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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

『絵はがきにみる沖縄』ー明治・大正・昭和 by 琉球新報社 は興味深い!

2013-09-02 22:15:36 | 沖縄の過去・現在・未来

               (パナマ帽を編む少女たちはよく近代を語るとき登場する。彼女たちが沖縄芝居をまた贔屓にしたと紹介されるのである。)

この写真の女性たちの琉球衣装や琉球髪の姿は、また多くの事を語りかけてくるようだ。髪油は椿油だったのだろうか?衣装の似たようなデザインは当時の流行だったのだろうか?茣蓙、壁、ハサミ、パナマ帽の材料、内職のような手作業、寡黙さ、彼女たちはメイクはしていたのだろうか?などなどいろいろ疑問が浮かんでくる。パナマ帽産業は明治・大正の沖縄にとってどんな位置づけだったのだろうか?

↓ 下は村踊りの光景である。日の丸デザインの扇、どうも念仏踊りの扮装である。しかもはだしである。二才踊りのような写真もあるね!明治時代から昭和初期にかけて、ありし日の写真を見ると、近代沖縄の貧しさが直裁に目に入ってくる。貧しさが溢れる昔の沖縄の姿、はまぎれもない歴史の痕跡、その前で溜息をつく。現在に続く日本に包摂された沖縄の貧しさ≪厳しさ≫がある。豊かになったもの、消えたもの、時代の推移の中で消えずに残り続ける物の正体、は何?


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