興味深い記事があったので転載バカボンなのだ
ロケット残骸、インド洋に――宇宙ごみ対策急務、中国、問われる管理責任。
2021/05/10 日本経済新聞 朝刊
中国が宇宙ステーション基幹施設の打ち上げに使った大型ロケットの残骸は9日にインド洋の海上に落下したが、
各国では地表まで破片が届くことが懸念されていた。
ロケットの残骸など宇宙ごみの対策は世界的課題になっている。
中国には宇宙の環境対策により積極的に取り組む姿勢が求められる。
通常、ロケットの残骸などの宇宙ごみは地球に落下しても、途中で燃え尽き地表まで届かない。
しかし4月29日に打ち上げられた「長征5号B」ロケットは巨大で重さも22トンに及び、
落下すれば燃え尽きず破片が地表まで届く懸念があった。
実際、中国が2020年に同じ「長征5号B」ロケットを打ち上げた際には、
破片がアフリカ西部のコートジボワールに落下、家屋が一部壊れるなどの被害が出たと報道された。
幸い人間への被害の報告はなかったものの、万が一、都市部に落下すれば大きな被害を引き起こす危険性がある。
宇宙ごみの落下による被害を防ぐために、
ロケットなどを制御して被害の出ない海洋などに落下させる取り組みはすでに行われている。
中略
しかし中国の「長征5号B」は軌道上で制御されていないため、
地球に落下する直前までどこに落下するか、正確な場所は予測できない。
中国は独自の宇宙ステーション建設のために、これから2度、同じ大型ロケットを使って宇宙ステーションの構造物を打ち上げる計画だ。
現状のままでは、今回と同様にロケット部品が制御されないままに地球に落下して、
被害を出すかもしれないという懸念を払拭できない。
ロケットの残骸や使われなくなった人工衛星、その破片などは宇宙ごみと呼ばれる。
宇宙ごみが衝突することで人工衛星などを破壊し、今回のように大型のごみが地表まで落下する場合もある。
宇宙に関する基本的な取り決めである国際連合の宇宙条約と関連条約では、
宇宙に打ち上げた物体によって生じた損害は打ち上げ国が全責任を負うと定めている。
ロケットの破片が地上に落下して損害が出た場合、中国は損害賠償などの責任を負わなければならない。
「宇宙強国」をめざす中国は独自の宇宙ステーション建設や月や火星などの探査に注力している。
ロケットの年間打ち上げ回数でも米国やロシアを上回り世界一になっている。
しかし宇宙ごみなどの対策を後回しにしては、国際的な信用を得られない。
宇宙開発の成果を強調するだけでなく、宇宙の環境対策にも本腰を入れる必要がある。
ということです
空からものが落ちてきて被害を被る確率はいかほどのものかわかりませんが
実際に、アフリカに落ちて被害があったとは知りませんでした
まじ怖いっすね
打ち上げるだけうちあげて、あとは知りません
って感じでしょうか
都会に落ちてきたらシャレですみませんね
今回もインド洋に落ちたとか、海だからええってもんでもないでしょうに
文化的に熟していない国が、金にものを言わせて宇宙空間に乗り出すてのは
かつて昔、日本が高度成長期にJALパックと銘打って世界に出ていったのを
髣髴とさせますな
日本人が世界の至る場所で常識外の行いをして恥をさらしていた時代
今まさに中国人が日本でやってることとおなじです
時代はめぐりますな
そんな中国が、宇宙に出張るという
まあ、好きなようにやるがええんでしょうけど
コロナもそうですが、無分別にやりたいことやって
その後に起こった出来事について、知りませんでは
国際社会では相手にされないでしょうね
迷惑をかけないようにしてほしい
ロケットを落とすなら、中南海あたりに落とせばいいんでないでしょうか