今年も、こだわり米を取り扱っている「和穀の会」の「29年度 花キラリ・JP米取扱説明会」が、東京・大阪・名古屋の3ブロックで開催される。
こだわり米・差別化米を取扱っている多くの店舗から、「産地情報をもっと欲しい」という意見が多数寄せられたことから、今迄のように、パワーポイントや資料の棒読みと言うという、聞く価値が無い説明と言うものは一切認めない。
取扱い店舗にとって差別化できるための産地情報と、消費者にとってもお米を選ぶポイントとなる、価値ある産地情報に重点を置いた、内容の濃い説明会となる予定らしい。
自分は、くどいと嫌がられるくらいに、産地情報の大切さを言い続け、実行してもらいたいと言い続けていた。
それでもほとんどの産地は、産地情報の大切さを甘く考え、自分の声を聞かず、情報発信をしてくれなかった。
今回から、それを我慢していた「和穀の会」も、棒読み説明に飽きてしまっている取扱い店舗も、産地に対しての見方は冷静沈着になっている。
自分は、不必要・駄目産地を選び出すだけに専念しているし・・・・
お米の将来は、29年と30年をどう乗り切ることが出来るかで、完全に決まる。
自分たちにとって、いらない産地はいらない。
使えない産地も、我慢してまで付き合う気は、もうない。
切り捨てられたくなければ、説明会の場を甘く考えないことだ。
死に物狂いで、取り扱い店舗を納得させることだ。