朝5時頃、タンスの上の押入れの中のミーちゃんを見ると大きくなった子猫たちに身体が埋め尽くされている。13日目の一匹の子猫ちゃんの体重は、270グラムである。この子猫ちゃんは最後に生まれた子猫だったのか、まだ目がしっかり空いてはなく、ミーミーとなくがあまり力はない。
ミーちゃんは270グラム前後の6匹の子猫たちに身体を埋め尽くされるように古いタンスの上の押入れの中で授乳を続けている。そこはジャンプしないと上れない空間だ。猫の敏捷性にはただ驚いている。凄いのだ。違った上り方をしている。直接下のタンスの引き出しに足を置いてジャンブしたり、洋服掛けのハンガーのロープに上ってそこから押入れの中に入ったり、また捨てなければならない服のBOXからタンスを踏み台にして上ったりしている。子猫たちはダンボールよりは広い空間で古い旅行かばんの後ろの隅に隠れたり、まだ動きやすいだろうけれど、授乳後はよく寝ている。そこから下に落ちる心配は今の所ないようだ。
完全に五感が発達し、手足が丈夫になってくるとまた移動しないといけないのだろうけれど、ミーちゃんお母さんがどこに選ぶのか、興味深い。ひょっとしたら洋服の部屋から他に移る考えをしているのかもしれない。二階の整理していない部屋を物色したりしている。ベランダをうまく利用できるようになれたらいいと思うのだが~。彼女はよくそこで夕涼みをしているゆえに~。
ミーちゃんの乳房、乳首を見ると6つとも小さいながら6匹が十分ミルクを吸えるようになっている。毎日、何回も授乳を繰り返しているミーちゃん。観察してみると子猫たちの授乳は15分ほどで、彼らはお腹がいっぱいになると乳首から離れてすぐ寝入ってしまう様子。すると6匹の中で一斉にミーちゃんの乳首にありつけない者は交代してミルクを飲んでいる様子。6匹の世話をしっかりやっているミーちゃんだ。人間の六つ子だと大変だ。
猫は二ヶ月間授乳を続けるとネットで紹介されていたが、ミーちゃんの場合どうなのか。一月から離乳食が始まるのか、その成長の過程は興味深い。ミーちゃんが後ろから2キロもついてきた当人は、早くも子猫たちの去勢手術や、どう引き取り手を探すかなどの話しをしている。子猫だと思っていたミーちゃんは尾っぽが怪我していて、去勢手術をしていなかった。ミーちゃんも手術をする必要がある。
今6匹の子猫ちゃんたちに喉をゴロゴロ鳴らして授乳する姿を見ると、この時期こそが雌猫のミーちゃんにとって至福の時ではないだろうか、と思ってしまう。猫にとっての幸せとは何だろう。喉をゴロゴロ鳴らすミーちゃん!母親であることの大変さと幸せを味わっているのかもしれない。
子猫たちの成長のためにも栄養をつけなければならないミーちゃんだ。
今日も鰹を買ってこなければ~。普通の猫食にあまり見向きしなくなっていて
しかも缶詰をあまり食べなくなったりで、鰹を買いだめしなければと思っている昨今である。