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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

≪イメージ戦略≫がメディアで展開!天皇・皇后フィリピン訪問への鋭い視点:英語論稿が開示されている!

2016-03-08 12:21:11 | アジアの過去・現在・未来
  【〈モナ・リザ、レオナルド・ダ・ヴィンチ作品〉ルーブル美術館で実物を見ましたが想像したイメージより小さな画像でした。このネットでUPされた画像からはとても大きなイメージがします。イメージの嘘ですね。】

Japan Focus に掲載された「アリの一言」さんの天皇・皇后のフィリピン訪問を巡るエッセイを重松さんがさらにつけ加えて英語論文です!世界は見ているのですね!あらゆる行為がシンボリズムの中にあるという印象です。お二人の実存が日本の歴史の推移、過去・現在・未来を照らしているのですね。安陪総理は選挙向けキャンペーン、柔和イメージのアピールを始めましたね。大手新聞、そしてネット新聞も含めてですね。

久しぶりに「アリの一言」ブログを見ると、以下の進展がありました。どうぞ御覧ください!

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☆以前書いた「天皇・皇后訪比」についての計4回のブログ(1月23日、2月1日、2日、4日)に、乗松聡子氏(「ピース・フィロソフィー・センター」代表)が質量ともに大幅に肉付けしてくださったものが、共著の形で英文オンラインジャーナル『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』に掲載されました。乗松さんに深く感謝し、お知らせいたします。
http://apjjf.org/2016/05/Kihara.html

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 Satoko Oka Norimatsu translated, and expanded Kihara Satoru's four-part article on the Japanese imperial couple's visit to the Philippines in collaboration with Kihara. The article was posted in Kihara's blog Ari no hitokoto ("A Word from an Ant") on January 23, February 1, February 2, and February 4. Recommended citation: Kihara Satoru and Satoko Oka Norimatsu, "Political Agenda Behind the Japanese Emperor and Empress' 'Irei' Visit to the Philippines", The Asia-Pacific Journal, Vol. 14, Issue 5, No. 4, March 1, 2016. - See more at: http://apjjf.org/2016/05/Kihara.html#sthash.H7u19j5o.dpuf

真実を見据えるという事は、しんどい作業だといえます。なーなーで心当たりのいいことを言い合って、戦慄するほどの事実は見たくない、目をさらしたくなります。おだやかな表情、いい感じの顔が見やすいですね。無邪気な赤子の、ヨチヨチ歩く子供の姿は見ていて飽きないです。しかし歴史の事実FACTを見据えるとき、見たくなくても見ないと、同じ犠牲=残虐さ=そのマトリックス(原型)が未来に繰り返されていくことがないとは言えないこの世界でもあるような気がします。安陪総理が微笑んで和解を演出するメディア戦略が始まっていますね。いいイメージ、微笑みに騙されないための知覚がためされているのですね。微笑みはいつでもいいものだけど、モナ・リザの微笑みのように、神秘的で穏やかで、母の慈愛のようにー。しかしそのうわべの『微笑み』が悪魔の微笑みになることもありえますね。

イメージ、表象の幻覚が跋扈するこの世界でもあるのですね!選挙はイメージ戦争でもあるのです。ヒットラーの名演説は多くの大衆をひきつけてやまなかったのでした。ヒットラーこそはドイツの未来の輝かしいイメージだったのです。そのイメージへの迎合を人々はためらわなかったのですね。そして奈落に突き落とされたのでした。天皇の赤子として、美しい日本人として多くの沖縄人も屍の山になったのでしたね。もっとも太平洋戦争で餓死で死んだ日本兵が100万人以上いたという史実も刻まれています。美しいイメージに殺されていった多くの国民がいたのですね。そして何千万人というアジアの人々が殺されたのでした。繰り返したくない過去です。一瞬に生命を断ち切られた何十万もの広島・長崎の住民もいました!忘れてはならないのです!

辺見庸さんの1★9★3★7は日本(人)の良識と未来への可能性が感じられます。歴史の真実を見据え、事実に謙虚に向き合うこと、共生、共存しあえる地球惑星を築き上げること、地球人の一人として、アジア人として、日本人、沖縄人として生きているこの場所、空間から世界と繋がりたいものです。小さくてもいい、この社会、この世界、この地球に寄与できることを模索していきたいものです。よりよき関係性の方向を絶えず追及することですよね。誰かを犠牲にするシステムではない方向性へ。存在そのものの限界と無限、罪責とその贖罪、止揚も含め、あるべき姿を求め続けたいものです。

 



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