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今日も、遅い時間の更新になっちゃってすまんだす。
まずは我が愛する鈴ちゃんと風愛ちゃんに
ポチっをお願いします。
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いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
先日、日本行動分析学会に出席して
学生の研究発表もたくさん見ました。
やっぱり大学で心理学を専攻し、学部生の時から行動分析を学び
そのまま大学院に進んだ人は、研究のベースもあって強いなぁと感じました。
私が通う社会人対象の大学院は、自身で研究ベースをみつけなければならない。
現在の職場が、その研究を必要としているなら
そこで行えばよいのだけれど、そういうベースのない人間は
途方に暮れてしまうかもしれないですね。
「今年は、風ママは発表しなかったの?」と思われるかもいれませんが
私は、まだ研究の途中で発表までいっていない・・・・。
発表より、まずは修士論文をもっとカタチにしなくちゃあかん。
と焦りながらも、まだ修士論文の序文にも手がつけられていない状態です。
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さて、社会人になって仕事を持ちながら、大学院に通って
自分の研究をはじめるのは、かなりの努力が必要だと感じています。
ある種の天才なら、問題なくできるのでしょうが
私のような凡人には、新しいことを勉強して、理解して
それを基に研究を進めるには、ひとつひとつに迷うことがあって
スラスラとはいかず困ってしまいます。
では、なぜ私は、大学院に進んだのでしょう?
大学院に進学する人には、いろんな理由があると思います。
学部生なら、大学時代に学んだことをさらに研究したいと思ったから。とか
希望する就職先が修士の方が有利になるから、とか。
研究者を職業にしたいから、とか。
大学の講師、准教授、教授になりたいから、とか。
あるかもしれません。
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社会人で大学院に入る人、それも行動分析学を研究したい人には
今の職場で行動分析学を活かしたい、とか。
修士の資格を取りたい、とか。
転職に活かしたい、とか。
博士まで進んで、自分の研究をしながら大学で教えたい、とか。
いろいろあるかと思います。
実際にうちのゼミの修了生で、すでに大学の教員になっている方々もたくさんいます。
で、私はどれでしょう?
私は何のために、苦しくも大学院に入って錆びた頭を必死で使って
かなりハードな生活をしながら、頑張っているんでしょう?
「今の職場で行動分析学を活かしたい?」
職場じゃないけれど、わんこに関することでは
もうすでにかなり、行動分析学を活かしているんじゃないかな。
しかし、さらに勉強したことを役立てようとは、思っている。
「修士の資格?」多分今の私には、何の役にも立たない。
まぁ、ちょっとぐらいハクがつくかな?
「就職に有利?」このおばさんは、今さら就職なんて考えていない。
あっ、もちろん執筆の仕事はウエルカムですが
修士をとったからって、ライターの仕事が増えるとも思えない…。
「博士まで進んで、大学で教える?」いやー
今から順調に博士に進んだとしても、博士号を取るころには
還暦を過ぎちゃうよ。
じゃ何がしたくて、このトシで大学院に??
と自問自答してみました。
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私の研究のテーマのベースは、常に「幸せなイヌと飼い主を増やすこと」。
そのお手伝いとなるための研究のために
私は、大学院に進んだんです。
「幸せ」とは、漠然としているので行動分析学的な表現じゃないのだけれど
わかりやすくいうとそういうことなんです。
そのためには、水面下で研究しているだけじゃダメ。
やっぱり発表して、多くの人に知ってもらうこと。
それが大事。
そのためには、きちんとした知識と自分の考えがないと
論文として認められる研究にはならない。
その「きちんとした知識」を得るために、私は大学院に入ったんだった。
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私の目的は、ただ修士論文を書いて、修士の資格をゲットしたらおしまい・・・・じゃない。
飼い主とそのイヌが幸せに暮らせるヒントを世の中に残していきたい。
そのためには、発表していかんと意味がない。
そこやねんな。
今できていないのは・・・。
そこがブレてしまっては、何のために難しい書物を読みながら、今苦しんでいるのか、わからなくなる。
でも、世の中のためになる研究を・・・と思っているが
うちのワンコが幸せじゃないと、それは本末転倒。
うちの子たちの楽しい時間は、ちゃんと確保しないとね。
そこんところは、ブレちゃダメ。
幸せの定義は、いろいろあるだろうけれど
まずは、お互いが大好きであることかな。
鈴ちゃん、風愛ちゃんから「ママ大好き」って気持ちが
いつも伝わってくることかなーなんて、思っちゃったりしてます。
行動分析学的にいえば、「ママ大好き」だと思わせる具体的な行動
ママがくつろでいる時に、すり寄ってくるとか
帰宅した時に、尻尾フリフリで迎えてくれるとか
ママと目が合った時に、笑顔になるとか・・・・・。
あっ、イヌの笑顔も定義しなくちゃあかんけどね。
目がキラキラと輝いていて、口から舌が見えるぐらい開いていて
奥歯は見えず、鼻の付け根にシワもよっていなくて…。
とか、書き出したらキリがないけれど
こういう具体的な目に見える状態や行動をきちん整理していくのが研究では
大事だったりするんですよね。
おかげでイヌへの観察力は、かなり高まって気がしています。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。