こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

長部田「さがびより」の圃場(佐賀県紀行)

2012年07月25日 23時47分13秒 | Weblog
今まで「夢しずく」を栽培していた地区のはずだったが、いつのまにか「さがびより」の圃場に。

これについては、産地の考え方なので、自分としては、どうする事も出来ないのだが、あまりにも一気に「さがびより」に移行していくのには、少々戸惑いがある。



佐賀松浦管内は、決して大きいほうではないのだが、それでも地区が変わると、同じ品種であっても生育は異なる。

一昔前なら、栽培方法にこだわるというのが一般的だったと思うが、自分が計画している「逢地」ブランドは、収穫したお米の、味や特徴が揃っていることが必要となる。

まだまだ、「さがびより」の生育はこれから。
お米の味や特徴が揃うように、頑張ってもらいたいと思う。
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特A「さがびより」の圃場(佐賀県紀行)

2012年07月25日 23時25分14秒 | Weblog
最初見た上園地区に、2年連続で特Aをとった「さがびより」の圃場がある。



田植え時期が遅いという事もあり、稲の生育は遅いように見えるが、若干違って見える部分がある。
それが茎。

まだまだ小さいながらも、茎がガッシリと見えるのだ。

やはり、稲作りの匠は、すごいな。
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上園地区の「さがびより」(佐賀県紀行)

2012年07月25日 23時03分31秒 | Weblog
8時半過ぎに、佐賀駅近くのホテルを出発して、9時半ころに、JA佐賀松浦に到着。

既に農協と生産者のみんなが入り口で待っていてくれたことから、ちょっとだけ挨拶して、そのまま上園地区の「さがびより」圃場を視察に行った。

 


草丈60センチほど、茎数は微妙に少なめ、でも状況は悪くない。
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将躍コシヒカリがデビューする(佐賀県紀行)

2012年07月25日 22時40分28秒 | Weblog
佐賀県の「七夕コシヒカリ」は、佐賀県白石地区で、佐賀県で1番最初に収穫されるお米で、旧暦の七夕(8月7日前後)に収穫されることから、「七夕こしひかり」と命名されている。

ところが、関東の七夕というのは7月7日。
8月7日では、すでに1か月遅い。

なので、そのお米が、どんなに美味しいといっても、9月や10月では、やはり名前のズレが目立ってしまうことから、どうしても販売時期は、限定されてしまっていた。

今回、「佐賀米高品質化プロジェクト」が計画されていることから、この大切な「七夕コシヒカリ」を、もっと広く、いろいろな人たちに食べてもらうために、販売方法を変更することにした。

基本的には、お盆前に収穫したお米については、「七夕コシヒカリ」という、現行の名前を使用していくのだが、お盆後に収穫し、六角・須古カントリーエレベーターで、ゆっくりと、常温・除湿乾燥方式(DAGシステム)で乾燥させ、丁寧に品質調整されたお米については、「将躍コシヒカリ:しょうやくコシヒカリ」という、新しい名前を付けて差別化し、販売時期を長くしていくことにしたのだ。

「将躍コシヒカリ」の「将躍」とは、JA佐賀のコンセプト 「将来性」・「躍動感」・「融和」の、「将来性」から「将」を、「躍動感」から「躍」の文字をとって組み合わせた、造語。

お盆明けから販売を開始する予定。
お楽しみに。
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七夕こしひかりの現況(佐賀県紀行)

2012年07月25日 22時20分19秒 | Weblog
実は講演する前に、予定にはなかった視察と七夕こしひかりの圃場の視察をしてきた。
どうしてかというと、佐賀空港に20分ほど早く着く事が出来たから、若干ではあるが、時間に余裕があったからだ。

「七夕こしひかり」については、すでにスズノブで予約を始めていることから、どんなお米かについては、ここでは省いてしまうが、佐賀米の新米の第一便で、佐賀県にとっては大切なお米である。



九州各地に被害をもたらした大雨の影響も、ほとんど受けていない。
農薬の使用量を減らしていることから、ややカメ虫による被害粒は多い感じはしたが、佐賀県はカントリーエレベーターを日本一持っている産地だし、その使い方も、日本で一番の腕をもっていることから、これについては、特に問題にはならないであろう。

たしか8月7日だったかな。
七夕コシヒカリの出荷式があるはず。
スズノブにも、その数日後には新米が届く。

入荷次第、スズノブの店は、新米販売に体制が変わっていくことになる。
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佐賀へ行った本音(佐賀県紀行)

2012年07月25日 22時05分57秒 | Weblog
昨日、久しぶりに佐賀県の地に降りた。
本当に数年ぶりに・・・

今回佐賀県に行くことになったのは、県からの依頼があったことが一番の理由であるが、自分としては、県が計画している「佐賀米高品質化プロジェクト」の可能性を確認したいという思いもあったからだ。

佐賀県でも話をしたのだが、「佐賀米高品質化プロジェクト」の内容は、日本中で、考えられているプロジェクトと同じ。
言い方を変えれば、日本中が、同じ方向を向いているということ。

よって自分としては、誰が先に仕掛けていくのか。
仕掛けた結果、どの産地が、先に市場を制覇していくのかだけのことだと考えている。

だから、その可能性が、佐賀県にあるのかを判断したがったのだ。

佐賀に行って、すぐに感じたのは、「佐賀は変わろうとしている」という事と共に、「追い込まれている」という事を感じた。
でもこれは、決して悪いことではない。
むしろ逆で、これはプラスである。

それを感じたから、「少し様子を探ってみるか」という気持ちになった。
で、昨晩書いた「勉強不足が丸見え」のブログに戻っていくことになるのだ。

出席した人たちは、JA農産部、米穀課、東京事務所、佐賀県流通課、技術防除センター、各ブロックの農業改良普及センター、農業試験研究センター作物部、各ブロックの農林事務所、佐賀県農産課である。

この、そうそうたる人たちに対して、たかが米屋ごときが、佐賀米についての話をするというのだから、自分としても呆れ返るやら、笑ってしまうやら。

そして、その中で自分は、怒り爆発となったのだ。

佐賀米高品質化プロジェクトを実行するためには、まず自分たちのお米の実力や、地域ごとの特徴などの違いについては、最低でも理解していなければならない。
それが出来ていないという現実では、まったくプロジェクトは実行することがではないし、実行できたとしても、方向性が違ってしまうことだろう。

自分たちの現実を知らなければ、
どこからスタートしていけばいいのか。
どこまで成長していけばいいのか。
目指す高さは。
抜いていく相手産地はどこ。
何年後の達成を目指すのか。
などが、判るはずがない。

それ以外に怒る原因となったのが、1人1人の「目の輝き」だ。

佐賀県の普及員は、驚くほどに若い。
今年50歳になる自分からすると、子供だといっても、おかしくない世代ばかりなのだ。

その若さであれば、もっと目はギラギラとしていて良いし、それが当り前であろう。
なのに、彼らの目は、「不安と戸惑い」の色をしていた。

確かに自分は怖い。
特に「お米」の話となるると、妥協は一切しないし、社会一般的な上下関係も関係なくなってしまう。

そのことを、前もって聞かされていたから、余計に、そういう目の色になってしまったのだろうが、その気持ちの持ち方では駄目だ。
それでは生産者は動いてくれない。
どんなに一生懸命に説明したつもりでも、そのレベルでは、絶対に相手に伝わらない。

本当に実行したいと思うのなら、もっと目を輝かせろ。
もっともっと、ギラギラしろ。
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逢地ブランド

2012年07月25日 14時43分04秒 | Weblog
今日は東松浦の逢地ブランドの現地視察と意見交換会の為に、佐賀松浦に行って来た。

産地の生産意欲が、なくなって来ていると聞いていたため、少々不安を持っていたのだが、会ってみたら、そんな風には感じない。

ただ、新しい方向性が見えていないだけ。
これなら、まだまだ簡単に復活は出来る。

大丈夫、まったく問題ない。
まだまだ伸びるぞ、この産地とブランドは。
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定期報告をしてもらおうかな

2012年07月25日 08時12分09秒 | Weblog
佐賀県が提案している、佐賀米高品質化ブロジェクトの、実験みたいな事を、各エリアで試している事が、昨日わかった。
ということは、それを、どうやって成長させていくのかが課題となる。

それで自分としては、定期的に、現状報告をしてもらえないかと考えている。

なかなか、何度も佐賀にくることは出来ないから、経過が判らない。

せっかく試しているのだから、ある程度の結果は、出してあげたいと考えている。
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過去を教えるべきだ

2012年07月25日 07時49分57秒 | Weblog
昨日の出席者は、驚くほど若い。
だから当然、ひと昔前の佐賀米販売計画の事を知っている人はいない。

あの頃とは違うので、何度も、今更教えなくてもいいのでは、と思ったのだが、最終的には、教えたほうが良いという気持ちになった。

自分たちはあの頃、本当に、佐賀米を消費者に食べてもらいたい、知ってもらいたいと思って動いていた。
それは、他の産地が警戒しなければならなかった事実からも、イメージ出来るだろう。

今回佐賀米が目指しているのは、佐賀米の復活だけではなく、更なる飛躍だ。
それなら、やはり教えたほうが良いだろう。
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佐賀の人たちが見ているのかな

2012年07月25日 07時22分19秒 | Weblog
昨日のアクセスランキングも2612 位/ 1743275ブログ

佐賀に来ているから、ブログの更新がなかなか出来ないのに、アクセスが伸びているとなると、佐賀の人たちが見ているのかな。

そんなにビクビクしなくても、いいのに。
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