甲『パチンコ(上)』(上演台本)
兼島拓也『ライカムで待っとく』(「悲劇喜劇」2023年1月号掲載)
鎌田順也『かたとき』(上演台本)
中島梓織『薬をもらいにいく薬』(上演台本)
原田ゆう『文、分、異聞』(上演台本)
松村翔子『渇求』(いぬのせなか座叢書)


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