鈴にとって、ドッグランはいつもパラダイスだった。特にすいらんがあった時は、鈴にとってとっても幸せな場所だった。
でもね、すいらんが閉園になってからは、ドッグランに行く回数もかなり減ってきました。
ほとんどの犬と仲良くできる鈴と違って、風愛ちゃんは、犬見知りが激しいところがあり
警戒心が強く出るので、知らない犬がいるドッグランにも連れていかなくちゃと思っていました。
今日はそんなドッグランでの出来事です。
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お嬢様育ちの風愛ちゃんは、不特定多数の犬との交流が苦手。
犬が大好きな鈴ちゃんは、他の犬に対して何の心配もないけれど、
風愛ちゃんは、もっとしらない犬がいる環境に慣らした方がいいと思って
青葉の森公園のドッグランに連れていくことにしました。
ドッグランには、大型犬から小型犬までたくさんのワンちゃんたちが遊んでいました。
いつも風愛ちゃんを担当するは、パパが多いんですが
風愛ちゃんの行動をちゃんと見ておきたくて、私が風愛ちゃんを担当。
鈴ちゃんをパパにみてもらうことにしました。
ドッグランに入って、リードをつけたまま他のワンちゃんとご挨拶。
この挨拶も風愛ちゃんはちょっと苦手みたいで、なかなか自分の匂いを相手に嗅がせないんですよね。
鈴ちゃんなんて、いつもどうぞ!とお尻を向けるのに・・・。
そんな風愛ちゃんの様子を見ながら、リードを外して
様子を見ていました。尻尾も少しずつあがってきて、遊ぶまではいかないにしても、そばに寄ってくる
他のワンコさんとも軽く匂いの嗅ぎあいができる程度になってきました。
ふと見ると、いつもランでは快活に動く鈴ちゃんがフリーズしたまま、全身の震えが止まらない状態に。
風愛ちゃんをパパに見てもらうことにして、私は鈴ちゃんの震えが止まるまでそばについていることにしました。
他の犬から離れて、食べ物が口にできるか確かめたりしました。
その時は、何とか食べ物を口にできて、その後震えがおさまり、少し動けるようになりました。
ちょっとホッとしてみていると、鈴ちゃんは、パパのところへ。
そこに大型犬が近づいてきて、鈴ちゃんの首をガブリっ。
鈴の悲鳴が!!
すぐに相手の飼い主さんが首輪をつかんで引き離してくれたので、
鈴ちゃんの流血はなかったのですが、鈴の首はその犬の唾液でべっとり濡れていて
その後ずっと、鈴の全身の震えが止まらなくなりました。
ふと見るとしゃがんでいるパパに飛びついてくる中型犬の姿が。
次の瞬間、「アッ」。
その中型犬のワンコがパパの顔付近をカプッとして、パパがつけていたマスクを奪っていったのです。
マスクを奪われただけで、事故はなかっのですが
やはりそれは危険な行為ですよね。
鈴の震えも止まらないことだし、結局ドックランには、20分ほど滞在して外に出ました。
幸いドッグランを離れて公園内を散歩していると、鈴ちゃんの震えもおさまり、いつもの鈴ちゃんにもどり
公園の中もよく歩いてくれました。
そういえば、前回ドギーズアイランドのドッグランへ行った時も、鈴ちゃんが自分より大きな犬に襲われたんです。
じゃぶじゃぶ池の向こうにいた犬でしたが、鈴はゆっくりと池のほとりを歩いているとダッシュで走ってきてガブリ。
鈴が吠え返したら、さらに首を狙ってきて・・・。
私が駆け寄りかけた瞬間、他の大型犬が間に入って、その犬を蹴散らしてくれて
事なきを得ました。
その後も、何度かその犬は、鈴を襲おうとしたので、飼い主さんがリードをつけて過ごすようにされていました。
そんな状態だったので、私たちも結局そのドッグランを出ることに・・・。
鈴は、犬語も上手だし、他の犬が近づてきても、いつも顔を背けて「私は敵意はありません」と伝えて、相手ににおいをかがせてから、挨拶をするタイプ。
ただ高齢になってきたので、以前のようには逃げることができなくなってきているのは確か。
そういえば、風ちゃんが突然他の犬に襲われて、顔をかまれて流血したのも、12歳ぐらいだったから
それぐらいの年齢の犬を狙って来るタイプの犬もいるのかもしれません。
鈴にとって大好きだったはずのドッグランが、今は怖いところに変わってきたのかも。
それってめっちゃ残念です。
これからは、鈴ちゃんを連れていくのだったら、安心できるワンちゃんと行くのが正解かもしれませんね。
風愛ちゃんの社交性を伸ばしたいけれど、今は鈴ちゃんの安全が第一かも。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。