風が子供の頃から、食事の前やおやつをあげる前などに
「これほしいワンちゃんは?」と聞くクセがある。
それが食べたい時は、風は写真のように元気よく「はーい」と手をあげてくれるからかわいい。
ただ、わかりやすいというか、この手の上げ方が食欲のバロメーターになるのよね。
ほしくない時は、手をあげないし
あんまり食べたくない時は、少しだけ手をあげる。それも低い位置で。
おやつの時は、たいてい元気よくこの高さまで「はーい」とあげる。
与えるとペロリと食べる。
だけど、3歳頃まで食欲なしなし犬だった風は、
フードを入れた器を目の前に置いて、同じように聞くと
その日によって手の高さが違っていた。
◇「はーい」と元気よく高く手を上げた日は、完食。
◇半分の高さしか上げなかった時は、フード半分だけ食べて、半分残す。
◇ほんの少ししか手を上げなかった時は、一口食べておしまい。
◇手を全くあげない日は、全くフードを食べない。
そんな毎日でした。
風がフードをあまり食べなくなったのは、生後5カ月ぐらいから。
最初はササミの粉をトッピングしたり、いろいろと工夫してみたけれど
同じフードを3回続けて与えたら、4回目から食べない。
去勢したのが影響しているの?とか思って病院でみてもらったら、贅沢病だといわれ
「おやつを与えずに、フードだけを出して、食べなかったら仕舞うことをつづけていたら
数日してお腹が好いたら食べます」と言われた。
そして、それを実行したら、確かに2日後には食べたけれど、いやいや食べている。
それからも同じようにしていたけれど、完食する日は稀で、ちゃんと食べたらすごくよくほめてあげた。
だけど、残す時が当たり前だった。
おでかけや遊びが大好きな風ちゃんだったけど、食事の度に「なんで食べてくれないの~」とどよーんとした気持ちになる毎日だった。
それが約3年続いて。
フードジプシーといえるぐらいいろんなフードも試した。友達から勧められた高級フードも試した。その高級フードは確かに食べたけれど、粒がやわらかいので食べた後奥歯に飴状にこびりついて、私がとってあげないと取れない。そんなこともあって、迷う毎日。
その頃の風は今よりも2kgも軽くて、アバラも背骨もゴツゴツしていて、毛で見た目はわからないけれど、触るとかなりの痩せ体型。その上、毎日のように空腹を示す、黄色い胃液を吐くし、わたしたちにとってずっと悩みの種でした。
そんな私の悩みが
ある獣医師を取材した時の雑談で一変。
おじいちゃんの獣医師さんでしたが「そんなん、しつけかどうかしらんけれど、犬がおいしくないと感じているフードを与えるよりも、喜んで食べるものをあげたらええやんか」といわれ
「その方が世話をしているあんたが楽になるやろ。今日も食べへんかったと落ち込むより、多少おいしいものをあげても喜んで食べる愛犬の姿をみる方が毎日楽しいで」と。
私は、目からうろこが落ちました。
確かにそうだ。以前はいろいろトッピングをしていたが、それも犬を甘やかすことになるのではと思って控えていた。別によかってんや。
「愛犬が喜ぶフードをみつけること。それから温めたり、ササミの茹で汁をかけたり、ウエットフードを混ぜてみたりすると食欲が増すことがあるから、いろいろとやってみたら?」と。
そして、取材で犬のフード量についても教えてもらいました。
夏場は体温維持にエネルギーを使わないので、他の季節よりもフード量は少なくて良いこと。
いっぱい運動をした時の量と、ほとんど運動しなかった日の量とは、違っていて当然だということ。
取材から帰宅したその日から、風ちゃんのフード改革に乗り出した。
今までは、市販のドライフードを朝カップ1夜カップ2与えていたが、残してばっかりだった。
それからいろいろと工夫する毎日。
そして、朝はドライフードカップ1にホットミルクを少しかけて与え
夜はカップ1.5にウェットフードを大スプーン1杯まぜ込んで与えることで落ち着きました。
食事になると風ちゃんの目が輝き、毎回「はーい」と元気よく手をあげるように。
私たちも風ちゃんに食事をあげるのが楽しみになりました。
パパなんかは、食事の前にいろんな芸をやらせるようになり、
風も大喜びでそれをやる・・・・。
今はトレーニングでも与えるので
朝はドライフード1のミルクがけ
夜はドライフード1のウエットまぜ
トレーニング用のおやつ&セミモイストフードカップ1/2にしている。
毎日喜んで食べてくれるそれだけでも、私も夫も幸せ。
体重も16kgを越え、ちょうどいいスタイルに。
ということで、一見落着しました。
長い文章を最後まで読んでくださってありがとうごさいます。
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「これほしいワンちゃんは?」と聞くクセがある。
それが食べたい時は、風は写真のように元気よく「はーい」と手をあげてくれるからかわいい。
ただ、わかりやすいというか、この手の上げ方が食欲のバロメーターになるのよね。
ほしくない時は、手をあげないし
あんまり食べたくない時は、少しだけ手をあげる。それも低い位置で。
おやつの時は、たいてい元気よくこの高さまで「はーい」とあげる。
与えるとペロリと食べる。
だけど、3歳頃まで食欲なしなし犬だった風は、
フードを入れた器を目の前に置いて、同じように聞くと
その日によって手の高さが違っていた。
◇「はーい」と元気よく高く手を上げた日は、完食。
◇半分の高さしか上げなかった時は、フード半分だけ食べて、半分残す。
◇ほんの少ししか手を上げなかった時は、一口食べておしまい。
◇手を全くあげない日は、全くフードを食べない。
そんな毎日でした。
風がフードをあまり食べなくなったのは、生後5カ月ぐらいから。
最初はササミの粉をトッピングしたり、いろいろと工夫してみたけれど
同じフードを3回続けて与えたら、4回目から食べない。
去勢したのが影響しているの?とか思って病院でみてもらったら、贅沢病だといわれ
「おやつを与えずに、フードだけを出して、食べなかったら仕舞うことをつづけていたら
数日してお腹が好いたら食べます」と言われた。
そして、それを実行したら、確かに2日後には食べたけれど、いやいや食べている。
それからも同じようにしていたけれど、完食する日は稀で、ちゃんと食べたらすごくよくほめてあげた。
だけど、残す時が当たり前だった。
おでかけや遊びが大好きな風ちゃんだったけど、食事の度に「なんで食べてくれないの~」とどよーんとした気持ちになる毎日だった。
それが約3年続いて。
フードジプシーといえるぐらいいろんなフードも試した。友達から勧められた高級フードも試した。その高級フードは確かに食べたけれど、粒がやわらかいので食べた後奥歯に飴状にこびりついて、私がとってあげないと取れない。そんなこともあって、迷う毎日。
その頃の風は今よりも2kgも軽くて、アバラも背骨もゴツゴツしていて、毛で見た目はわからないけれど、触るとかなりの痩せ体型。その上、毎日のように空腹を示す、黄色い胃液を吐くし、わたしたちにとってずっと悩みの種でした。
そんな私の悩みが
ある獣医師を取材した時の雑談で一変。
おじいちゃんの獣医師さんでしたが「そんなん、しつけかどうかしらんけれど、犬がおいしくないと感じているフードを与えるよりも、喜んで食べるものをあげたらええやんか」といわれ
「その方が世話をしているあんたが楽になるやろ。今日も食べへんかったと落ち込むより、多少おいしいものをあげても喜んで食べる愛犬の姿をみる方が毎日楽しいで」と。
私は、目からうろこが落ちました。
確かにそうだ。以前はいろいろトッピングをしていたが、それも犬を甘やかすことになるのではと思って控えていた。別によかってんや。
「愛犬が喜ぶフードをみつけること。それから温めたり、ササミの茹で汁をかけたり、ウエットフードを混ぜてみたりすると食欲が増すことがあるから、いろいろとやってみたら?」と。
そして、取材で犬のフード量についても教えてもらいました。
夏場は体温維持にエネルギーを使わないので、他の季節よりもフード量は少なくて良いこと。
いっぱい運動をした時の量と、ほとんど運動しなかった日の量とは、違っていて当然だということ。
取材から帰宅したその日から、風ちゃんのフード改革に乗り出した。
今までは、市販のドライフードを朝カップ1夜カップ2与えていたが、残してばっかりだった。
それからいろいろと工夫する毎日。
そして、朝はドライフードカップ1にホットミルクを少しかけて与え
夜はカップ1.5にウェットフードを大スプーン1杯まぜ込んで与えることで落ち着きました。
食事になると風ちゃんの目が輝き、毎回「はーい」と元気よく手をあげるように。
私たちも風ちゃんに食事をあげるのが楽しみになりました。
パパなんかは、食事の前にいろんな芸をやらせるようになり、
風も大喜びでそれをやる・・・・。
今はトレーニングでも与えるので
朝はドライフード1のミルクがけ
夜はドライフード1のウエットまぜ
トレーニング用のおやつ&セミモイストフードカップ1/2にしている。
毎日喜んで食べてくれるそれだけでも、私も夫も幸せ。
体重も16kgを越え、ちょうどいいスタイルに。
ということで、一見落着しました。
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