しかし、すぐ下の根元はすでに去年、一昨年とカミキリムシの幼虫にやられていた。一つの枝は、枯れてしまった。
カミキリムシを見つけてもあまり意に介していなかったのは、菜園の真ん中にあるシークワーサーは、なかなか実がつく気配がなく、取り除こうか、と思っていたゆえでもある。
しかしポツリポツリと実がつきはじめた。気がつくと、根元の藍や他の雑草を片付けると、木屑が溢れていた。この間、カミキリムシの幼虫の餌場であり、そこで卵から孵化しさらに羽化していった成虫も結構いたのだろう。
去年何度か幼虫退治を試みたが、成功したかどうか、定かではない。
あまり農薬のスプレーは使わないようにしたが、後は、水でよく洗い流した。
針金を穴の中に入れたりもした。成功する場合と不発に終わることもあった。
半ば諦め、銅線で防ぐ方法もあるとのアドバイスがあったので、試してみて、実際に根元から上の方まで巻きつけている。
今後木屑が出なければいいのだが、昨日今日と立て続けにカミキリムシを捕まえた。まだまだ彼らは襲ってくるのだと推測できる。
しかも初夏は繁殖期なのかもしれない。キレイな甲虫だが嫌いになる。
ネットで検索すると成虫が活発になるのは5月から6月とある。まさに今始まったばかりだ。幼虫は6月から10月まで活発になると言う。
これからしばらくゴマダラカミキリを目にすることになりそうだ。