こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

再び産地づくりをするには

2010年07月30日 17時12分29秒 | Weblog
長野県安曇野での講演を聞いていた人から、ブログにコメントが入っていて、「えんむすび舞」の現状と、再び産地づくりができればという思いが綴られていた。

自分の知識の中では、「えんむすび舞」は長野県ではなく、「縁結び米」などの文字に変わり、他県の地域ブランドという印象となっていて、地元で「えんむすび舞」の話を聞いていて、「そういえば」と思いだしたぐらいであった。

元々が地味な地域ブランド米だったので、この名前のまま再ブランド化をしても良いという思いもあるのだが、既に他県のブランド米となっているというイメージもあることから、たとえば「安曇野道祖神、えんむすび舞」などと、若干のブランド名の修正が必要となってくると思うし、お米の品質基準も、環境保全型・地域リサイクル型に作り変えなければならないだろう。

講演の中でも話したが、「活き青」や「未成熟」の混入は通用しない時代。
消費者が求めている、今の炊飯事情に合ったお米の品質まで、レベルアップすることが出来れば、地域名としては幅広く知られている「安曇野」のブランドは作ることが出来るだろうと思っている。

どこまで地域ブランド米の、さらには地域ブランド農産物までの、ブランド化基準を作ることが出来るのかが勝負となる。

産地には、ぜひとも頑張ってもらいたいと思う。
そのために、後から見てわかるように作り上げた、膨大な資料も置いていったのだから・・・
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長野県安曇野紀行-3

2010年07月30日 16時22分58秒 | Weblog
タイトル:さすがの自分も寝ていられなかった

今回、安曇野の豊科の某ホテルで1泊して、夜が明けてから午前中に東京へ戻る予定でいた。

チェックインしたのは講演会が終わってから直ぐだったので、まだ夕方。
部屋に入った時は、特に何も感じなく、至って普通であったし、そのあと、農協の人たちと夕食を共にして、部屋に戻ってきた時も、特に変わりはなかった。

問題が起きたのは、23時を過ぎたころから。

ビール・ワイン・日本酒を飲んでいたため、量の割にはお酒がまわっていて、ウトウトとしていたら、トントン、トントンという、壁を指先かペンで叩いている音がしているのに気がついた。

隣の部屋の人が、なんか考えごとでもしているのだろうと、気にしていなかったのだが、その音は、「止まったと思ったら、また始って」を繰り返していて、なかなか止まることが無かったのだ。

段々と、「ちょっと五月蠅く感じるようになってきたな」と思い始めたころ、「あれ。変だ」ということに気かついた。
なんと、隣から響いていると思っていた音は、どうやら自分の部屋の中からしているようなのだ。

そこで、よく耳を澄まして聴いていると、ペットの横にある卓上スタンドの上の、額縁のあたりから聞こえてきていることが分かった。

ということは、もしこれが心霊現象だとしたら、「額縁の裏あたりに、お札が貼ってある」なんてことがあるのかもしれなかったのだが、さすがにそこの出の勇気はないし、音は五月蠅いものの、怖いとかという感情はなかったので、そのまま、ほったらかしておくことにして、寝てしまった。

しかし、眠りが浅くなると、トントンという音が聞こえてしまって、なかなか熟睡することが出来ず、3時過ぎには、完全に目が覚めてしまった。

そこで、音が聞こえにくいお風呂に入って、半身浴をしながら、しっかりとアルコールが抜けていることを確認してから、4時半過ぎにチェックアウトして、東京へ向かって走り出してしまった。

思うに、心霊現象ではないと思うのだが、なぜ音がするのかは、好奇心旺盛な性格からすると、やはり知りたかったのであった。

でも、それなら、なぜ額縁の後ろを確認しないまま、戻ってきてしまったのだろう。
いつもなら、平気で確認してしまうはずなのだが、やっぱり、なんかいつもと違ったのだろうか。
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