志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

被害と加害の螺旋←脅す声をずっと聞いてきたのかもしれない。それはどこにも満ちている。

2015-11-11 13:43:25 | 思いがけない事

    ≪声音≫

「会わせるな」と、言っていて、と彼女は言った
すると会えなくなって身が萎縮してしまう空間でもあった

声の主は、仕事なんてとんでもないだろう

電話の声は恫喝、脅しに聞こえていた

パブロフの犬の法則が生きていた

また、脅しの声音がやってきた

XXXだろう

脅しの声音はどこにも満ちている

暴力装置はここにもあそこにも

足元に学校に

辺野古に

国会に

そうどこにも空気のようにあり続ける

XXXXXXXXXXと言った男の声音があった

これまで偽善の仮面、誰もが持っているはずの仮面

身内の者が父母や子供が危害を加えられたときの

闇の闇、復讐心がむらむらと起こり

突然の打撃が生活を狂わせる

偶然、突然の陥穽、陥穽の二語を打ち込むのは容易だ

しかし

見えない罠が穴があちらこちらに

はりめぐらされている

生きるという忍の空間

晴れ間に雨

雨に晴れ

「あわすな」と言っていたから、とやさしそうな女性は言った

男と女のことばとそれぞれに耐えているものの層の違いが

どっと押し寄せてきた

自分の都合を考える余裕なんてないだろう

こっちはずっと休んでいるんだよ

怒りが怒りでよかった

怒る人に悪い人はいない

怒りはストレートにやってきた

ありがとう

その怒りを消化し飲み込み身体の一部にして

歩いている

蘇生する命の昨日・今日・明日を

意識の手で祈る

生活がすべて変えられて、でもあなたは

平然としている

あなたはそこで日常を生きている

わたしたちは思いがけない出来事で悩み苦しんでいる

妻を殺された夫の復讐心はマグマを噴出し少年を死刑判決に追いこんだ

死刑は反対

反対は死刑

復讐が怒りが生きるえねるぎー

怨念の止揚

ことばとなる

詩人もいる

本来の元の自分に戻りたがっている

逆の立場になって耐える

狂いはスパイラル

あなたもわたしも非日常のすぱいらる

彼がオペで視力を潰された時

老母は言った

かわってやりたい

オペのミスをした医師は高給取りで

今も

オペを続ける

許せない、許せない、目は戻ってこない

どこにも被害と加害のスパイラル

許せない、許せる、許せない、許せる

逆の立場でさらに逆のたちばで

偶然の出逢いを未来の祈りとする日々

若さがはじける朝

君は加害者で被害者

君は被害者で加害者

時が流れる

明日は晴れでしょうか

***********

以前「脅しの美学」という小論を書いたことがある。

脅しはテーマでありつづける。

脅される人生

脅迫される人生?何に脅迫されているのだろうか?

ベクトルの先の死に脅迫されている人生だろうか?

 

 


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