先日ブログしたインバーターの電解コンデンサーの一つがパンクしてぶっ飛んでいた件、注文したコンデンサーが届いたので交換しました。
まず、届いたコンデンサーとパンクした既存のコンデンサーのサイズを確認。
買う前に寸法データを確認しましたが、一回り大きい事は分かっていました。


とりあえず、パンクしたコンデンサーが有った所へ挿してみます。
下の写真右側が今回買ったニチコン製のコンデンサーで、結構大きいですが何とか干渉せずに2本挿せそうです。

既存コンデンサーは信頼性が無いので全数交換するため取り外しました・・・
見てください!! これを!

6個の内、1つ(一番左)が既にパンクしたコンデンサーですが、手前の左3つはパンク寸前でした。
一番左のは既に液漏れした様です。
まともだったのは奥にあるたった2つのみ。

上からでは良く分からなかったですが、取り外してみればゴムパッキンが内圧で外れかかっていて、基盤側にも内容液が漏れだしたと思われる茶色い付着物がありました。

周囲のパーツの腐蝕にも繋がる事があるので綿棒にアルコールを付けて綺麗にしました。
コンデンサー内の成分にはあまり良く無いケミカルも含まれていると思うのであまり触らない方が良いですね。

それで、全数交換完了です!!

裏面の半田も綺麗に付いていいてOKです。

もちろん動作確認も完璧です。
交換したコンデンサーは6個ですが、5個入り袋でしか買えなかったので二袋買って4個余りました。
また数年後に同様な状態になった時の予備にしておきます。
まあ、交換したコンデンサーは日本製のニチコン社のコンデンサーですからそう簡単に壊れないとは思いますが・・・
同じ中華製のメーカー(LVYUAN)のインバーターお持ちの方は、殆ど使っていなかったとしても2年くらいしたらコンデンサーの膨らみ具合を確認した方が良いかも知れませんよ。
