東京・大阪・名古屋の3ブロックで、7月中に開催される「29年度 花キラリ・JP米取扱説明会」。
そこで発表する某産地から、当日使用するための資料の、内容確認のお願いが届いた。
15分で話すには多すぎるページ数。
伝えたいことは1ページにしているなどの理由もあるが・・・
自分たちの産地や地域を説明していると時間が無くなるだろうから、この部分は、後で米屋が読んでも判るように、少し丁寧に聞いておいた方が良いような気がした。
ブランド米誕生の経緯や特徴などについては、自分たちは判っていて当然。
しかし、会場には初めて聞く米屋もいることから、判りやすい表現で、具体的に書いてもらいたいと思った。
ブランド米の1年間の取り組み、ブランドシート、新たな取り組みというのは、いかに差別化をしているのか、地域として努力をしているのかなどを伝えるための、大切な内容である。
それからすると、全体的に雑に扱っている気がしている。
ブランドシートについては、栽培部分で記載されている内容と資料で使用している写真とに、くい違いがある。
そのほかの部分についても、今年からの変更だとしたら、どういう理由から変更したのか、それによる効果の見込みなどを伝える必要がある。
送られてきた資料から、完全に欠落していたのが
・ブランド米として栽培したお米の特徴の説明。
・メーカーに頼んで調べた食味チャートの結果と、それから判る差別化できる特徴。
・産地として、消費者に伝えたい「美味しさ」などの説明。
・合うお料理やおかずの紹介。
そして
・「和穀の会」が全ての産地に対してお願いしている、販促活動について。
まだまだ追加した方が良い部分はある。
でも、15分と言う制限があるので、100%説明するには時間が足りない。
なので当然、後から読んで判る資料。
「読んでみたくなる資料」を作らなければならない。