ダモクレスの剣
古代ギリシアの王にダモクレスが、王の繁栄を羨むようなこと
を言ったとき
王がダモクレスを宴に招いた。
華やかな宴の席に招かれた、ダモクレスがふと上を見上げると
大きな剣が髪の毛1本で天井から吊り下げられていた。
王は「私の立場は、このように何時も命の危険にさらされてる
のだ」と
ダモクレスを諭したという故事。
今日の朝日新聞の天声人語にその話が書いてありました。
原子力発電・・まさに日本人の命運を握る剣、それがこのよう
に危ういとは・・
石原都知事の言葉は非常に問題があると思うけど
言ってる事の本質は、一旦豪奢に慣れてしまった日本人の生活
を
リセットし原子力に頼らなくてすむ、昔のように物は無いが満
ち足りた生活に戻らねばならない。
ということだと思います。
誰かがリスクを負わねばならないシステムを前提にした繁栄は
おかしいって言うことでしょうね。
それはこれから偉い人が考える話。
そんなことよりも
宇宙飛行士を宇宙ステーションに送りこむことのできる時代に
なぜ原子炉には近づけないのか?
何のための科学力なのか?
放射能を防ぐ服は無いのか?
アシモに踊りを教えるくらいなら、アシモにカメラを持たせて
原子炉の中を映させることぐらい出来ないのか?
何のための科学力なのか?
2位じゃだめなのか?
という決め台詞で一世を風靡した馬鹿
その馬鹿が、スーパー堤防などの大災害対策予算を削ったこと
は
無視して、節電啓発担当とは・・・
また
阪神大震災の時に、自衛隊に対し敵意をむき出しにした
基地外犯罪者(詐欺事件で有罪判決)がボランティア担当首相
補佐官だって
まさにダモクレスの剣!
天声人語 転載しますね
ダモクレスの剣の故事は、繁栄を脅かす危機のたとえだ。
王の椅子に座ったダモクレスの頭上に、天井から髪の毛1本で
剣がつるされる。
いつ切れるやも知れない。
ケネディ元米大統領が演説で核戦争の恐怖になぞらえ、よく知
られるようになった
同じ核分裂を原理とする原発も、その危うさを「頭上の剣」と
見る向きがあった。
細い髪の毛はいま切れかかっているのか。
東京電力の福島第一原発が地震で深刻な事態に陥っている。
コントロールを失う中、桁違いの放射能が観測された
これまで「原発の二大事故」は、米国のスリーマイル島とソ連
のチェルノブイリだった。
こののち、フクシマを含めて「三大」となるのは現時点の規模
でも間違いない。
この一文を書いているいま、最悪を防げるかどうかの瀬戸際が
続いている
日本の原発は二重の意味で頭上の剣だった。なにせ地震大国で
ある。
地盤の悪い立地を危ぶんだ「豆腐の上の原発」という表現もあ
るほどだ。
列島上にゆらゆらと、54本の剣がつり下がっている図を、あ
らためて思えば背筋が寒い
まことしやかに「安全神話」などと言う。
だが神話の数だけ崩壊の悲劇があった。
ジャンボ機の神話崩壊は今も記憶に新しい。
そしてテレビ越しに感じる東電の企業風土は、当時の日航にど
こか通じる。
正体見たりの印象が強い
〈生活の光熱の遠きみなもとに大き異火(ことひ)の燃えやま
なくに〉。
小紙歌壇の選者、高野公彦さんの歌だ。
異火とは原子の火。畏怖(いふ)に満ちた言葉である。
固唾(かたず)をのんで最悪の回避を祈るほかない。
古代ギリシアの王にダモクレスが、王の繁栄を羨むようなこと
を言ったとき
王がダモクレスを宴に招いた。
華やかな宴の席に招かれた、ダモクレスがふと上を見上げると
大きな剣が髪の毛1本で天井から吊り下げられていた。
王は「私の立場は、このように何時も命の危険にさらされてる
のだ」と
ダモクレスを諭したという故事。
今日の朝日新聞の天声人語にその話が書いてありました。
原子力発電・・まさに日本人の命運を握る剣、それがこのよう
に危ういとは・・
石原都知事の言葉は非常に問題があると思うけど
言ってる事の本質は、一旦豪奢に慣れてしまった日本人の生活
を
リセットし原子力に頼らなくてすむ、昔のように物は無いが満
ち足りた生活に戻らねばならない。
ということだと思います。
誰かがリスクを負わねばならないシステムを前提にした繁栄は
おかしいって言うことでしょうね。
それはこれから偉い人が考える話。
そんなことよりも
宇宙飛行士を宇宙ステーションに送りこむことのできる時代に
なぜ原子炉には近づけないのか?
何のための科学力なのか?
放射能を防ぐ服は無いのか?
アシモに踊りを教えるくらいなら、アシモにカメラを持たせて
原子炉の中を映させることぐらい出来ないのか?
何のための科学力なのか?
2位じゃだめなのか?
という決め台詞で一世を風靡した馬鹿
その馬鹿が、スーパー堤防などの大災害対策予算を削ったこと
は
無視して、節電啓発担当とは・・・
また
阪神大震災の時に、自衛隊に対し敵意をむき出しにした
基地外犯罪者(詐欺事件で有罪判決)がボランティア担当首相
補佐官だって
まさにダモクレスの剣!
天声人語 転載しますね
ダモクレスの剣の故事は、繁栄を脅かす危機のたとえだ。
王の椅子に座ったダモクレスの頭上に、天井から髪の毛1本で
剣がつるされる。
いつ切れるやも知れない。
ケネディ元米大統領が演説で核戦争の恐怖になぞらえ、よく知
られるようになった
同じ核分裂を原理とする原発も、その危うさを「頭上の剣」と
見る向きがあった。
細い髪の毛はいま切れかかっているのか。
東京電力の福島第一原発が地震で深刻な事態に陥っている。
コントロールを失う中、桁違いの放射能が観測された
これまで「原発の二大事故」は、米国のスリーマイル島とソ連
のチェルノブイリだった。
こののち、フクシマを含めて「三大」となるのは現時点の規模
でも間違いない。
この一文を書いているいま、最悪を防げるかどうかの瀬戸際が
続いている
日本の原発は二重の意味で頭上の剣だった。なにせ地震大国で
ある。
地盤の悪い立地を危ぶんだ「豆腐の上の原発」という表現もあ
るほどだ。
列島上にゆらゆらと、54本の剣がつり下がっている図を、あ
らためて思えば背筋が寒い
まことしやかに「安全神話」などと言う。
だが神話の数だけ崩壊の悲劇があった。
ジャンボ機の神話崩壊は今も記憶に新しい。
そしてテレビ越しに感じる東電の企業風土は、当時の日航にど
こか通じる。
正体見たりの印象が強い
〈生活の光熱の遠きみなもとに大き異火(ことひ)の燃えやま
なくに〉。
小紙歌壇の選者、高野公彦さんの歌だ。
異火とは原子の火。畏怖(いふ)に満ちた言葉である。
固唾(かたず)をのんで最悪の回避を祈るほかない。