デュオ・ペルフェット(Duo Perfetto)のピアノとチェロのコンサートに行ってきました(2024.8.8)@イタリア文化会館
8月8日の暑い日の夜 イタリア文化会館アニェッリホールは本日も満席 夏休み中とあって子ども連れの方も見かけました イタリア音楽に触れる貴重な機会です😊
指揮者ガエタノ・デスピノーザ氏監修による イタリア文化会館コンサートシリーズ第14弾は デュオ・ペルフェットによるコンサートです
J.ブラガート A.ピアソラの作品を中心に 情熱的なメロディと独特のリズムに満ちた世界に誘います
* * *
最初はチェリストRobert Wittのみが舞台に現れました ふと気づくと客席後ろから ピアニストClorinda Perfettoが深紅のドレスに身を包み静かに現れます
ホセ・ブラガートは アストル・ピアソラと同じくイタリア系アルゼンチン人で ともにイタリアにルーツを持ち タンゴへの情熱も共有していました チェロはもともとアルゼンチンタンゴの歴史には存在していませんでしたが 彼らによってチェロ等の新しい楽器を加える新たな試みがなされたそうです
E. モリコーネの海の上のピアニスト 抒情溢れるメロディがなんとも美しく... 映画を思い出しました🎥
G. ピアティゴルスキーのパガニーニの変奏曲は 技巧を凝らした卓越した演奏技術が息をのむばかりでした
サウダージは 郷愁 憧憬 思慕 切なさ という意味を持つポルトガル語で ブラガートの作品となります
そしてアストル・ピアソラの曲が続きます ピアノの椅子の脚を叩いたりヒールで打ちつけたり ピアノの弦を奏でて音を出したり チェロの様々な部分を叩いたりと不思議な音を出しての演奏でした
ピアソラは物悲しくて 胸が締めつけられそうになるようなメロディーですね
深紅の衣装もアルゼンチンタンゴにマッチしており情熱的でした💕
満場の拍手のあと アンコールに応えて2曲を奏でてくださいました
終了後はお二人がホワイエに現れ CDを買ってくださった方々にサインをしてくださいました💕
イタリア文化会館アニェッリホール
* * *
デュオ・ペルフェット Duo Perfetto
クロリンダ・ペルフェットとロバート・ウィットからなるデュオ・ペルフェットはジャズクラブでの演奏でデビューした。
2016年、国際室内楽コンクールTIMで優勝する。その後、ヨーロッパ、ロシア、南米で300以上のコンサートを行い、またテレビやラジオ番組にも出演している。(後略)
デュオ・ペルフェット Duo Perfetto
クロリンダ・ペルフェット ピアノ
ロバート・ウィット チェロ
クロリンダ・ペルフェット ピアノ
ロバート・ウィット チェロ
プログラム
ホセ・ブラガート(1915-2017)
・ミロンタン
エンニオ・モリコーネ(1928-2020)
・海の上のピアニスト
グレゴール・ピアティゴルスキー(1903-1976)
・パガニーニの主題による変奏曲
J.ブラガート
・サウダージ
アストル・ピアソラ(1921-1992)
・ブエノスアイレスの春
J.ブラガート
・タンゴ・グラシエラとブエノスアイレス
・ミロンタン
エンニオ・モリコーネ(1928-2020)
・海の上のピアニスト
グレゴール・ピアティゴルスキー(1903-1976)
・パガニーニの主題による変奏曲
J.ブラガート
・サウダージ
アストル・ピアソラ(1921-1992)
・ブエノスアイレスの春
J.ブラガート
・タンゴ・グラシエラとブエノスアイレス
― 休憩 ―
A.ピアソラ
・キチョ
J.ブラガート
・前衛的なタンゴ
A.ピアソラ
・南へ帰る
A.ピアソラ
・アディオス・ノニーノ(ブラガート編曲)
A.ピアソラ
・ナイトクラブ1960
・キチョ
J.ブラガート
・前衛的なタンゴ
A.ピアソラ
・南へ帰る
A.ピアソラ
・アディオス・ノニーノ(ブラガート編曲)
A.ピアソラ
・ナイトクラブ1960
帰り道 九段下の日本武道館のライトアップ 8/15には全国戦没者追悼式が行われます
Duo Perfetto は こちら
コンサートのお知らせは こちら
すばらしいコンサートを開催してくださいましたイタリア文化会館様に 心よりお礼申し上げます