
そばが食べたいというので、与那原そば家へ、そしてあがり浜をさっと通りすぎたのだが~。
澄んだ潮、波の音はいい!海に惹かれるのは遠い何か悠久の何かをいつも何気なく感じているのだ~。
以前はたまたま漁港から人工の白砂のビーチまで散歩していた。しかし昨今はほとんど縁がなかったのだ~。
海はいい。身近にある海に背を向けて久しかったのだ。行けない事情がある。海はいい。波との戯れは幼い頃を思い出させる。
母とお重を持って海へ行ったあの日、潮干狩りは楽しかった。潮水につかって歩く爽快さがあった。
足を踏み入れたことも久しくなかったのだ~。素足で砂浜に立ち、素足で海に入る余裕がなかった。また時間を見つけて、今度は素足で海に入ろう。何か溶けていきそうな気がしている。
この海に身を浸したら、ひょっとしたら新型コロナの不安が消えてしまうかもしれない、そんな気もしたのだが~。
青いこけが生えてその周囲には小魚やカニも姿を見せているに違いない~と思いつつただしばし波音に耳を澄ます!
近くに見える知念半島、1000年前も同じように手を長ーく伸ばしているようにしてそこにあったんだ!
人工ビーチに人の姿はほとんどなく
白い波が誘う
生き物のよう、海は生き物、この地球といっしょに呼吸している
子供達の歓声もなく、ひっそりと
思わず波と戯れてしばし歩く~。消える存在があり消えない海がある