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正直言って驚いた。麦畑は何十年も見たことがなかった。田圃と芋畑、野菜、そしてサトウキビ畑が主で、麦畑は、あまり目にしなかった。全くないわけではなく、麦天ぷらがあったので、一部では作られていたのは、事実に違いない。
小さな製糖工場があった米軍占領下の時代、それが、あのあたりに漂よう黒糖の匂いが、いつの間にか消えてしまっていた。
小学校の後ろ側の海岸端には米軍基地があった。クリスマスになると基地からプレゼントがやってきたりした。
あの頃、稲作もなされていた。今思えば不思議な気がしてくる。現在、稲作はゼロである。
海岸へ向かっている途中で偶然目に入ってきた麦畑。車をとめ、写真を撮った。
沖縄産小麦が実際あり得る現場に踏み込んだ気がしていた。というのも、昨今は遺伝子組換え小麦がアメリカなどから大量に入ってきているようで、気になってドイツ産の全粒粉をネットで購入したりしているゆえだ。
那覇の家の近くのパン屋さんの説明書きに、県内産小麦と北海道産小麦を使っていますとあって、一体何処で麦が栽培されているのか、気になっていた。
美味しい食パン、農薬の入っていない小麦で作られたもの、遺伝子組換えではないもの、を探すと数は限られてくる。
食パンが高級品になっている。大量生産されるパンは安い。その評判の食パンを味見したのは最近の事で、全国で販売されているのらしい。
小麦がどこで生産されたものかなど、以前はあまり気にもしていなかった。玄米に切り替えたあたりから、食品にとてもconsciousコンシャスになった家族の影響で、国内産、県内産の小麦に遅まきながら注目している。
というわけで、麦畑に遭遇して、胸が躍った日曜日だった。
清明祭は、コロナ禍中にあり、なぜか皆何かに急かされている風だった。
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麦畑に驚く❣️
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麦子と言う名の女子学生がいた。どうしているだろうか。
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「清明(せいめい)」は、季節の指標である「二十四節気」の5番目の節気。「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味で、2022年は4月5日(火)〜4月19日(火)です。あまり馴染みのない「清明」ですが、中国や沖縄では大切な行事の日。「清明節」「清明祭」と呼ばれ、お墓を掃除して先祖供養をする、お盆のような行事です。空は澄み、草花が活気づく清々しいこの時期は、春の息吹を感じながらの散策がおすすめです。」