犬にはいろんな才能がある。
それは、人間なんか叶いっこないぐらいスゴイ能力だったりする。
だけど、普段の生活じゃなかなかそれに気が付かないでいました。
実は、先日
パパが出るクロスカントリー大会のコース下見にいった。
ほとんどが、運動公園内を走るんだけど、一部一般道路もコースになっている。
この運動公園が山にあるので、コースも坂道が多くけっこうしんどい。
パパは、地図を見ながらそのコースを下見しながら走る。
私は、走らないので風ちゃんとお散歩を楽しみながら、パパの後からそのコースを歩くことにした。
地図を見ていたら、一般道のコースは、一ケ所道路がT字になっているところで曲がるところがある。そこさえ気をつけていればOKのシンプルなコースだ。
うちのパパは地図の読めない男、超方向音痴。だけど、さすがにこんなシンプルなコースだったら大丈夫だろう・・・と。
パパは「ほな先いくわ」と軽い足取りでコースの道を走っていった。
それを見た風ちゃんは、パパを追い掛けようと、必死でリードをひっぱりながら、坂道を走っていった。私は、風ちゃんがのぼり坂をひっぱってくれるので「あー、ラクチン」とばかりに
リードを持って歩いていた。
道はくねくねと曲がっていたり、工事をしている現場があったり、民家があったりいろいろだった。
それまで、ぐいぐい引っ張っていた風の足が急に止まった。
一部カードレールがない場所があって、そこから続くケモノ道のような山の中の道に2.3歩は入りかけた。
「風ちゃん、どこいくねん。そっちちゃうちゃう!」そういうと、すぐにコースにもどり
「わかったよ」という顔になって、またぐいぐいコースをすすんでいった。
民家の多いエリアに入って、風がまたコースをはずれた別の道を行こうとする。
それも、地面のニオイを確かめて「絶対こっちやから」とひっぱって行こうとする。
しかし、どうみてもクロスカントリーのコースからはずれている。
「そっちには、いかない」と注意して。私は、コースを歩きはじめた。
すると、今までリードをひっぱっていた風ちゃんが、私の横で全くひっぱることなく
とぼとぼとついてくるように歩き始めた。
なんじゃ、この違いは?
そう思いながら、コースの曲がる地点をすぎ、一般道を歩きつづけた。
「きっとパパは、もうゴールしている頃よね・・・・」そう思っていたら、後ろから声がした。
振り返るとパパが私たちの後から走ってきたのだ。
「えっ?なんで??」先を走っているはずのパパがどうして後ろから来たのか意味がかわらなかった。
風ちゃんは、大喜び。
パパに話を聞いてみると
「別のところで道を曲がってしまって、迷っていたんや」という。
「もしかして、あの工事の手前のカードレールがなかったケモノ道みたいなところに入った?」と聞いたら、確かにそこを行こうとしたが、出て来たという。
「あの民家エリアのところの急な左折れの坂を上っていったとか?ちょうど道にチェーンがあったところを越えたところの・・」とさっき風がニオイを確かめて進もうとしていた道のことをいうと。
「そうやねん、あそこが曲がるところやと思って行っててんや。でしばらく走っていて、間違いに気が付いて・・・・」と、パパ。
あー、それで風が「パパはこっちの道をいっているよ」と教えてくれてたんだと納得。
今回歩いた道は、パパも私も、風ちゃんも初めて歩く道。
風は、初めて歩くところだけど、パパのニオイをしっかりと追い掛けながら歩いていたとわかって、なんだか感動。
だてにニオイ嗅ぎをしてるんじゃないんだ。ちゃんと情報収集をしながら、歩いて私に教えてくれていたんだ。
スゴイ!!本当にすごい。犬なら、もしかしてみんな持っている才能かもしれないけれど、それを
目の当たりにして驚きました。
そして、風ちゃんのことをちょっぴり尊敬!いっそう大好きになったのでした。
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それは、人間なんか叶いっこないぐらいスゴイ能力だったりする。
だけど、普段の生活じゃなかなかそれに気が付かないでいました。
実は、先日
パパが出るクロスカントリー大会のコース下見にいった。
ほとんどが、運動公園内を走るんだけど、一部一般道路もコースになっている。
この運動公園が山にあるので、コースも坂道が多くけっこうしんどい。
パパは、地図を見ながらそのコースを下見しながら走る。
私は、走らないので風ちゃんとお散歩を楽しみながら、パパの後からそのコースを歩くことにした。
地図を見ていたら、一般道のコースは、一ケ所道路がT字になっているところで曲がるところがある。そこさえ気をつけていればOKのシンプルなコースだ。
うちのパパは地図の読めない男、超方向音痴。だけど、さすがにこんなシンプルなコースだったら大丈夫だろう・・・と。
パパは「ほな先いくわ」と軽い足取りでコースの道を走っていった。
それを見た風ちゃんは、パパを追い掛けようと、必死でリードをひっぱりながら、坂道を走っていった。私は、風ちゃんがのぼり坂をひっぱってくれるので「あー、ラクチン」とばかりに
リードを持って歩いていた。
道はくねくねと曲がっていたり、工事をしている現場があったり、民家があったりいろいろだった。
それまで、ぐいぐい引っ張っていた風の足が急に止まった。
一部カードレールがない場所があって、そこから続くケモノ道のような山の中の道に2.3歩は入りかけた。
「風ちゃん、どこいくねん。そっちちゃうちゃう!」そういうと、すぐにコースにもどり
「わかったよ」という顔になって、またぐいぐいコースをすすんでいった。
民家の多いエリアに入って、風がまたコースをはずれた別の道を行こうとする。
それも、地面のニオイを確かめて「絶対こっちやから」とひっぱって行こうとする。
しかし、どうみてもクロスカントリーのコースからはずれている。
「そっちには、いかない」と注意して。私は、コースを歩きはじめた。
すると、今までリードをひっぱっていた風ちゃんが、私の横で全くひっぱることなく
とぼとぼとついてくるように歩き始めた。
なんじゃ、この違いは?
そう思いながら、コースの曲がる地点をすぎ、一般道を歩きつづけた。
「きっとパパは、もうゴールしている頃よね・・・・」そう思っていたら、後ろから声がした。
振り返るとパパが私たちの後から走ってきたのだ。
「えっ?なんで??」先を走っているはずのパパがどうして後ろから来たのか意味がかわらなかった。
風ちゃんは、大喜び。
パパに話を聞いてみると
「別のところで道を曲がってしまって、迷っていたんや」という。
「もしかして、あの工事の手前のカードレールがなかったケモノ道みたいなところに入った?」と聞いたら、確かにそこを行こうとしたが、出て来たという。
「あの民家エリアのところの急な左折れの坂を上っていったとか?ちょうど道にチェーンがあったところを越えたところの・・」とさっき風がニオイを確かめて進もうとしていた道のことをいうと。
「そうやねん、あそこが曲がるところやと思って行っててんや。でしばらく走っていて、間違いに気が付いて・・・・」と、パパ。
あー、それで風が「パパはこっちの道をいっているよ」と教えてくれてたんだと納得。
今回歩いた道は、パパも私も、風ちゃんも初めて歩く道。
風は、初めて歩くところだけど、パパのニオイをしっかりと追い掛けながら歩いていたとわかって、なんだか感動。
だてにニオイ嗅ぎをしてるんじゃないんだ。ちゃんと情報収集をしながら、歩いて私に教えてくれていたんだ。
スゴイ!!本当にすごい。犬なら、もしかしてみんな持っている才能かもしれないけれど、それを
目の当たりにして驚きました。
そして、風ちゃんのことをちょっぴり尊敬!いっそう大好きになったのでした。
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