日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「光源氏 イタリアへの長い道」-「源氏物語」の翻訳物語 -講演会のお知らせ(2014.3.12)@イタリア文化会館

2014年02月27日 | イタリア関連の催し
「光源氏 イタリアへの長い道」-「源氏物語」の翻訳物語 -講演会のお知らせ(2014.3.12)@イタリア文化会館


2012年、「源氏物語」の伊訳が出版されました。
訳者は、ローマ「ラ・サピエンツァ」大学名誉教授マリア・テレーザ・オルシ氏です。イタリアでは、これまで英語訳からの抄訳はありましたが、原語からの完訳ははじめてのことです。

本講演では翻訳者のオルシ氏が、苦節12年の翻訳作業の道のりと、イタリアにおける日本作品の翻訳事情などについて語ります。

日程: 2014年3月12日(水) 18時30分 (開場18時)
場所: イタリア文化会館
主催: イタリア文化会館
入場無料。要予約 日伊逐次通訳付

お申し込み:件名を「3月12日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29)

【プロフィール】
マリア・テレーザ・オルシ Maria Teresa Orsi

ナポリ「オリエンターレ」大学、ローマ「ラ・サピエンツァ」大学で教鞭を執り(日本語、日本文学)、2012年よりローマ「ラ・サピエンツァ」大学名誉教授。

上田秋成、夏目漱石、津島祐子、石川淳、坂口安吾など、日本の古典や近代文学作品を数多く翻訳。1994年に坂口安吾の「桜の森の満開の下」で野間文芸翻訳賞を受賞。2012年に「源氏物語」の伊訳を出版し、2013年に同作品で伊文化財・文化活動省主宰の翻訳賞を受賞。

1991年にイタリアにおける日本文化の普及への貢献に対し岡野賞を、また2002年にはアッカデミア・デイ・リンチェイから「アントニオ・フェルトリネッリ」賞を受賞。2000年、瑞宝章を受勲。

詳しくは こちら

* 新聞記事「源氏物語」、イタリア語で初めて完訳 」(2012.6.13)は こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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