(下がり花:サガリハナとは?植物図鑑。 サガリバナ科の常緑高木。熱帯産で,河口の湿地に自生し,観賞用に栽培もされる。枝をやや垂れ気味に出し,上端付近に大きな広倒披針形の葉をつける。赤色を帯びた白色の四弁花を開く。)
名前:家政婦は見た
タイトル:沖縄県教育庁文化財課の不可解な人事
このブログにたびたび取り上げられている「琉球舞踊の次期保持者候補選考問題」。
国指定重要無形文化財「琉球舞踊」の保持者から成る「琉球舞踊保存会」を県で所管するのは、県教育庁文化財課です。このブログの前の記事によると、現在は文化財課文化財班が三人体制で担当しているようです。
みなさんが前任の島元さんへのパワハラと野原班長の補助金不正流用の責任に触れているので文化財課の人事が気になったので調べてみました。
ニュースソースは文化財課のホームページです。
文化財課の人員体制はホームページに年度ごとの「文化財課要覧」の中に「文化財課組織と分掌事務」としてアップされています。
http://www.pref.okinawa.jp/edu/bunkazai/edu/jimukyoku/bunkazai/index.html
驚いたのは島元さんが一人で無形文化財(芸能)を担当していた平成26年、野原班長は民俗文化財担当になっています。島元さんと野原班長はもともと同僚だったんですね。
平成26年度は無形文化財(芸能)の担当は間違いなく島元さん一人だけです。
平成27年に野原さんが班長になって島元さんは無形文化財(芸能)から民俗文化財担当になっています。不思議なのは異動してないのに島元さんが無形文化財(芸能)から外されて民俗文化財担当になっていることです。こうゆうことって役所でよくあるのでしょうか。よく分かりません。しかも民俗文化財の前任は野原班長。
島元さんが担当から外されたのって野原班長の指示でしょうか?
補助金の不正流用とパワハラが起こっている現状から考えるとこの人事は伏線のような印象を受けます。
気になります。
そして、島元さんの代わりに比嘉均さんが異動してきて無形文化財(芸能)の担当になっています。
問題が起こった28年度
芸能の担当者は山内久江さんが加わり一人増え2人になります。これに野原班長が積極的に関わって芸能は3人体制になっているようです。
平成28年度、文化財班は6種類の文化財の業務があるようです。
単純に気になるのですが野原班長は班内の他の文化財にも芸能と同じように関わっているのでしょうか。もし、芸能だけ積極的に関わっているのでしたら、何か特別な理由があるのでしょうか。
もう一つ、3人体制になったら指導助言は充実すると思いますがブログの情報からすると島元さん一人の時のほうが保存会の面倒を見ていた印象を受けます。
いちいち気になりますが、やはり担当者がかわって人数も増えているのになぜ、業務が行き届かなくなっているのでしょうか。
県文化財課は保存会の意向をくんで、正しい指導をする島元さんを芸能担当を外しているようにも見えます。
さらにパワハラまでして島元さんを休職まで追い込んでいます。
県文化財課と保存会は何かあるのでしょうか。
いろいろと不可解です。
人員配置の変更が班長の一存だけで行われるとは考えにくい。
課の運営に関わることだから課長の許可が必要なはず。
課長もかわったばかりで芸能の事情が分からなかったとはいえ
こんな変更をOKした課長にも問題がある!!
博士号を取得した専門家をその責任者、指導主事にするべきですね。翁長知事は沖縄アイデンティティの中心であり、観光でも目玉の芸能の指針をグローバル時代に相応しいように強化してほしいものです。
出入りはあるが、文化財課での在任期間はトータルすると長いです。
文化財班の班長もやっておられて、奇しくも2000年に県指定の沖縄伝統舞踊の保持者選考の問題で県議会がもめたとき(今回と似ている)時に、たぶん文化財班長だったはずです。
先日の県議会中継のテレビを見てたら、答弁する教育長のとなりにいてサポートしていました。
このブログの県議会議事録についての記事のコメント欄で不評な教育長答弁は、萩尾課長の直伝でしょう。
人事についても、課長二年目のことなので、班長時代に直接の部下だった島元さんの処遇は、考えた末の配置ではないか。
野原さんは班長の意向をくんで動いただけではないか?
しかし戦後の沖縄芸能や復帰後の変節(変容)など、詳細を吟味する必要があるのですね。21世紀になってからの変化もありますね。
県の芸能関係の行政が時代の要請に適宜・適切に対応されているか、気になります。戦後から現在に至る「歪み」も気になります。社会のインフラやシステムの在り様を含め、日本の中の沖縄芸能の位置が痛々しく、それでいて晴れやかで、人間国宝も生み出している現実、盛況と言えるのでしょうね。ハワイ州はアメリカの人間国宝として沖縄出身の仲宗根さんが誕生しましたね。
権威に従属する芸能であり、かつ一般民衆の「思い」の集合体でもある共同体の芸能が末永く存続するための仕組が、世界的規模ではユネスコの無形文化財の登録であり、国や県レベルでの保持者認定や保存システムかと考えるのですが、より民主的な方法論が問われているのですね。
弱肉強食で歪められる事のない、伝統芸能の保存・継承・創造【再生】が求められているのですね。
保持者候補の一覧を見るとほとんどが玉城盛重系統なんですね。かつて親泊興照は「沖縄の流派は一つ」と言い残しているのですね。「家元制度もいらない」と話しています。「元をたどれば同じ手だ」というお話です。
同じ手が逆に多様に変化してきたということになるのですね。
「首里王府時代の舞踊より、近代以降ははるかに良い」と、盛重さんは述べていますね。沖縄の芸能は進化しつつ洗練されてきたのですね。
戦前と戦後の舞踊の手もかなり変わりましたね。米軍占領時代から復帰後もまた変容しています。
進化する沖縄芸能ですね!可塑性が働いていますね。骨格になる型が問われているのですが、1960年代の型の統一がその力を生かしているのでしょうか?現在多くの家元や会主と共に、型の崩れも多々あるようですね。
どこへ行く沖縄芸能(?)です。多くの流派間の競争は悪くはないのですが、流派の違いがよく分りませんね。沖縄タイムス系と琉球新報系の差異は大きいのでしょうか?
詳しいことは分かりませんが、通りがかったら好きな琉球舞踊の世界が大変なことになっているようなので、これまで投稿されたブログを読んでシロートなりに思ったことをお伝えします。
流派とか派閥とかについては分かりませんが、大きなところが弱い者いじめをしている印象を受けました。この弱い者いじめを注意するのが文化財課の本来の仕事なのでしょうか。問題は、注意するはずの文化財課がこれまで仕事(注意)をしていた担当者を、外して、大きなところと一緒になって弱い者いじめをはじめている、という所でしょうか。
これは専門性の有無とは別の問題だと思います。
しかも外された元担当者さんは状況について新聞に投書までしているのに、改善されるどころか倒れて病休に入っています。
課長さんも班長さんも文化財の専門家ということになっていますが、明らかに対応の仕方がおかしいです。自分の部下が新聞に投書するまで追い詰められているのに何も感じなかったのでしょうか(投書記事を拝読致しましたが元担当者さんのお人柄や切迫した様子が伝わってきました。)。それだけではなく、ブログ記事から課長さん、班長さんの対応を判断すると、元担当者さん一人に責任を押しつけて、やっかいな問題の幕引きをしようとしている印象を受けます。
ブログ記事は専門的過ぎて分かりづらいところもありました。芸能を含めた文化財をキチンと理解するためには専門的な知識が必要だと思いました。私のようなシロートが文化財の専門知識を持った人に、間違った情報を教えられたらそのまま信じてしまいます。
今回、補助金の不正流用やパワハラなど誰もが悪いことだと分かる問題が起こったので、事態を理解することが出来ましたが、複雑な問題が起こったら、問題が起こっていることすら気付かないでしょう。
恐いことだと思いました。
琉球舞踊の将来のことも含めて、今回の件について、一県民として県教育委員会にはちゃんと対応してもらいたいです。
意に沿わない文化財課担当者の人事異動を行い、
公金の不正流用でコンクールまで開いて
恣意的な後継者選び。
これは沖縄の森友・加計問題だ!!
去年12月21日の新聞によれば
今年の7月に次の保持者が決まる。
保存会はガス抜きのために多少の譲歩を
するかもしれない。
大事なのは結果論ではなく原則論。
保持者の追加認定は「技」を次の世代へつなげるための
大事なバトンだ。
これが数の暴力や権力との距離で決まったらたまったものではない。
今後二度と恣意的な保持者の追加認定が行われないためには
指定のプロセスを誰でも理解できるように
原則どおりに決めることが大切だ。
さらに行政に適切な助言・指導を行える人員を配置することが必要。
公金を恣意的に使ったり、
保持者選考のためのプロセスが明確化されていないところは
森友・加計問題と同じだが、
問題を指摘した文化財課担当者をパワハラで追い詰めたことは
それ以上に悪質だ。
玉城議員から実績報告書を持ってくるように言われて予算書を持ってくるとは開いた口がふさがらない。
文化財課はこのまま逃げ切るつもりか。
芸能担当者が一人から三人に増えたのに指導がお粗末になって、補助金の不正流用が起こった。
前任の島元先生がパワハラでつぶされた。
保持者の選考に問題があるって署名運動が起こった。
これまでなかったことが起こっている。
誰が見てもおかしいだろう。
何で教育長は萩尾課長と野原班長に対応させている。容疑者に事件の事実確認をしても自分の都合のいい証言をされて、証拠を隠蔽されるのがオチだろ!!
萩尾課長と野原班長は議員に嘘をついたみたいに、教育長にも何か隠していないか?。
それとも教育長もグルか!!
島元先生が担当から外されて野原が班長?
は?
隠蔽がうまいのと危機管理能力が高いのは意味が違う。
教育委員会の評価基準は世間とズレてないか。
今回の保持者の追加認定は大きく4つの問題がある。
一つ目は恣意的な追加認定が行き当たりばったりで行われたこと。
二つ目は恣意的な追加認定の過程で文化財課の指導で補助金が不正流用されたこと。
三つ目はこれまでの保存会が暴走しないように丁寧に指導していた島元先生が担当者を外され保存会が暴走しやすい体制になっていたこと。
四つ目は恣意的な候補者選定について新聞に投書した島元先生が課長や班長のパワハラで精神に追い詰められたこと。
保存会にも問題があるが行政として伝統芸能の保護を行う文化財課の責任は重い。文化財課がその都度その都度、適切に動いていれば保持者が強い流派に偏ることなく純粋に選ばれたし、補助金が不正流用されることもなかったし、パワハラで島元先生が倒れることもなかった。
指導する県がこんないい加減なことをしていて、保存会に安心して琉球舞踊の未来をまかせられるか!!