ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

物件探偵 乾くるみ著

2022-04-18 15:14:10 | 読んだ本の紹介
物件探偵  乾くるみ著





本屋で何気に手に取った文庫ですが

おもしろそうだったので読んでみました



不動産物件にまつわる6話の短編ですが

各話の冒頭に、物件の間取り図がついてます

それがなんとなく目を引きました



話の内容は、簡単なミステリー


小銭が入ったサラリーマンが収益を目論んで

高利回りのマンションを手に入れたはずが、オーナー生活はなぜか4ヵ月で終了。

その理由は?




前オーナーが借金を重ねて、売らざるを得なくなったマンションの1室

やすかったので買って見ようかと、下見に行くと

なぜか新幹線の座席やいろんな雑貨が満載に放置されてます、

これは処分してもいいのでしょうか?





気楽に暮らす女一人暮らしのアパート。

最近変なことが起こります。HDDから覚えのない録画が流れたり、

微妙に家の中のものの配置が変わったり?

気持ち悪い

誰か忍びこんでるのか?その目的は?




別れた妻が育てていた、引きこもりの息子。

元妻が事故で死んだため

子供を引き取り、その息子のために自室の上の階を購入したのだが

息子が越してきたその日から、バルコニーに鳩の死骸が。

何者かの嫌がらせなのか?





都心のメゾネットが格安の値段で売りに出されてます。

理由を聞くと、自殺者が出た事故物件でした

そんなことは気にしないで買ったのだが

入居したとたん、なにやらおかしな出来事が





これらの事件が起こった物件のドアの前にたたずむ女性

宅建の刺客を持つ不動尊子(たかこ)です



「この物件は、悲しくて泣いています」

不動尊子の決め台詞

物件の気持ちのわかる宅建主任が

それぞれの事件を解明していきます。



とまあこんな感じ

まあまあ面白いです。事件も穏やかな感じの事件です

日常、そこらへんで起こってることですね



不動産は、やはり何千万もするもの

お金が絡んできます。おいしい話にはなにか裏があるものですね

私たち不動産の素人にとったら

不動産屋の海千山千の手管にはかなうはずもない

ただ不動産屋にはいい人もいます。

落とし穴に落ちないようにするには、人を見極めることが

大事だという話



暇つぶしにどぞ














コメント (2)
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