ぶろぐ猫の目

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実験中

早気とイップス

2015-07-01 04:44:29 | どうでもいい話

日経のコラムに面白いことが書いてありました

以下転載バカボン

 弓道に「早気(はやけ)」という言葉がある。

弓を引いて十分な間合いをとらず矢を放ってしまうことをいう。

昔から退治したい癖だった。

仙台藩の弓の指南役を父に持つ若者と母の話を

東北大の元弓道部長の池沢幹彦名誉教授が「弓聖 阿波研造」という本の中で書いている。


▼若者は遠藤時習(ときしげ)。

早気がひどく、死別した父の後を継ぐ力がない。

母は死をもって亡夫に謝るほかないと決める。

わが子に、この母を射ておまえも自害をと説く。

時習も覚悟し射場で弓を引き絞る。

さすがに早気も影を潜める。

まさに矢が弦を放れるかという瞬間、母の声があがった。

「よし、その呼吸を忘れるでない!」

▼気ばかり焦って集中できず、的を外してしまうことのないよう、

江戸の昔は悲壮な努力があった。

さて安倍政権の射的はどうだろう。

きょう閣議決定するアベノミクス第3の矢の成長戦略は

政権下で3回目なこともあり、

小粒な改革が並んだ印象だ。

とにかく矢を次々放たなくては、と思っているかのよう。早気が心配だ。

▼池沢氏がその生涯を描いた阿波は、

大正、戦前に主に仙台で活躍した弓道家だ。

一射一射に全精神を込める「一射絶命」を説いた。

旧制二高では「数多く射てどうするぞ、一本でもよいから命がけでやれ」と

指導したという。

医療や農業では岩盤規制がまだ残る。

一射絶命の覚悟を持てと、阿波ならハッパをかけるだろう。


転載ここまで

アベノミクスなんかどうでもいいんです

「早気」なんです

わたしも、洋弓をやってたので「早気」よくわかります

弓を引いて、的を狙い、そこから限界まで引き絞るのですが

いざ矢を話す瞬間に、緩むのです

普段、なにも考えないときは、普通に矢を射れるのですが

「早気」になると打つ瞬間、緩んでしまう。

弓を初めてしばらくは、まったくそんなことにはならないのですが

ある瞬間に、矢を放つのが怖くなる

考えすぎるのか?

射る瞬間

ほんと緩むのです

すると的を大きく外れる結果になるのです

これは、心の病気なんです

和弓の場合、これを克服しないと話にならない

洋弓の場合、西洋人はすごくて

早気を克服する器具を開発するのです

それは、長さ10cm幅5mmほどの薄っぺらい金属の板なんです

これを弓につけて

矢を弓とこの板で挟んで装着します

矢をぎりぎり限界まで引くと、

矢の先が、その板を通り抜けたとき、反ってた板が弓にパチって

ぶつかりますよね

わかるか?

その音をきっかけに、矢を放つのです。

その板を「クリッカー」っていうのですが

このきっかけの「音」これによって、早気はほぼ100%治るのです

何のことはない、1枚の板が病気を治すのです


ゴルフでも同じようなことがありました

ドライバーを振るのが怖くなる時がありました

ドライバーイップスですね

考えすぎると、怖くて振り下ろせない

そおいう時は、連れに横で手を叩いてもらい

その音で反射的に振り下ろす。

これを繰り返すうちに、治ってきました


今、かかっているのは

パターイップスです

70cmくらいのパットが入らない。

練習なら、よそむいて片手でポンってうって入れる距離が

いざ、真剣に入れようとすると

なぜか、ひっかけてしまう

3mも5mも離れたパットは平気で打って

たまに入るのに・・

70cmが入らない

体が、固まってるのがわかります

心の病気ですね

なにかきっかけが必要です

難しいなあ

コメント (3)
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