志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

昨日、スーパーで週刊文春を買った。普段買って読むことはないが、Xでもネットニュースでも裏金問題と松本人志の性加害が話題に上っているゆえ、気になった!

2023-12-31 23:32:50 | 日々の記録・備忘録
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辺野古の設計変更の承認を国が代執行した事も昨今の地元新聞のトップ記事である。自民党政治の腐敗についても、日夜耳目の範疇であり続ける。この国はどこへ向かっているのだろうか。そしてロシア―ウクライナ、イスラエルーガザのニュースも盛んに報道されている。メインメディアもSNSも闊達に情報が発信されている。その中で前からメインメディアで引っ張りだこの松本人志事件である。

 戦争や侵略は、人間が殺し殺される対象になり、文明の象徴の都市が瓦礫の山となっていく。一人一人の人間の尊厳が無になる。人間が人形のように殺されていく。スクリーンで見せつけられる殺戮がある。それを止められない人類の叡智に希望が微笑むだろうか。

 美しい自然があり、おごれる者たちの残虐な行為があり、それが日常化している事実があり、パワーを持つ者たちと持たざる者たちの二極化があり、ここかしこで、生きるための闘いが繰り広げられる。

 大きな嘘が世界を席巻し、小さな嘘が飲み込まれる。インターネットの便利さゆえに、何億という人間の発信がもたらす効果は支配層の内部にもヒビを入れることが可能になっただろうか。否、結託する支配の原理なり仕組みに、SNSの自由な表現も検閲を受けている。熾烈な戦いは日々繰り返される。生存競争、食うための闘い。赤の女王の理論では、たえず休むことなく、闘わなければ現状は維持できず落ちていくことになる。



卑劣な行為に対して告発する者たちが増えていく。しかし法や権力の枠をどう崩すか、問われ続ける。システム、パワーポリシーの枠をどう改革するか、問われづつける。

メディアのおごれる寵児たちも、倫理に反する行為が晒されることによってその人格が俎板の魚になる。松本さんのような、マッチョなおごれる者も久しからずの物語が示唆するところは大きい。

悪のための悪が存在する。国の代表がクローンでも国民を騙して国の運営はできる。国家という虚構、空洞がある。ロボットのようにその歯車を支える人々がいる。

 「週刊文春」の中で興味をひいた記事。羽生結弦の妻だったバイオリニストの末延麻裕子は自由になって良かった。マンションの一室で窒息するような息をつめた生活は檻の中の鳥と同じだったに違いない。自由な空気でのびのびと自らを解放できなかった彼女の苦しみは、バイオリニストとしての活動の中で癒されていくのだろうと想像できる。結婚の檻の中で不自由に、不幸になることはない。

 週刊誌は面白いと思った。ネットでは興味のある対象だけ選んで視聴したり読んだりしている。ゆえに様々なトピックスが並んでいる記事を読むとこの社会の多様な実相に圧倒される。一挙に迫ってくる感じは紙面でもそうだが、新聞と異なり、物語になっている。物語としての諸相が、あえて国の心臓部に触れることには蓋をすることがあるが、見えてくるのはいい。

 しかし表象をなぞっているイメージもする。あくまで社会の現象を拾っている。読者が飛びつくであろう物語記事が並ぶ。女性週刊誌はもっと色鮮やかに物語が構成されている。読まれるための記事であり編集である。
 となると別に読む必要もなく、好きなことに没頭できる方が幸せということになる。
 社会や国の癌に切り込んでほしい。大きな嘘を切り崩してほしい。悪質なメディアや理不尽さには常に弱者のスタンスに立ってほしい。
MSN ← 海外でも松本の性加害が報じられはじめた!理不尽な行為が被害者によって告発された。おごれる者も久しからずだろうか。
 
 
 


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