伊岡瞬 悪寒
当クソブログの数少ない読者の康太郎先輩から
伊岡瞬のおすすめがあったので
本屋で手に取ってみました
文庫の背表紙のあらすじを読んで面白そうなので
「悪寒」から読んでみることに
あらすじ
東京の大手製薬に務める藤井課長。贈収賄疑惑の濡れ衣を着せられたあげく
役員の身代わりに詰め腹を切らされ
東北の子会社に出向、単身赴任で片田舎に向かいます。
役員からは悪いようにしないからという言質を心の支えに
上司のいじめに耐える日々。
ある日、妻から1本のメールが
「家でトラブルがありました」
家には、妻と高校生の娘と痴ほうの母親の3人暮らし
何があったのか?
電話をしても誰も出ない・・
嫌な予感が胸をよぎり、慌てて東京へ向かいます
向かってる途中に、警察から連絡があり
妻が男を家の中で殺したという話
しかもその被害者は、藤井を東北へ送った役員でした
わけがわからず家に向かう藤井でしたが
同居してる娘は反抗期かまったく会話をしてくれない
痴ほうの母親は全く事態を理解していない
妻の妹が面倒を見てくれています。
頼りになるのは妻の妹だけ・・
妻と役員の間に何があったのか?
ここで、驚激の事実が!!!ってユーツベのCMでやってました
まったく驚激でもなんでもない
想像通りのありがちな展開でした
あらすじを読んだ限りでは
すごいサスペンス劇場を期待したんですけどね
期待しすぎでしたね
シリアスな内容なのに、どことなく抜けてる藤井がミスマッチで
物語が締まらなくなってます
ラストもわけがわからんわけではないけど
ちょっとリアリティに欠ける展開に
ふーんって感じでした
次に期待