こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

コメ需要見通し初の800トン割れだって

2012年07月31日 23時37分54秒 | Weblog
今gooのニュースを見ていたら、コメ需要見通し初の800トン割れ(朝日新聞)という記事を見つけた。

内容はと言うと、
コメ離れ進む 農水省の需要見通し、800万トン割れ(朝日新聞) 2012年07月31日 20時00分
農林水産省は31日、7月から来年6月までのコメの需要見通しが798万トンになると発表した。
800万トンを割るのは初めてで、消費者のコメ離れが進んでいる。
最も需要量が多かったのは1963年の1341万トン。
当時は1人あたりの年間のコメ消費量は120キロ近くあったが、最近は60キロを下回る。
パンやめんなどに消費者の嗜好(しこう)が移っているためだ。
少子高齢化も進んでおり、同省は「コメ需要の減退はしばらく続く」(農産企画課)とみている。
というものだった。

今の消費者の動きを見ていれば、この事についは、簡単に予想出来ていたのだが、やはり文字になって表わされると、結構ショックである。

「パンやめんなどに消費者の嗜好(しこう)が移っているためだ」というコメントがあったが、移らしてしまったのは誰のせい?
対処して行かなかったのは誰?

多分「米屋は昔と違って力が無くなっているから」とか「スーパー量販店主導の米流通では、どうにもならない」とか、色々な言い方をするのだろうけど、全ては、ただの言い訳だよね。

いまから、どこまで挽回できるかは判らないが、とにかく全力を尽くしていくしかないだろう。
そうして行かないと、コメの文化は、完全に消えていってしまう事になるだろうから。

コメ業界は、パンや麺業界に負けた。
これによって、完全に「コメが主食」という言葉は無くなった。
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ササニシキの復活といっても・・・

2012年07月31日 23時22分46秒 | Weblog
日本農業新聞のe-農netを見ていたら、流通業者や消費者から「ササニシキ」を望む声が年々高まっていることを受け、宮城県のJAみやぎ登米は今年度から、「こだわりのササニシキ復活プロジェクト」と銘打って、「ササニシキ」の作付け拡大に取り組んでいる。
「ササニシキ栽培塾」を開校し、販売状況や栽培技術などを研修。今後3年間で2012年産の3倍の約6万俵(1俵60キロ)を目指す。
JA管内でも「ササニシキ」の生産が減少、12年産では560戸が380ヘクタールに作付けし、2万俵を見込む。管内の生産量の4%程度だ。
プロジェクトではこれを、15年産で作付面積940ヘクタール、生産量6万俵に増やすことを目標に掲げる。
生産量の10%程度と想定する。
「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正し、銘柄間のバランスの取れた生産体系を構築、実需からの要請に応えられる産地の確立を目指すのが狙いだ。
「ササニシキ栽培塾」は26日に、塾生約200人で開校。稲の生育状況や米の販売情勢について研修した。
研修では、2年前からJA管内産「ササニシキ」を使う大阪府堺市の食堂「銀シャリ屋げこ亭」店主の村嶋孟さんが「ササニシキとの出会い」と題して講演した。
村嶋さんは「さっぱり感と冷めてもおいしいのがササニシキの特徴。ぜひとも復活させてほしい」と激励した。
JAは今後、生育進度に合わせた講習会や研修会を随時開きながら塾生を拡大。生産者と一体になって作付け拡大に取り組む。(原文のまま)とのことらしい。

日本を代表する品種を復活させようという考え方には賛成できるし、「ひとめぼれ」に偏った品種構成を是正についても賛成は出来る。
しかし、自分としては「遅すぎたのでは」という思いがある。

自分はよく「ササニシキ」について聞かれると
「ササニシキ」は、生産者の栽培技術とこだわりが、ストレートに現れる品種で、朝昼晩の気候を読み、水管理・肥料管理を細かく、タイムリーに育てていかなければならない、とても難しい品種。
よって、週末農業では無理。
そして、既に「ササニシキ」と同じ様に使用できる銘柄米は誕生してしまっているし、炊飯器の機能も、「ササニシキ」よりも新しい銘柄米の方が、上手に炊くようになってしまっている。
さらに、新しい銘柄米の方が、いまの食文化にあっている。
と言っている。

ササニシキに対する動きが、10年早ければ。
せっかくの取り組みに水を差してしまうようだが、自分としては「無理」という結論しか導き出せない。
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汗だくで箱から取り出す

2012年07月31日 23時00分01秒 | Weblog
スズノブの店頭は、夏場になると西日が直接差し込んでしまう。
だから、迂闊に店頭にお米などを置いておくと、いらないトラブルとなってしまう事もある。

高知県から届いた新米については、30箱となってしまっていて、その箱からお米を取り出さなければ、店内に運び入れる事が出来ない。
本当なら、日差しが弱くなってから作業をしたかったのだが、それでは新米の品質が、どうなってしまうか判らない。
だから、自分1人で、箱からお米を取り出す作業をした。

お米を数箱から取り出すだけで、作業着はビショビショ。
30箱から全て取り出した時には、作業着は汗を溜めておく事が出来ずに、裾からポトポトと汗が落ち続けるほどにまでに成ってしまっていた。

そのまま乾くまでほっとくことも考えたのだが、それで乾くとは思えない状態だったことから、全てを着替える事にした。

風呂場に行って、作業着を脱ごうとしたのだが、汗で張り付いてしまっているうえに、重たくなってしまっていて、なかなか脱ぐ事が出来なくて参ってしまった。
ようやく脱いで、洗濯機に入れようとしたら、作業着からポタポタと汗が落ち続けていて、ちょっとしたホラーの場面のようであった。

体重計で測ればよかった。
あの時は、何キロ痩せていたのだろうか。
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新米が送られてきたが

2012年07月31日 22時36分17秒 | Weblog
今日の午後、高知県から新米が送られてきた。

契約トラックなどで来ると思っていたら、なんとクロネコヤマトのトラックで届いたのでビックリ。
おまけに、送料だけ着払いで支払うタイプ。

おいおい、聞いていないって。
こんなことは滅多に無いので、手元に6万以上のお金も置いていないし・・・

慌てて自分の生活費で立て替えて、なんとか新米を受け取った。

そこで、いつも問題だと思うのだが、産地によっては、30kgの米袋のままではなく、わざわざ米袋を箱に入れて送る場合がある。
今回も箱に入ってきたのだが、その箱は強度が無く、積み重ねてしまうと箱の角から潰れてしまうというもの。
当然再利用などは出来ないので、そのまま小さく折りたたんで、リサイクルへと回してしまうのだ。

再利用できないものなら、最初から入れないままで送る事は出来ないのだろうか。
お米の袋が入るほどの箱となると、結構大きく、使い道が無いのなら、あまりにも無駄だと思うのだが。

その方が、もっともっと環境に優しくて、エコだと思うし。

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いや~本当に取材ラッシュ

2012年07月31日 09時38分59秒 | Weblog
取材が1つ終わったと思うと、即、次の申し込みが来る。
そんな毎日となってしまっている。

もっとも、お盆前は、既に動けない状態となってしまっているので、取材を受けることができるのは、お盆明けからとなってしまう。
だから、既に何社かの取材は出来ないまま、消滅してしまったのだが、まぁ、それも仕方がない。

産地側としては、「なんてもったいない」と思うだろうが、取材が続くと、結構神経使うから、想像以上にクタビレルんだよね。

それに、頑張っている産地なら、まだまだ紹介するタイミングはあるから、そんなに心配しなくてもいいと思うし・・・
頑張っていない産地にとっては、損だけどね。
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新ブランド米のデザインを作り始める

2012年07月31日 09時38分41秒 | Weblog
お盆明けから販売予定の「佐賀県・将躍コシヒカリ」と「高知県・南国コシヒカリ」を販売するにあたって、コメ袋やコメ袋に貼るシールなどが必要となるため、それを今日から作り始める。

デザインは、スズノブにのコンセプトである「子供と猫」を使用し、ブランドごとのストーリーを考えて入れていく。

今回は、新しく入ったスタッフが、もとデザイナーなので、大まかにだけ自分が作って、後はプロにお願いしてしまおうと、ズルク考えている。

さてさて、どんなデザインにしようかな。
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