今、日経のコラム「迫真」ってので
国立競技場の件を取り上げてるのですが
その中で、時々出てくるのが
「森喜朗」こいつは、本物のバカです
以前書きましたが、日経の「私の履歴書」で相当バカをさらけ出してましたが
興味のある方は、拙ブログ探して読んでみて
ほんとバカ。
そして
今回、国立競技場の件でも、バカなくせに恫喝だけは得意ですから
ごり押しして、巷では国立競技場のことを
森喜朗古墳とよばれてるそう
まあ読んでみて
東京五輪 夢の重荷(1)新国立「もう引き返せぬ」
「2520億円で固まりました」。新国立競技場の整備主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の理事、鬼沢佳弘(57)は6月下旬、部下から整備費決着の報告を受けても半信半疑だった。「本当か。またどんでん返しはないのか」
新競技場は2020年東京五輪・パラリンピック、19年9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)のメーン会場。整備費と工期を巡って次から次へと新たな課題が噴出し、施工予定のゼネコンなどとの協議が連日続いていた。
最後までネックになったのが、鋼鉄製の「キールアーチ」2本で屋根を支える特徴的なデザイン。だが「あのデザインは世界の場で表明したもの。続行するしか手はなかった」と鬼沢は話す。
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「今世紀最大の国家プロジェクト」をうたって12年に行われた新競技場デザインの国際コンクールで、収容人数はラグビーW杯と五輪招致成功を想定して8万人と設定された。整備費の見込み額1300億円は、日産スタジアム(横浜市)の600億円を基に規模や設備を考慮して概算した「大まかなものだった」(JSC関係者)。
採用されたイラク出身の建築家、ザハ・ハディド(64)の作品への評価は「斬新」「大胆」「圧倒的」。審査過程で示された技術的な課題やコストへの懸念は、最終的に「現代日本の建設技術の粋を尽くすべき挑戦となる」と勇ましい言葉に置き換えられた。
13年9月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会では、薄闇に浮かび上がる流線形のスタジアムがスクリーンに大写しにされ、首相の安倍晋三(60)が「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアム」とアピールした。
当時の東京都知事、猪瀬直樹(68)は「開閉式屋根の未来的なデザインにはインパクトがあった。招致成功でデザインは『国際公約』になった」と指摘。一方で「国立なので建設は国の責任。費用のことは念頭になかった」と振り返る。
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「相当やばいことになりそうだ」。文部科学省のスポーツ・青少年企画課にJSCの担当者から耳打ちがあったのは14年12月のことだった。
JSCは同年5月、当初デザインの規模を縮小したうえで、整備費を1625億円とする基本計画案を公表していた。だが、施工予定の大成建設と竹中工務店は「できるわけがない」と反発。このままでは整備費は3千億円を超え、完成は五輪に間に合わないと通告してきたのだ。
計画を再度見直すしかない。そこで最大の制約となったのがラグビーW杯だった。
そもそも国立競技場の建て替えは、09年にラグビーW杯招致が成功したのをきっかけに浮上した経緯がある。五輪組織委員会の会長を務める元首相、森喜朗(78)は、今年6月まで日本ラグビー協会の会長を兼務。14年に旧競技場の解体工事の入札不調などが続いた際は、JSC理事長の河野一郎(68)に「ラグビーに間に合わせないつもりか」とねじを巻いた。
「キールアーチをやめれば五輪には間に合う」とする建築家らの主張に対し、五輪組織委幹部は首を振る。「森会長の思いを知らないから言えること。ラグビーを飛ばして、五輪のための競技場を造るという選択肢はない」
6月29日、東京五輪・パラリンピックの関係機関のトップが集まった調整会議で、文部科学相の下村博文(61)は「整備費は2520億円」「完成は19年5月」と報告。組織委会長の森は「努力してまとめていただいた」とにこやかにねぎらいの言葉をかけた。
工期短縮と工費削減のために開閉式屋根の設置は先送りされたが、五輪後の工費は現時点の見込みで168億円。JSCは仮設に切り替えた1万5千席を可動式の常設に戻す可能性も示唆する。固定の維持費に加え、50年後の修繕費は1千億円に上るとされる。
新たな五輪の記憶と共に日本の首都の象徴となるスタジアムの建設が動き出す。「引き返すことはできないし、もう決めるしかなかった。だが、先にも泥沼が待っている」。文科省幹部は口元をゆがめてつぶやいた。
(敬称略)
そして迫真2回目にはこんな記述が
猪瀬の辞任後、2014年2月に都知事に就いた舛添は、批判を受けながら一部競技の会場変更などで五輪のコスト削減を進めてきた。「それだけに簡単に『はい、出します』とは言えない」と都幹部は代弁する。
「難しいことが分かっていてなんで(あのデザインを)採用したのか」「法律の下で出せるのはどう計算しても50億円」。舛添は攻め続けたが、6月に入って風向きが変わる。
「国と対立しているようなニュースが喧伝(けんでん)されることは残念」。都議会で代表質問に立った自民都議は、舛添の姿勢に苦言を呈した。「このまま放置すると五輪準備に支障が出かねないとみて圧力をかけてきた」(都幹部)
「学者さんだから言い方がきつい。甘くなるように」。6月18日には五輪組織委員会の会長、森喜朗(78)が舛添に地元・石川県産の蜂蜜を手渡し、「開催都市の知事として自覚を」とくぎを刺した。
あげく15日の産経では
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費が2520億円に膨らんだ問題で、大会組織委員会が、31日からクアラルンプールで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で、英国の建築家、ザハ・ハディド氏のデザインを基にした現行計画を報告することが14日、分かった。これにより、今後の設計変更はほぼ不可能となる。組織委会長の森喜朗元首相が、産経新聞の取材に応じ、事実関係を明らかにした。
競技場は、「キールアーチ」と呼ばれる2本の巨大な鋼鉄製アーチが屋根を支える特殊な構造で、これが総工費を押し上げた。
森氏や大会関係者によると、アーチがあまりに巨大なため、パーツごとに切断したものを会場付近の仮設工場で接合せねばならず、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は今月中にもアーチ用の資材を発注する予定だという。
また、アーチは地中構造物で固定する設計となっており、デザインを変更した場合、地下の設計からすべてをやり直さねばならない。そうなるとコンペから実施設計までに1年半を要するとみられる。
20年の五輪開催には、19年にプレ大会を実施せねばならず、メーン会場も19年夏までに完成させねばならない。間に合わなければ「国際公約違反」となり、ペナルティーを科せられる可能性もある。
森氏は「五輪に間に合わせないと世界の笑いものとなる。高額になり批判を受けるのは残念だが、スポーツ、文化、経済などすべてを集積する場として50年以上先にレガシー(遺産)を残したい」と語った。
安倍晋三首相も10日の衆院平和安全特別委で「これからコンペをし、新たにデザインを決めると五輪に間に合わない可能性が高い」と述べた
ほんとこの森ってバカ、なんとかなりませんかね
総理経験者だからって、いい気になりすぎです
棚ぼたでなったくせに
ほんと情けない。
森喜朗古墳なら、完成までの無事故無災害を祈念して
人柱として本人を埋めてやればいいのに