自分が扱っている「北海道ゆめぴりか」は、ホクレン管理・JA管理・新砂川産(生産者グループ指定)・たんぱく6.4以下・特別栽培米である。
今回、生産者が直接販売しているという、「北海道ゆめぴりか」を手に入れることができたので、その玄米を確認してみたところ、「この品質での流通を認めてしまってては、ブランドが壊れてしまうだろう」というレベルであった。
ためしに、自分の扱っているお米と、そのお米を並べてパックにしてみたところ、お米の大きさ・色・青米の混入率に違いがあった。
味については、まだ食べていないから何とも言えない。
もっとも違っていても、その違いが美味しさや食感に影響しないのであれば、なんら問題はない。
しかし、そのお米については「美味しくない」の範囲を超えて、「不味い」と言い切られてしまっている。
それについては、大問題なのだ。
産地が勢いに乗っている時、こういう流通からなるトラブルが、必ず出てくる。
このトラブルを、どう整理していくのか。
北海道の中での、生産者・農協・ホクレンとの、しっかりとした話し合いが必要であろう。
このブランド化計画が、もしも壊れてしまったりしたとき、次に打つ手は、もうない。
どんにに優れた品種が誕生しようが、美味しいお米が誕生しようが、「ゆめぴりか」という優れた品種を壊してしまったというダメージの大きさは、計り知れない。
そのなかで、まじかに迫っているSBS米とTPPに、戦いを挑んでいくことは、まず無理だということは、誰でも判ることであろう。
日本の将来を背負う「ブランド米」として育っていくのか。
「やっぱり、北海道は、まだまだ」といわれてしまうのか。
すべては、今回のようなことを、産地として解決できるのかで決まるだろう。
今回、生産者が直接販売しているという、「北海道ゆめぴりか」を手に入れることができたので、その玄米を確認してみたところ、「この品質での流通を認めてしまってては、ブランドが壊れてしまうだろう」というレベルであった。
ためしに、自分の扱っているお米と、そのお米を並べてパックにしてみたところ、お米の大きさ・色・青米の混入率に違いがあった。
味については、まだ食べていないから何とも言えない。
もっとも違っていても、その違いが美味しさや食感に影響しないのであれば、なんら問題はない。
しかし、そのお米については「美味しくない」の範囲を超えて、「不味い」と言い切られてしまっている。
それについては、大問題なのだ。
産地が勢いに乗っている時、こういう流通からなるトラブルが、必ず出てくる。
このトラブルを、どう整理していくのか。
北海道の中での、生産者・農協・ホクレンとの、しっかりとした話し合いが必要であろう。
このブランド化計画が、もしも壊れてしまったりしたとき、次に打つ手は、もうない。
どんにに優れた品種が誕生しようが、美味しいお米が誕生しようが、「ゆめぴりか」という優れた品種を壊してしまったというダメージの大きさは、計り知れない。
そのなかで、まじかに迫っているSBS米とTPPに、戦いを挑んでいくことは、まず無理だということは、誰でも判ることであろう。
日本の将来を背負う「ブランド米」として育っていくのか。
「やっぱり、北海道は、まだまだ」といわれてしまうのか。
すべては、今回のようなことを、産地として解決できるのかで決まるだろう。