志情(しなさき)の海へ

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TEDの課題発表の中から5つ選んでその要約と発見を英文で書く期末試験

2016-02-07 11:00:17 | 英語教育・語学一般

   (このブログの中味と関係ないけれど、琉球大東口のナイス弁当は身体にいいね!)

学生が書いた英文を読むのに時間が取られた。しかしその中に彼らのこの間の頑張りや底力が見えて感慨深かった。また11のTEDプレゼンの中で彼らが何を好んだのかが見えたのも興味深かった。HOW TO 物の傾向がある。TEDの話の中に意味をメッセージを啓発を求める聴衆の姿があり、それをはぐらかせて、一歩ひいてそのスタイルを浮き上がらせるトークも人気だった。

学生が書いた英文でも読む者(Me)に感情移入、共感を惹き起こさせる表現があったりした。読者を意識した手法がある。評判が悪いTPPが調印されたが、今後それがどう施行されるかはまだ未知数で住民投票で否決もありえるのブログもあるが、とりあえず、今後英語教育でWritingが補強されるのは確かだろう。

スマホ一台あれば簡単に多言語にとりわけ英語に翻訳する機能ができて、心配なくなるはずだ、と「未来経済学」を学ぶ学生が言ったが現代の利器の開発が進み、話言葉が多言語に翻訳され意思疎通が容易になる時代が来るかもしれない。ただ多言語環境になっていくのは時代の潮流だろう。

土着言語だけではなく、グローバル・スタンダード(Lingua Franca)の英語を自由に運用し、かつ自国語、さらにローカル言語、近隣諸国の言語にアクセスするような未来が予想できる。ただドミナントな言語=英語の世界がそのまま推移していくのかどうか、中国語やロシア語、フランス語、ドイツ語ではないのはたしかだね。2050年の予測で世界のGDPは中国、アメリカ、インド、日本の順位になるとのことだが、中国語が世界共通語になることは厳しいように思える。しかし世界で中国語をマスターする人々は増え続けるに違いない。

日本語はどうだろう。日本独特の歴史・文化・社会システム・技術を愛する世界の人々の存在はありえるかもしれない。沖縄語に関しても、西欧からやってきて学び、危機言語を保存継承するために奮闘する存在がある。培われてきた歴史や文化の固有性はグローバル言語が担えない感性〈思い〉、リズムやムードや調子があるゆえに、どれだけ多くの世界の言語を残すかは生物多様性の重要さと共に、大きな課題であり続ける。私達の身体の中で共存する細菌や微生物の存在も含め、あらゆる生物と共存しないとなりたたない地球生命体=惑星である。

世界的規模の軍事やエネルギー争奪の闘いと日常の生活、そして生活の中で築きあげられてきた何億もの人々の想〈思〉や魂の痕跡がそのまま積み重ねられていくはずである。多様性の受容・柔軟な関係性の今日・明日だね。

TEDでThe Clue to Great Storyについて語ったAndrew Stephan,MattのTry Something New for 30 days, そして日本人TezukaさんのThe best kindergarten you've ever seen、Will StephenのHow to sound smart in your TED talk?,Bastianの3D printed Jumbo jet?、Amy PurdyのLiving beyond limits、などなど。Chinps have feelings and thoughtsなどは、人間のDNAとあまり差のな類人猿を物として扱うことへの反論「動物の自律と自決権」の主張だった。自律と自決権は人間だけのものではなかった!類人猿や動物の権利を主張し、法的に保護せんとする方の主張は、生物多様性の中で生き生かされている人類の明日にとっても大切なのだと感じさせた。

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生物多様性って?http://www.wwf.or.jp/biodiversity/about/←このサイトから転載です!WWFはWorld Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)

生物多様性~地球上に息づく生命の世界

地球上の生命、その中には、ヒトも含まれれば、トラやパンダもおり、イネやコムギ、大腸菌、さまざまなバクテリアまで、多様な姿の生物が含まれています。

これらの生きものはどれを取ってみても、自分一人、ただ一種だけで生きていくことはできません。多くの生命は他のたくさんの生物と直接かかわり、初めて生きていくことができるのです。

このかかわりをたどっていけば、地球上に生きている生きものたちが、全て直接に、間接的につながり合い、壮大な生命の環を織り成していることが分かります。

この、生きもののつながりを、私たちは「生物多様性」と呼んでいます。

それは、この地球という一つの環境そのものであり、そこに息づく生命の全てを意味する言葉に他なりません


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