日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリア映画「La corsa dell'innocente」のDVDを見ました

2020年07月02日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「La corsa dell'innocente」のDVDを見ました



のっけからの殺戮シーン 主人公の父は ンドランゲタ(Ndrangheta/カラブリアのマフィア)に関わるカラブリアの田舎の大家族の主人で 殺戮に使った銃をしまいにきた父を 物陰からたまたま見てしまう主人公の少年ヴィート(Vito)...まだあどけなさの残る12才

翌日この一家は虐殺され ヴィートだけがベッドの下に隠れて生き残る 年上の兄のもとへ行けと言って息絶える父親

途中洞穴の中で あどけない同年代の少年Simoneの遺体を腕に抱く犯人を見てしまう まさしくそれはヴィートの一家を惨殺した男なのだが ヴィートはその男に追われ追われてどこまでも逃げて逃げて...家族の死に涙を流す暇もなく... 

汽車に飛び乗りバスに乗ってローマへと...ようやく兄のもとへとたどり着くヴィート
その兄は 金がすべてだと大金を秘かに隠し持つが そのために殺されてしまい... ヴィ―トはまたしても逃げる 逃げる... 警察にかくまわれるも黙秘 

洞窟で殺されてしまった裕福な家の息子Simoneの両親のところにたどり着き 息子の死の事実を語るヴィート でも父親は 愛する息子の死を信じようとはせず 身代金を持って敵のアジトへと向かう

そしてヴィートが 身代金受け渡しのまさにその瞬間 Simone少年はすでに死んでおり 僕がお金を持っているからと 犯人を夜の街に誘い込み...すっごい度胸!!
ヴィートは子どもにしか入れない狭い路地の穴に ここが金のありかだとするりと潜り込み とうとう警察も到着し 銃撃戦で打たれるも一命をとりとめるヴィート...

いや心臓に悪いです(;´∀`) コロナ騒ぎでとても意気消沈してた時に見たのでまずかったかも(;´∀`) 

最初にストーリーを読まずにいきなり見たのですが だいたいわかりました 
最後の一家そろっての食事の回想シーンが 一家の失われた幸せを映し出しており 切ないですね...

お金があればこの世をわたってゆけるとヴィートに諭した兄は そのお金のために命を落としてしまい...兄の親友ですら金目当てでヴィートに近づく...悲しいですね

ストーリーは こちら (イタリア語)

映画は こちら (1992年作品)

タイトル"La corsa dell'innocente"は 「無垢な少年の逃走」というような邦題でしょうかね(^.^) 

*ビデオをお借りした高円寺のピアッツァイタリア様に心よりお礼申し上げます
一度に3本まで借りられるのです♡


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