志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

「基地を造らせたら再び沖縄が戦場になる」東アジア共同体研究所(EACI) News Weekly Vol.136

2017-08-21 08:17:30 | 沖縄の過去・現在・未来

大田昌秀元知事のメッセージですね!基地を造らせたら再び戦場になる!現況を変えるパッションEACI News Weekly 第136号(8月21日号)
   東アジア共同体研究所(East Asian Community Institute )
    http://eaci.or.jp/

================================
 「いいね!」で、東アジア共同体研究所の最新情報をお届けします。
Facebook : http://www.facebook.com/east.asian.community.institute
================================
 【目次】

【1】《今週のニュース 2017/8/14-2017/8/20》
  政治(4)、経済(3)、国際(3)、社会(2)

【2】《UIチャンネル放送予告 No.212》
  第212回UIチャンネルLIVE対談 鳩山友紀夫×高野孟「時事放談」
 http://live.nicovideo.jp/gate/lv305274568

【3─1】《EACIレポート》
 トランプは正気を保てるか? 北朝鮮が目論む「平和協定」の駆け引き
 (まぐまぐニュース/高野孟)

【3─2】《EACIレポート》
  8月26日(土)~映画「米軍が最も恐れた男~その名はカメジロー」がユーロスペース他全国公開スタート

【4】《研究員コラム》
 緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)
 「基地を造らせたら再び沖縄が戦場になる」(大田昌秀)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 【1】《今週のニュース 2017/8/14-2017/8/20》
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【政治】
■臨時国会、9月下旬召集で調整=働き方改革、カジノ焦点
(時事通信 2017.8.17)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081700957&g=pol

■米軍 報告書を黒塗り 調査結果や勧告 うるま沖ヘリ墜落
(琉球新報 2017.8.20)
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-558605.html

■翁長知事、オスプレイ撤去要求 小野寺防衛相と初会談
(琉球新報 2017.8.15)
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-555589.html

■社会の軍事化が進む 家族法・憲法学者 清末愛砂さん
(東京新聞 2017.8.19)
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2017081902000197.html

【経済】
■ NAFTA再交渉開始、米国は微調整ではなく大幅見直し主張
 (ブルームバーグ 2017.8.17)
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-16/OUSWIX6KLVRO01

■ バブル企業弁護士から脱原発の闘士へ-「原自連」で電事連に対抗
 (ブルームバーグ 2017.8.18)
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-18/OURF3J6JIJUO01

■経済好調の沖縄県 財政力指数が過去最高 全国何位?
 (沖縄タイムス 2017.8.20)
 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/130136

【国際】
■印パ分離・独立から70年 混乱、傷痕、そして遺産
(BBC 2017.8.18)
 http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40946891

■北朝鮮が狙い定めたグアム 葛藤抱える島で
(BBC  2017.8.17)
 http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-40957771

■ 「朝鮮籍」在日コリアン、韓国入国制限を大幅緩和へ
(日経新聞  2017.8.15)
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H7E_V10C17A8FF2000/

【社会】
■日米訓練にオスプレイ参加=防衛省容認受け-北海道
(時事通信 2017.8.18)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081800143&g=pol

■88歳島袋おばあ 東京で移設強行「反対」訴え
(毎日新聞 2017.8.17)
 https://mainichi.jp/articles/20170818/k00/00m/040/096000c

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【2】《UIチャンネル放送予告 No.212》
  第212回UIチャンネルLIVE対談 鳩山友紀夫×高野孟「時事放談」
 http://live.nicovideo.jp/gate/lv305274568
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

8月21日(月)20時からの第212回UIチャンネル放送は、鳩山友紀夫×高野孟「時事放談」を生放送でお送り致します。
番組内では質問を受け付けておりますので、コメント欄またはinfo@eaci.or.jpまでお寄せ下さい。

■《UIチャンネル放送予告 No.212》
  第212回UIチャンネルLIVE対談 鳩山友紀夫×高野孟「時事放談」
 http://live.nicovideo.jp/gate/lv305274568
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【3─1】《EACIレポート》
 トランプは正気を保てるか? 北朝鮮が目論む「平和協定」の駆け引き
 (まぐまぐニュース/高野孟)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「東アジア共同体研究所」理事の高野孟の最新コラムがまぐまぐニュースに掲載されました。

  * * * * *

<北朝鮮と米国の「核ゲーム」はもう終わった?──真の問題から余りにかけはなれている日本の議論>

今の世界で精神的不安定が心配される国家指導者が2人いて、あろうことか、選りに選ってその2人が「核」という危険物を挟んでお互いに罵詈雑言を飛ばし合う言葉の戦争に突入しているのを見るのは、おぞましいことではある。

こんな罵り合いから、事の弾みで誰も望んでいない悲惨な戦争に転がり込むといったことは、歴史上いくらでもあったことで、いま警戒しなければならないことの1つはそのような「偶発戦争」を予防することである。

米中間で作動しているような重層的な緊急連絡メカニズムは、米朝間では全く存在していないので、首脳同士の言葉の投げ合いが軍の現場レベルでの過剰な対応を呼び起こす可能性は大いにあって、それは例えばの話、「軍事的圧力」のデモンストレーションという以外にさしたる意味もなくトランプが米空母艦隊を朝鮮近海に進出させ、それに遭遇した北の潜水艦の艦長が「きっと委員長様は喜んで下さるだろう」と思って魚雷を発射してしまった、というようなことである。

あるいは、米国が、これもデモンストレーションのため、グアムのアンダーソン空軍基地から核爆弾搭載可能のB1爆撃機を韓国に派遣し、それに対して北がグアムの近海を狙ってミサイル発射実験を予告するといった剣呑なことになってきて、そのミサイルが間違って本当に基地に当たってしまった、というような場合である。

「肩が触れた」の何のと言い合っているうちにもう懐から拳銃が抜かれているといった事態は御免被りたい。

<トランプは正気を保てるか?>

次に心配なのは、軍事にも外交にも疎いトランプ米大統領が、感情にまかせて北への軍事攻撃を命令してしまうことである。周知のようにトランプは、
…(続きは以下アドレスより)

■《EACIレポート》
 トランプは正気を保てるか? 北朝鮮が目論む「平和協定」の駆け引き
 (まぐまぐニュース/高野孟)
 http://www.mag2.com/p/news/260495/2

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【3─2】《EACIレポート》
  8月26日(土)~映画「米軍が最も恐れた男~その名はカメジロー」がユーロスペース他全国公開スタート
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

TBS報道局記者兼キャスターの佐古忠彦氏が監督した映画「米軍が最も恐れた男~その名はカメジロー」(http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/)が8月26日から全国で公開されます

米国の統治下の圧政に対して、不屈の精神で抗議する姿勢を貫いた瀬長亀次郎さんのドキュメンタリーです。ぜひお近くの劇場で鑑賞下さい。

■映画「米軍が最も恐れた男~その名はカメジロー」(公式サイト)
http://www.kamejiro.ayapro.ne.jp/

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【4】《研究員コラム》
 緒方修(東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター長)
 「基地を造らせたら再び沖縄が戦場になる」(大田昌秀)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

<安倍総理へのメッセージ>

7月26日(水)、大田昌秀元沖縄県知事の県民葬に参加した。翁長県知事をはじめ元知事・副知事、現国会議員など約2000名が参列した。安倍首相が弔辞を読み、降壇する時に招待席の4列めくらいから女性の声が聞こえた。

「安倍総理 大田先生のご遺言は石垣にも宮古にも辺野古にも基地を造らせない。造らせたら沖縄が再び戦場になると危惧していました。大田先生の遺言をかなえてください。ぜひお願いします。」

安倍首相にも鶴保沖縄担当大臣にも良く聞こえただろう。発言者の宮城ちえさんによると、前列の招待者は誰も振り向かず、SPの制止もなかった、という。彼女は高校教師、父親は大田元知事と同じ鉄血勤皇隊に配属され戦場を駆け回った。短い言葉はこの日のために準備されたものだった。沖縄県民の不満を代弁するかのような訴えだった。

足尾銅山鉱毒事件の時に、田中正造が明治天皇に直訴したことを思いだした。足尾銅山は古河鉱業が国策として明治の初めから銅を生産していた。洪水の度に鉱毒が流れ出し、麓の農民は被害に苦しんだ。日本の公害第一号というべき事例だ。反対する農民は非国民扱いされた。この事件の解決は20世紀後半まで引き延ばされ、100年公害と称される。
辺野古はどうなるのだろう。大田元知事が言ったように、再び沖縄を戦場に引きずり込む100年蟻地獄、悪魔の渦潮となるのではないか。

もちろん安倍首相は「大田先生の遺言」など聞く気はない。献花の後、SP約20人とともに足音荒く引き上げた。島尻あい子元沖縄相だけが最前列で立ち上がり深々とお辞儀をしていた。私は2列目に座っていたが、隣の女性が葬儀の最中にもかかわらずスマホに熱中していた。今井絵里子のお付きのようだ。まったく本人もマネージャーもなっちゃない。!

 

EACLニュースはいいですね。関心のある方は直接申し込まれてください!いい情報は拡散しょうで、このブログでも紹介していましたが、最近は転載していませんでした。でもこのキャッチコピーはひきつけますね

 
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。